回帰する未来
[建築]回帰する未来展
展覧会チラシ1
展覧会チラシ2(1と2は横につながらないといけないのだが、残念なことにそのやり方が分からない!!! 色も違うし・・・)
チラシの見開き左頁
チラシの見開き右頁(作品がいくつか載っている)
コープ・ヒンメルブラウの「回帰する未来」と言う展覧会がNTTのICCで開催されている。コープ・ヒンメルブラウと言えば、アーキグラムhttp://www.arttowermito.or.jp/archigram/archij.htmlのように「アンビルド・アーキテクト」の典型のように思っていた。作品と言えば「ファルケ街屋上改造計画」(ウイーンの写真スタジオだったと思うが資料(昔の「a+u」に掲載されていたはずだが)が出てこない、と言うか探している時間がない)ぐらいかと思っていたが、しっかりといろいろ仕事している、それも1968年あたりのコンセプトをあまり変えることなく。
今回の展覧会は、1969年の「ハート・スペース−アストロバルーン」の2008年版と「ブレイン・シティ・ラボ」(2008-)の二つで、実作などは映像で紹介されている。「アストロバルーン」は、ようやくコーオウ・ヒンメルブラウの発想にテクノロジーが追いついたということで、心拍数をビジュアルに見せるメカニズムも可視化されていて、自分の心拍数が点滅する映像に反映されていて、思わず、緊張しているかなと・・・。
コープ・ヒンメルブラウの概念的作品は、磯崎新氏が表紙を担当していたころの「都市住宅」か、あるいは「SD」に掲載されていたと思うが、資料は地下の収納の奥深くに埋没していて、今のところ取り出せない。
コープ・ヒンメルブラウの作品はチラシの裏に若干載っているが、詳しくはコープ・ヒンメルブラウのホームページで(http://www.coop-himmelblau.at/)。 最初にICCでのアストロバルーンの画像がある(二人の心拍数を反映できるようになっていて、右のバーを握る人は青い映像、左は赤)、そのままwebsiteに入れば作品を見ることが出来る。
■会場:ICC( http://www.ntticc.or.jp/index_j.html)
■会期: 2009年9月19日(土)− 2009年12月23日(水・祝)
■時間:10:00〜18:00
■休館日:月曜
■入場料:一般500円(オペラシティー・ギャラリーの半券を見せると100円引き)
[days] オペラシティー+ozone
ヴェルナー・パントン展のチラシと入場チケット(上の方の細長いもの)とパントンチェアーのミニチュア・ストラップ(ミュージアム・ショップで売っているが販売元はNadifで500円)。
高さは2CM強だがちゃんと立つ!
シーザペリのNTT
■今日は、初台のオペラシティーから歩いてozoneに。オペラシティーギャラリーで「パントン展」http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-673.htmlを見て、そのままNTTインターコミニュケーション・センターで、コープ・ヒンメルブラウの展覧会を見て、ぶらぶら歩いてOZONEのイングマールレリング展http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-674.htmlを見た。短時間に3つの展覧会はあまり良くないかもしれないが、なかなか見に行く機会も作れないのでやむを得ないかなあと。
「パントン展」は「ファンタジー・ランドスケープ」が面白かった。靴を脱いで中に入れるので空間を体感できる、その形状もさることながら、心理に働く色彩の力のようなものを実感できる。パントンは「形」とともに「色彩」を非常に重要なデザインの要素と考えていたようだ。時代背景にもよるのだろうが、「目から鱗がはらりと落ちる」ようだ、たしかに「時代」を感じさせるが、「色彩」の力を良く考える必要は有りそうだ(日本の「現在」にフィットするかは・・・)。
■先週末から、湯治に出かけた。予定していたわけではないが、仕事の合間を見て、土曜日の午後の打ち合わせの後出かけて、月曜日には帰ってくるという忙しないものだったが、温泉には8回ほど入って、ゆっくりと休養(?)。
伊豆高原で見つけた、ベジタブルダイニング「空」
2009.12.04追加 「空」のインテリア カウンター席の椅子もこのテーブルの椅子(DCWだったと思う)もイームズ。
メーカーはE-comfort http://www.e-comfort.info/
テーブルは「一枚の板」(2009.12.04のblog参照)の作品で、お寺の古材を使っているとのこと。
*[画像連載] 和蘭近代住宅-20
37頁 設計:ハアス氏
38頁 設計:ハアス氏
今日も写真は2頁分。解説もなし!
About this entry
You’re currently reading “回帰する未来,” an entry on udf weblog
- Published:
- 12.1.09 / 10pm
- Category:
- 建築
- Tags:
No comments
Jump to comment form | comments rss [?] | trackback uri [?]