クライン ダイサム

[建築] 20 Klein Dytham arghiyecture
間1
ギャラリー間のチラシ(表)
間2
ギャラリー間のチラシ(裏)
クラインダイサム1
世田谷区下馬にあるクラインダイサムの比較的初期(1996年)の作品:クラインダイサムのホームページより
クラインダイサム2
最近(2009年4月)の状態。折角の力作がだい無しである!何とかメンテナンスできないものか、この建物のコンセプトをよく理解したクライアントの出現を待つよりないのだろうが、何時解体されてもおかしくない雰囲気になっている。
 
クライン・ダイサム」の展覧会が「ギャラリー間http://www.toto.co.jp/gallerma/ex090116/index.htmで開催中。
クラインダイサムhttp://www.klein-dytham.com/project/architecture/idee-workstation/1の建築を見たのは世田谷区下馬に有るIDEEhttp://www.idee.co.jp/)の「ショップ+cafe」であった建物が初めてかもしれない。ガソリンスタンドのRCのオフィス部分を残して、周りに鉄骨で増築するというユニークな建物だった。当時はIDEEも勢いがあり、その近くに倉庫や工房を持っていたが、その中心的な存在だったのが、1996年にクライン ダイサムが手がけたこの建物だった。
その後、IDEEも計方針が多少変ったのか、このクライン ダイサムの建物からも撤収してしまった。現在は写真のようにほとんどこのままでは「廃墟」になってしまうのではないかとおもうような状態になっている。折角の力作なので何とか上手く使ってくれるクライアントが現れると良いのだが・・・。
■会期:2009年4月8日(水)〜6月6日(金)
■開館時間:11:00−18:00金曜日のみ 11:00−19:00
■会場:ギャラリー間
■入場無料
■休館日:日曜日、月曜日、祝日および展示替え期間
[days] ソルフェージスクール
ソルフェージスクール1
ソルフェージスクールのパンフレット。「f」のロゴは、亀倉雄策氏のデザインとのこと。
ソルフェージスクール2
ホール・練習室利用案内のパンフレットの表紙に使われている吉村順三氏のスケッチ。
ソルフェージスクール受付
ソルフェージスクールの受付。吉村順三氏デザインの家具が置かれている。
■先日、目白のソルフェージスクールの見学に出かけた。吉村順三氏の事務所は目白にあり、今でも「吉村順三」と言う表札が掛かっている。ソルフェージスクールhttp://www.maroon.dti.ne.jp/solfege.school/の建物は吉村順三氏の設計で、かなりローコストに作りあげられているが、いろいろな部分に「暖かな」雰囲気が感じられる建物だと思う。目白駅から「古道具坂田http://sakatakazumi.com/の前を通り、旧吉村順三事務所(現在1階が「吉村順三記念ギャラリー」になっていて、シリーズ「小さな建築展」開催中、土日はオープンしている:日程はホームページ参照http://www.sepia.dti.ne.jp/jymg/)の角を曲がり、徳川黎明会の建物を右に見ながら、左折してしばらく行くと、ソルフェージスクールの案内があるので、それを頼りに路地をくねくねと曲がると、淡いピンクのコンクリートに波板屋根のソルフェージスクールの建物が見える。
内部は1階が受付と事務スペースになっていて、吉村順三氏デザインの家具が出迎えてくれる。2階は様々な大きさのレッスン室で、3階にホールがある。
見学のあと、久しぶりに目白で設計事務所を一人で開いている知人と会い、情報交換などを行なった。まあ、一人事務所はいずこもなかなか大変な状況であることに変わりは無いようだ。
桂川2
桂川1
桂川駅の法面に植栽された花。
つき板打ち合わせ
最近の住宅では余り使われなくなった「突き板」の打ち合わせ風景。クリアーを塗ると大体「濡れた」時と同じような色になる(かなり濃い色になるのが一般的な傾向)。
■土曜日はいつものように日帰りで京都へ、【katsura-house】もようやく内装が進み空間がかなりハッキリしてきた、もう一息と言ったところだろうか。桂川駅付近に植えられた花々が一段と美しく咲き誇っている。


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