一丁倫敦と丸の内スタイル展

[建築]一丁倫敦と丸の内スタイル展
三菱1
展覧会チラシ(A3二つ折)
三菱2
同チラシ:3人の写真家がかかわっている。煉瓦も石も中国、屋根の小屋組は確か奈良の宮大工の手によるものだったと思う。
三菱3
同チラシ:展覧会の内容が紹介されている(詳しくは上記三菱一号館のホームページ参照)
三菱4
同チラシ:いろいろイベントが企画されているようだが、締め切ってしまったものも多いようだ(上記ホームページ参照)
CAFE1894-1
CAFE1894:昔銀行の窓口だったエリアがcafeになっている。
CAFE1894-2
CAFE1894の天井見上げ:かなり迫力がある。
CAFE1894-3
銀座の伊東屋で買ってきた「亀のクリップ」
郵便局
無惨に解体された東京中央郵便局:階段部分が展開図のようにみえるが、階段やトイレのタイル割は非常に厳しく行われていた、仕事で何回か入ったがその都度感心したものだったが・・・。
東京駅
帰りはJRで帰ってきたが、山手線外回りのホームは、木造で柱頭飾りなどがあり見応えがある。
新「三菱一号館http://www.mimt.jp/japanese.htmlの竣工記念展として、新「三菱一号館」で開催されている展覧会。
新「三菱一号館」の見学については以前書いたがhttp://d.hatena.ne.jp/udf/20090523、いよいよ一般にオープンされているようだ。新「三菱一号館」は三菱地所の丸の内開発の「目玉」として、莫大な費用をかけてジョサイア・コンドルの設計した建物を、金物などいくつか残っていたパーツを除いて、ほぼ何もないところから新築したもの。自分で壊してまた造ると言うのも変な話で、横で東京中央郵便局が三菱地所設計の手で解体されていると言うのも、また、何とも皮肉な風景だが。「東京中央郵便局」の話をしだすとまた長くなるので、機会があればまた別の時にでも。
新「三菱一号館」の機能は基本的に美術館で、来年(2010年)の春に開館する予定。開館記念展は「モネとモダン.パリ展」とのこと。その前に竣工記念として丸の内が「一丁倫敦」と言われたころの丸の内界隈の様子を、三菱一号館を中心に展示する、と言うもののようだ。
建物のインテリアの見せ場は、何と言っても交差点に面するコーナー部分で、銀行の窓口と事務室があったスペースと言うことになる。他は基本的に貸事務所ビルなので、普通の部屋が並んでいる、まあ、暖炉があったりして当然現在のオフィスとは全く様相が違うわけだが。
今回の展覧会を見逃すと、その後は美術館の展示室としてデパートのように、窓は内部に作られた壁で室内からは見えなくなる部分が多くなるようだ(見学会での説明によれば)。
銀行の窓口エリアが「CAFE1894」と言う、caféになっているので、今日は展覧会は見ずに、caféでお茶だけごちそうになってきた。昔の銀行の窓口は2層吹き抜けだ、それなりに迫力のある空間になっている。caféはいつも満員と言うことだったが、確かに高齢のご婦人やめずらしく男性も数多く席を埋めている。
■会場:丸の内新「三菱一号館」
■会期:2009年9月3日(木)− 2010年1月11日(月・祝)
■時間:火・土・日・祝⇒10:00〜18:00、水・木・金⇒10:00〜20:00(休館日:月曜日・祝日の場合は翌日に振替)
■入場料:大学生以上500円、中高生300円、小学生以下無料
[days]ハロウィン飾り
ハロウィン1
アーチのゲートと建築士事務所の看板にハロウィン飾りを!
ハロウィン2
こちらはフェルト製なので雨の時はしまえるように「S環」に引っ掛けてある。
黒猫
黒猫:隣家のウッドデッキで良く寝ている。
ハロウィン3
こちらは雨にも強そう!
■今日は10月1日と言うことで早くもハロウィンの月。と言ってもカトリックでもないし、勿論我が家にアングロ・サクソン系の家族が居る訳でもないが、そこはそこ、日本人の日本人たる由縁で、楽しいことは文化も糸瓜もないので(?)、我が家でもちょっと飾り付けをしたりしている。今年は門からの路地にアーチのささやかなゲートを付けたので、そこに昨日花屋さんで買い求めた飾りをぶる下げてみた。なかなか楽しそうで良いかもしれない。ついでに「udf」の看板にも飾ってみたが、これもまた結構楽しげ。ハロウィンには黒猫もつきものらしいが、春から複数の黒猫が住み付いている(飼っているわけではないが)ので、ちょうど良いかもしれない。
[画像連載] 和蘭近代住宅-1
カバー
カバー(紐で綴じる形式・写真は1枚ずつバラバラ)
まえがき
まえがき
目次
目次
凡例
凡例
奥付
奥付
作品1
2-3頁:設計・ファン・ラレン氏
古い雑誌や写真のストックが少しあるので、以前から時間に余裕のある時にblogに載せてきたが、このところ時間を取るのがきついので、少しずつでも載せてみる試みをしようと思う。手っ取り早いのはスキャンしたデータを集積しておいて、1枚でも載せていくと言うもの。そこで第1回として大正14年(1925年)10月5日に初版が発行された、「建築写真類聚 和蘭近代住宅」と言うものを連載してみようと思う。当時、オランダの建築は日本にも影響を持っていたようであるが、この写真集に載っている建築家の名前はほとんど知らない。ロッテルダムの共同住宅がどうやらJJPアウト氏のものらしいと言ったところだろうか。
今後随時載せていくことにするが、かなり似たような建物ばかりと言うことは、印象としてあるにはあるが。
オランダの住宅の影響かどうかはよく勉強していないが、堀口捨己氏が「分離派建築會」の作品集に出している「ある住宅への一つの草案(第1回作品集)」、「畫室と小温室を持つ船川氏の住宅(第3回作品集)」などはちょっとそんな雰囲気を持っているような。
堀口1
ある住宅への一つの草案(第1回作品集)」
堀口2
ある住宅への一つの草案(第1回作品集)」
堀口3
畫室と小温室を持つ船川氏の住宅(第3回作品集)」


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