SD Review 2009

[建築] SD Review 2009
SD
SD Review 2009の案内(ホームページのPDFファイルからプリントしたもの)
SD Reviewも今年で28回目になるようだ。雑誌SD(6801-0012)が月刊誌として休刊になってから、すでに10年近い月日が流れたことになる。休刊になった後も「SD Review」だけは続けているようで、今でも代官山のヒルサイドテラスで展覧会が行われている。以前はかなり注目された企画だったが、現在はどのような位置を持っているのか定かではない。
ず〜っと昔、当時の郵政省(大臣官房建築部)でも「SD Review」に応募して、「サテライトポスト」が入選して模型が展示されたことがあるが、今となっては遠い昔、と言ったところだろうか。ここ何年か会場に足を運ぶこともなかったが、明日は外出する用事があるので帰りにでも寄ってみよう。
もともと槇文彦氏が中心となり、途中からヒルサイドテラスで行われるようになったとのこと。今後も長くこのような展覧会が続けられることを願っている。
■会場:代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラム
■会期:2009年9月16日(水)− 2009年9月27日(日)
■時間:12:00〜19:00(最終日は16:00まで)
■ホームページ:http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2009/index.html  SD Reviewについて、過去の作品などはホームページに掲載されている。
[design] 銀座界隈ガヤガヤ青春ショー
g1
gggのDM(もうあまり会期が残されていないが)
ギンザ・グラフィック・ギャラリーggg)での展覧会。「ガヤガヤ」と言うことでサブタイトルは、「〜言い出しっぺ横尾忠則〜灘本唯人・宇野亜喜良・和田誠・横尾忠則4人展」。すなわち、4人の作家の青春時代である1960年代の銀座を中心にした作品展。
■会場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー
■会期:2009年9月2日(水)− 2009年9月29日(火)
■時間:11:00〜19:00(土曜日は18:00まで)
■入場無料(日・祝休館)
■ホームページ:http://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/index.html
*[days] 三茶在来-
滝2
滝理容店、前の通りが昔はバス通りだったのだが、現在はとても想像できない。
アムス西武
茶沢通りのアムス西武の1階が大変身していて、ちょっと見ごたえがある。
■以前一度、三軒茶屋の「さかえ通り」周辺に現存する古くからのお店を紹介したことがあったが(http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-587.html)、今日は久しぶりに第二弾で床屋さん。理容店自体が少なくなっているが、R246から「さかえ通り」に入ってすぐ右手に「滝」と言う床屋さんがあるが、少なくとも50年は営業しているらしい。「ねじりん棒」の床屋さんサインもどことなく貫禄がある。残念ながら、50年ほどほとんど床屋さんに行ったことのない身としては、あまり細かなことは分からないが、貴重な三茶在来店舗の1軒。
■このところ、と言うかかなり以前から、blogに時間を使う余裕がなく、情報は遅れるし、内容も突っ込めない状態が続いている。本来のホームページに手を入れる状況もなく、いましばらくはこんな状態が続きそうだ。
■建築史家、倉方俊輔氏のblog「建築浴のおすすめhttp://kntkyk.blog24.fc2.com/によると、以前このblogでも紹介した「博報堂旧本社http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-631.htmlが解体されるとのこと。壊してしまえば二度と手にすることのできない貴重な建物がまた一つ消えていく。本当に日本の企業経営者というか資本家と言うか、利潤以外は何も考えないものが揃っている・・・。ましてデザインを生業とする企業のすることとはとても思えないが、まあこれが日本の現実、と言うことかなあ、と思いはするが・・・。かの著名な経済学者は「人は資本が選ぶ!」と言ったそうだが、それにしてもひどいものではある。建築家協会関東甲信越支部の保存問題委員会http://www.jia-kanto.org/members/organization/hozon/の活動はどうなっているのだろう?WGのメンバー構成もちょっとおかしいような気もするが・・・、考えすぎ?
錺1
以前紹介した、竹中工務店の1階にあるギャラリー「エークワッド」で開催されている「錺」展に先日行ってきたが、展覧会のパンフレットが力作だった(もちろん展示も良かった)。
錺2
建築の飾り金物について詳しい解説が載っている。
錺3
パンフレットに紹介され、製品見本が会場にも展示されていた「清水商店」の写真。昨年8月に89年の歴史を閉じたそうだが、赤坂にこのようなお店があることを不覚にも知らなかった・・・。


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