TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE

[design]TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE
21_21
展覧会ホームページより
今年のミラノサローネの時期に、トリエンナーレ美術館で開催された「TOKYO FIBER ’09」の東京展。「TOKYO FIBER 」と言うのは、日本の繊維業界の潜在力を周知してもらう目的で、様々な先端的な技術を、様々な分野で活躍するデザイナーが使いこなしてみせる、と言ったようなもののようだ。
今年は第2回目で、東京展はミッドタウンの「21_21 DESIGN SIGHT」で短期間開催されている。
展覧会ディレクターは原研哉氏、参加作家は青木淳氏|隈研吾氏|佐藤可士和氏|坂茂氏|アントニオ・チッテリオ氏など。
■会場:21_21 DESIGN SIGHT
■会期:2009年9月18日(金)− 2009年9月27日(日)
■時間:11:00〜20:00(会期中無休)
■入場無料
■ホームページ:http://www.2121designsight.jp/schedule/index.html 
[days]HILLSIDE TERRACE
⇔ TOKYO MIDTOWN

SD1
SD Review 2009
SD2
SD Review 2009 (昨日(25日)は、夜fc2の接続が悪く、ここからの画像は26日アップ)
作品も素敵だが、窓に映る木の影もなかなか良い雰囲気を出している
21パンフ
SENSEWAREのパンフレット表紙(やはり繊維で作った顔の写真?)
211
21_21DESIGNSIGHTの入口、パンフレットの顔の全体像もわかる
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パンフレットの一部(布は勿論、ネットたわしみたいなものもかなり展示されている)
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7mのキャンチレバー照明、結構迫力がある
MID
ミッドタウンに津村耕佑氏の作品が展示されていた(ここでは写真が写せる)、今日のblogのトップの写真の作者(会場ではベビーベッドに寝かされた新生児の「模型」も布で作って置かれていた)
■今日も残暑が厳しく外を歩くにはチョイと暑かったか。早昼を済ませて代官山のヒルサイドテラスへ「SD Review 2009」を見に出かけた。やはりよく考えられた建築とその模型を見るのは楽しい。すべてがデジタル化へと流されていく中で、しっかりと模型が作られているのを見るのは、なぜか少しホッとする。実際に3次元の「モノ」にはそれなりの力があるようにも思える。受付に関連のSD誌が有ったので「SD Review 2009」の歴史を見たところ、郵政の建築部に所属するS氏が入選していたのは1988年だった。その時の模型の費用をどうするかで何やらひと騒動あったのが「ついこの前」のようにも思える。
■その後、新宿の近くで2時間ほど打ち合わせをした後、乃木坂に出て「21_21 DESIGN SIGHT」に回り「SENSEWARE」の展示を見た。こちらはモックアップと言うか原寸模型と言うかと言った感じで、とにかく原寸大で(日産は模型)ものが見られると言うのも、リアルで良い。作品の多くはウイットに富んだと言うか、どこか楽しい雰囲気のあるものだったように思える。そんな中でちょっとびっくりしたのは、7mのキャンチレバーの照明器具。炭素繊維を樹脂で固めたものだが、さすがに軽さと強さを併せ持った素材と言うイメージが良く出ていた。デザインは青木淳氏で素材は東レの「トレカ」。最初に出ている原氏の水のデザインは以前見たことがある、2007年の作品と言うことだが・・・。
■かなり疲れたので、ミッドタウン定番IDEEのワッフルを楽しみに3階まで上がったが、ワッフルはメニューから外れたと言うことで、がっかりしてそのまま家路についた。IDEEはワッフルを復活すべきだ!あんなに美味しいものをなぜやめるかなあ・・・。


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