座・高円寺
[建築] 座・高円寺
座・高円寺ファサード。環七から高円寺の駅に向かう道路際にあり、中央線からも良く見える。
劇場以外の内部の一番の「見せ場」、階段。
cafe
先日、杉並区の公共施設、「座・高円寺」の見学会に参加した。5月にオープンする施設でプレイベントの一環として、今回の見学会と講演会+鼎談が企画され、希望者を公募していた。結構希望者が多く、当選したのは半分程度だったようだ。
「座・高円寺」の設計は、2005年の2月にプロポーザルが行われ、伊東豊雄氏が設計者として決定。昨年11月に竣工、5月1日に「こけら落とし」公演。
建物は地上3階地下3階、延べ床面積約5000屐地上部分は鉄骨造、となっているが、9mm厚の鉄板を「表皮」にしてコンクリートを打ち込んでいる、「皮」が「身体」を支える構造!
プロポーザルの案は直方体に「星」のような開口が付いているものだったが、完成したものは「円錐や円筒といった曲面を組み合わせた」複雑な形状をした屋根になっている。施工の困難さが想像できる形状をしている。窓は「円」形で、ほぼ外壁と「面一」納まりで、「MIKIMOTO2」と同じような納まり見えるが、さらに「面一」の精度が上がっているようにも見える。
コンセプトは、『桜の下で「幔幕」を張ったような空間』、「テント小屋」のイメージ。「四角い箱」からテントのような形になったのは、「座・高円寺」の芸術監督佐藤信氏(「黒テント」の創設に参加)との話(劇場部分の天井高さ)や、杉並区民からプロポーザルの模型を見て「ただの四角い箱なんていやねえ」と言う言葉が耳に残った、とか。
主たる劇場は2つでほぼ同じ広さ、1階にあるものが特徴的で、「ブラックボックス」と言われていた。平土間でステージは「人力」で組み立てるのでかなり大変そうだが、使う側にはいろいろイメージが湧いて良いのだとか。地下にある劇場は、エンドステージスタイルで固定席。ロビーは両劇場で区切られることなく、空間的には階段でつながっている。2階にあるcaféには自由に入れるのではないかと思うので、この建物のもう一つの特徴的空間の「階段」はいつでも見ることが出来るのだろう。
1階ロビーの照明は、ダウンライトから床に様々な大きさの円形が表現される、個性的なものになっている。地下のロビーなどは壁と天井の取り合い部分にライン状の間接照明があり、幅の広い空間にはライン照明と向かい合う形で、ダウンライトが配置されている。
基本図や写真は「座・高円寺」のホームページhttp://za-koenji.jp/で見ることが出来る。
[days] MUJIスケジュール帳
黒皮を貼った、MUJIのスケジュール帳。
東急ハンズで少し大き目の「黒皮」を購入しその一部を使い、両面テープで止めただけなので、「アッ」と言う間に出来上がる。
MUJIのスケジュール帳の原型(MUJIのホームページから)。これはこれでよいのだが「ビニール」の手触りよりは本物の手触りの方が良いし、黒い柔らかな皮の「感じ」が気に入っている。
表紙の裏に地下鉄の路線図を貼り付ける。
ダイアリーとしては良くあるボックス型のマンスリータイプ。筆記具は2008年の「Gマーク」製品になった、MUJIの「水性六角ツインペン」握りやすいプロポーション。
裏表紙の裏(?)には、ちょっとした物を入れるポケットを付けた。最初はトレシングペーパーで作ってみたが上手く行かないので、「100円ショップ」で買った[A7」サイズのビニール袋を加工して、両面テープで接着、まあ、名刺の2枚ぐらいは入れておいても苦にならない厚さ。
以前、五反田の「東京デザインセンター」の書店で買っておいた「ブックマーク」が出てきたので付けてみた。紐が少し長いが「当該月」がすぐ分かってなかなか便利。(4月19日追加)
デザインは「鳩」!(4月19日追加)
■スケジュールは基本的にシステム手帳のボックスタイプの月毎のダイアリーに書き込んでいるが、大きな鞄を持ち歩かないことや、見学会などで重いものを持ちたくない場合もあるので、MUJIの3月から始まる月毎のペパーバックの「薄い」ダイアリーを購入して使うことにした。デザイン的にはやや物足りないので、東急ハンズで柔らかめの皮を多めに購入したこともあり、ダイアリーの表紙を「黒皮」にカスタマイズ、手触りも良いしこれはなかなかの「成功」。表紙の裏には地下鉄の路線図を貼り付けてみた、とにかく東京は地下鉄をうまく利用するのが移動には有効、もっとも外が見えない空間に長時間いるのは、あまり楽しいことではないが。
あとは、筆記用具をどのように付けるか、「しおり」的なものをどう付けるか、ロゴ的なものを入れることを考えるか・・・、時間があればいろいろカスタマイズしたいところだが。
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- Published:
- 3.31.09 / 11pm
- Category:
- 建築
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