毎日広告デザイン賞入賞作品展

[design]毎日広告デザイン賞入賞作品展
MG-1
デザインギャラリーDM表
MG-2
DM裏
広告デザイン界の「アカデミーショー」、とまでは行かないかもしれないが、広告デザイン賞と言えばまず「毎日広告デザイン賞」と言うことになるだろうか。大学を出たばかりの頃、学科は違ったが、一年先輩の友人が博報堂に就職していて、この毎日広告デザイン賞を受賞した時はかなり驚いた。
銀座松屋のデザインギャラリー(日本デザインコミッティーhttp://designcommittee.jp/)が会場になっているが、展覧会担当兼会場構成のグラフィックデザイナーの平野敬子氏のコメントは以下の通り。

「新聞」の定義を辞書で繙くと、「新しい見聞。社会の出来事の報道・解説・論評をすばやく、かつ広く広げるための定期刊行物。(広辞苑より引用)」と記してある。時代の現象を、すばやく、広く広げると言う情報の拡張機能は、信頼なくしては成立しない。歌舞伎座の檜舞台には歌舞伎役者しか立てないように、訓練を経た新聞記者によって構成された「新聞」という特別なステージの緊張感が、情報の質を保ち、意味と価値を生む。情報の信頼を生む。

何を言っているのか今一つはっきりしないが、まあ良いとして、ちなみに「繙く」は「ひもとく」と読むようだ、知らなかった!ちなみに、当用漢字には入っていないと思う。ちなみに、当用漢字は内閣が告示するそうだ、それも知らなかった。学識経験者が文部科学大臣の諮問か何かを受けてチョロット出すのかと思っていた、いやはや物知らずになってしまったものだ・・・。
まあそれはそれとして、最近は紙ベースの新聞はインターネットのデジタル化された媒体に押されて瀕死の状態のようだ。今回の展覧会は、低価格で売りまくる商法に押されまくってやはり瀕死の状態のデパートで行われるのは、なんとなく哀しい気がする。
インターネットのニュースは明らかに一つの視点でフルイに掛けられたものが多いので信用ならないし、安売りの販売形態はどこか怪しげで好きになれない(と言いつつユニなんとかとか、ギャなんとかとか結構愛用しているが)、デパートは一つの文化でもあるので何とか守らねばならないし、「新聞」もいろいろ問題が有るにしても、ジャーナリズムの雄として守らねばならないものであろう。
まあ、守りたいものは滅びつつあるもの、という逆説的なことにもなるが、「毎日広告デザイン賞」もぜひ頑張ってもらいたいもの。そのためにも毎日新聞は生き残らなければならない。
■会場:松屋銀座http://www.matsuya.com/ginza/evcal.html
■会期:Part1=2010年4月21日(水)−5月3日(月・祝)
■会期:Part2⇒2010年5月5日(水・祝)−5月17日(月)
■時間:10:00−20:00
■入場無料
[days] 桜と菜の花
sakura
「つくば」の桜と菜の花
cafe-1
cafe「千年一日珈琲焙煎所」のテラスのカウンター席。デザイン的にも勉強になるcafe
かふぇ-2
eva soloの珈琲容器
evasolo
千年一日珈琲焙煎所
■このところ、多事多難続きでなかなかblogを書いている時間が作れないが、ようやく仕事が一瞬足踏みしたので少しだけblogを書くことに。
と言っても厳密にいえば時間はそれなりに有るのだが、ちょっと気合を入れないとblogは書けないので、いわば「困ったblog癖」ということになるだろうか。まあ、ホームページの補完として始めたものので、有る程度無理をしてでも書きたいと思ってはいるが。
[days]は日記のようなものので、やや気が緩むがそれでも記録にはなるので、それなりにまじめに。
■先日久しぶりに「つくば」に出かけたが、ちょうど天気も良く桜が満開だった。今年は伊豆で満開、東京で満開、つくばで満開と近年ではまれにみる「お花見」続きだった(忙中閑有)。つくばでは極々々近しい知人の案内で、中央農業総合研究センターの試験農場に出かけたが、農場の菜の花と桜並木が春そのものだった。車から降りると「蜂蜜」の香りがプンと香ってくる、すごく甘い感じ。
帰りに「千年一日珈琲焙煎所」という変わった名前のcaféで一休み(http://1001coffee.jugem.jp/)。そこで出てきた珈琲の容器が面白いものだったhttp://www.assiston.co.jp/?item=1019(デンマークのeva solo社http://www.evasolo.com/dk/products-cafesolo.html)、お店もなかなか良いデザインだったが、天気も良かったので外のデッキ席でケーキとコーヒーをいただいた。
荻窪-1
三菱東京UFJ荻窪支店:安藤忠雄+三菱地所設計(もうじき完成)
荻窪-2
ちょっと信じられないDETAIL(実施設計は三菱地所設計なのだろうが、このベッタリしたシールはどうした訳か???)
 
八幡裏-2
青梅街道で見た銅版葺きの店舗付き住宅(崩れそうだ!)
八幡裏-1
看板はすでに外されているが、建具のデザインも気が利いている(八幡宮裏のバス停そば)
 
*[画像連載] 開店休業


About this entry