街のちいさな橋プロジェクト展
何か物を作るための材料も工法も時代と共に変わっていく。この展覧会は、小規模の橋を、アルミを使ったパーツを組み立てることで作る、と言うデザインを紹介したもの。橋と言うと土木的なイメージが強いが、プロダクツデザインの延長としての橋を見ることが出来る。
「日本の橋をデザインする展」の第1回目として開催されるものhttp://designcommittee.jp/2015/03/20150317.html。
近現代の日本の橋はどのようなものなのか、と言った歴史的な概観展示と言ったものも是非企画して欲しい。土木学会ではきっとそのような研究もあるのだろうが、デザインから見た日本の橋梁史を、ビジュアルに紹介すると言った感じで。
日本の場合、特に東京では関東大震災の復興事業として、御茶ノ水の聖橋(地下鉄の名所)に代表される山田守http://inaxreport.info/no174/feature1.htmlや、数寄屋橋(現存せず)山口文象といった建築家が橋梁のデザインを行なっている。
国外では、フランスのミョー橋(デザイン:ノーマンフォスター)https://www.youtube.com/watch?v=MvN9CZc_Njs https://www.youtube.com/watch?v=PbQc5QgH4Ws – t=100やイギリスのミレニアムブリッジ(ロンドン)http://basilst.blog.so-net.ne.jp/2006-04-19が話題に(これもフォスターのデザイン)・・・。ニューカッスルにもミレニアムブリッジがあるが、これは船が通る時に橋が回転すると言うユニークなものhttp://www.hilife.or.jp/cities/?p=12。現代の日本の橋は、デザインがやや硬直している様な気もしないではない。良いデザインの橋がなかなかジャーナリズムに取り上げられないと言うこともあるのかもしれないが。
■会期:2015年3月25日(水)〜4月20日(月)
■開館時間:午前10時〜午後8時・最終日午後5時閉場
■入場無料
関連したイベント:MATECO連続セミナー第九回「構造とデザインと素材」
日時:2015年4月5日(日)午後4時開場 4時30分開演 8時終了予定
場所:にこぷら新地(川崎市高津区二子2-6-47)
申込・問い合わせ:100mateco@gmail.com
定員:先着50名
参加費:学生/無料 一般/1,000円(いずれもワンドリンクつき)
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- Published:
- 3.28.15 / 11pm
- Category:
- design
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