PROTOTYPE03展
[design] PROTOTYPE03展
PROTOTYPE03展の案内(会期は延長されている)
会場風景
展示の一部:ハンガースツール/トラフ建築設計事務所・ミナ ベルホネンとのコラボレーションで、座面にはミナ ベルネホンのファブリックが使われる、とのこと。
展示の一部:pool/印デザイン・LEDを使った照明器具で面白い形をしている。
展示の一部:カット&ベンド/ドリルデザイン・鉄板を曲げて作品を作るわけだが、写真はそれを紙で折って曲げて作った模型。
こういうものもありました!(作品の本体は別)
東京ミッドタウン内のDESIGN HUB(http://www.designhub.jp/index.html)での展覧会。今年で2回目の「PROTOTYPE 展」と言うことだが過去2回は見ていない。1、2回目の展覧会は場所が定まっていなかったようで、今回の展覧会はDESIGN HUBでも外部企画として初めての試みらしい。
そもそも「プロトタイプ」とは何かということがあるが、一般的な理解(?)としては、新たな企画を可視化するために、量産前に「とりあえず一つ作ってみる」といった感じだはないかと思うが、それではあまりに曖昧なので、第1回目の「PROTOTYPE 展」の趣旨説明のようなものを引用しておく(第1,2回のアーカイブは今回の展覧会サイト参照)
デザイナーは「PROTOTYPE」プロトタイプをつくります。
これは実際に生産、製作する前に2次元の図面やスケッチから起こされる3次元のモデルのことであり、往々にして原寸のモデルにすることで、ボリュームやディテールのチェックするために使われます。また、初期段階として仕事や作品として相応しいかどうかを検討するためのPROTOTYPEもあります。
通常、製作、生産が前提とされたPROTOTYPEですが、昨今、多くのデザイナーが、正式な依頼がないにも関わらずPROTOTYPEをつくります。そして自ら、そのPROTOTYPEを世に問うために展示会を巡回させる、あるいはクライアント候補へプレゼンテーションします。残念ながらよき出会いに恵まれず、優れたPROTOTYPEで終わってしまうものも数多く存在します。
今回展示会で発表するプロダクトや模型は、どちらかといえば、後者の潔いPROTOTYPEです。これらが商品や建築としていかに成立していくのかという視点もさることながら、ここではPROTOTYPEゆえの可能性にも着目したいと考えています。PROTOTYPEからは実際に出来上がる建築や商品と同様、あるいはそれ以上に作者のコンセプトを感じることができ、また荒削りであるがゆえに、様々なイマジネーションが膨らませられることに驚くはずです。プロダクトデザイナーや建築家など、13組の多様なモデルやスケッチを通じて、PROTOTYPE自体の可能性を感じていただければ幸いです。
今回の展覧会は19名のデザイナーが参加しているが、どの作品を見ても大変面白い。今回展示されている作品の概要やデザイナーを紹介するのは大変なので、公式サイトに作品の概要説明と各デザイナーのホームページにアクセスできるようになっているので、興味のある人はそちらを参照してもらうと良いと思う。
■会場:東京ミッドタウン「DESIGN HUB」
■会期: 2009年11月13日(金)− 2009年12月13日(日):会期は12月13日まで延長されている
■時間:11:00〜19:00
■休館日:会期中無休となっているが、会期延長後は不明。
■入場無料
[days] 東京ミッドタウン
ミッドタウン・ガレリア吹き抜けのクリスマス飾り
虎屋ギャラリーの展示は「日本の紙展」(詳細は別の機会に紹介予定)
あの美味しいワッフルは無くなってしまったが、ひとまずIDEEのcafeで一休み。
帰りに寄った「ギャラリー間」、やはり会場内の写真は撮れなくなっている、時代に逆行する流れだと思うが・・・。
21_21 DESIGN SUGHTの年間会員を申し込んでみた。パスポート形式と言うか何回でも入場できるカード、会費は年3300円、年間で大体3.5回程度の企画展があるので毎回見に来れば・・・、同行者4人までそれぞれ200円引き。右側のカードはワタリウムのもので、現在開催中の「ルイス・バラガン展」のパスポート型入場券、こちらも展覧会開催中は何回でも入場できる。でも、それほど何回も見に行けるものでもない。
■先日、昔の職場のOB会の後、六本木の東京ミッドタウンに展覧会を見に回った。今回の主な目的は「21_21 DESIGN SIGHT」で開催中の「THE OUTLINE」展http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-664.htmlを見ること。ミッドタウンでは「DESIGN HUB」と「虎屋ギャラリ−」も必見、サントリー美術館は微妙。動線上、「IDEE」と「saya」も寄ってみることが多い。「saya」http://www.shop-saya.com/は小泉誠氏のデザインによる小さなショップだが、今回は柳宗理氏の鍋の製造工程の実物を展示していたが、この種のショップとしてはユニークだと思う。渡辺力氏の時計コーナーもある。
今回は地下にあるステーショナリーを扱っている「5th Alley Studio」http://www.boq.jp/special/2009/issue_pen/shop06.htmlというショップに寄って「+d」http://www.plus-d.com/jp/product/index.htmlの「Green Pin」を購入。
DESIGN SIGHTの深澤直人氏と藤井保氏の展覧会は面白かった。3時ごろ行ったら、団体が2組入っていたので、他を先に回り団体さんが帰った後ゆっくりと展示を見た。デザインギャラリーに団体で来るというのは、どういう発想か良く分からない・・・?一人で見て一人で考えるというのがまあ原則だと思うが、最近はそうでもないらしい。
帰りに乃木坂に回り、「ギャラリー間」で「隈研吾展」http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-669.htmlを見て、疲れて帰宅。
[画像連載] 和蘭近代住宅-18
35頁 設計:スロートーウェル氏 (マルテンドリック)
今日も写真は1頁分のみ。解説もなし!
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- Published:
- 11.22.09 / 12pm
- Category:
- design
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