もっとスーツを愛して・・・

『身にまとうだけで、上下一体の礼儀正しい「ボク」や「ワタシ」にしてくれる。・・・スーツは正装感よりも、凛とした働くキビキビ感が命だと思う。だからスーツは着るだけで働く意欲をその人にまとわせてくれる。着る人間が少々疲れていても、ちょっとはヤル気があるようにかばってくれる。そういう健気な存在だから、着方、愛し方によってはがぜん強力な味方になる。そう、頼りっぱなしにしないで愛して。明日もビッシとしたボクになるために。』
1997年5月の「gillie」のスーツ特集に寄せた、安藤優子さんのエッセイの一部。
何を身にまとうかはとても大事なこと、だと思う。別にスーツでなくとも良い、何を身にまとうかは、その人の生き様、かも知れないし・・・。
身にまとうものを強要するのは最低、「クールビズ」は「ルーズビズ」だと思っている。
まあ、いろいろ考え方はあるでしょうが、いろいろあって良い、いろいろ無ければ気持ち悪いし。

もっとスーツを愛して-700本文

 

もっとスーツを愛して-安藤優子-500


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