清澄白河界隈

5年ほど前、JIAの見学会で「下町散歩」と銘うって、清澄庭園http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/index033.htmlから深川東京モダン館http://www.fukagawatokyo.com/　まで、藤谷先生（日大教授、残念なことに急逝された）の案内で歩いたことがある。その時、昼食は当然のごとくアサリたっぷりの深川丼　http://r.gnavi.co.jp/a328700/kodawari/ – kodawari2　。ところが、最近この清澄白河が大きく変化をしているようだ。

先日、東京都現代美術館で開催中であった「オスカーニーマイヤー展」を見た帰り、少し散策してみた。ルートは三ツ目通りを渡って、mammacafe151A http://mammacafe151a.com/ (151A:イチゴイチエと読むらしい）の前を通り、ネットで見てファーサードが気になっていたALLPRESS ESPRESSO http://jp.allpressespresso.com/ja/allpress-roastery-cafes/tokyo-roastery-cafe/　に向かう。運よく席が一つ空いていて、ミックスプレート（ボイルドエッグ、アボカド、トマト、プロヴォローネプロシュート、トースト）とカフェラテで昼食。このミックスプレートは、自分でオープンサンドを作るようなスタイル。チョッと火を通したフランスパンに、チーズなどを乗せてガブリ、これがとても美味しい。ここはもともとエスプレッソが売りのようだが、オープンサンドに合わせてカフェラテを注文、十分濃厚だ。Blue Bottleもそうだが、かなり濃い目にたっぷり、と言う感じで、CAFEのハシゴには胃薬が必要かも。個人的印象だが、ここはランチに良いのでは、また来ても良いなと思うCAFE。気になる建築もなかなか良い感じ。インテリアはどこと無くBlue Bottleに似てなくも無いが、外観はかなり違う、もともとはオフィスと住宅の複合建築だったのだろうか？現在も半分は事務所と住宅のように見える。外壁は羽目板ベースで正面には大きな扉が引き分けで吊り下げられているが、実際しめるのかどうかは良く分からない。サインもしっかりデザインされていて、スキがない感じ。欲を言えば、もう少し室内に客席があるといいかな、テイクアウトが基本なのだとしたらこんなものかな･･･。トイレが作業スペースの奥にあるので、見学するには良いが･･･、写真を作業スペース側からも撮らしてもらい、ALLPRESSを後にする。地図（ROUTE）はここでもらった。この地図は現行化されているのかどうか分からないが便利だ。この地図を頼りに駅まで散歩。途中には、いろいろ展開できそうな建物が結構見受けられる。

次に来た時にはBrigela http://brigela.com/　というお店でジェラードを食べてみたい。以前深川丼を食べた店のある通りを横切って進むと、ALL https://www.facebook.com/allstock.jpと言う雑貨屋さんがある。なぜか±0　http://www.plusminuszero.jp/　のものを結構扱っていた、外にも興味をそそる品々が並んでいて、清澄白河の変貌振りをうかがわせる。

清洲橋通りに出て駅に向かうと、昭和8年竣工と言う清洲寮（東京レトロ散歩　http://blogs.yahoo.co.jp/aromanonnon/29078687.html　）がある。この建物についての、あまり詳しい解説は今のところ見つけることが出来ていないが、一度いろいろ調べてみたい。どことなく同潤会の建物の雰囲気があるが、各戸の入り口などはかなり趣が違うような気がする。1階部分にcafebarが入るなど、表参道の同潤会化の兆しもないわけではないが、チョッと立地的にこのまま商業化するとは思えないが、先のことは分からない。1階に入っているgift_lab GARAGE http://www.giftlab.jp/garage/　と言うところで一休み。何故入ったかと言うと、勿論建物の中を見たいという理由が一番だが、道路に向かってテーブルに座ってコーヒーを入れるという、パフォーマンス的なCAFEだったと言うこともある。コーヒーを入れていたのは、一部を借りてコーヒーを提供していると言うことらしく、中はライブも出来るし、ギャラリーとしても使えるし、本家のCAFEもあるという面白い構成になっている。