天野太郎の建築展

[建築]天野太郎の建築展
天野1
展覧会チラシ(表)
天野2
展覧会チラシ(裏)
東京芸大美術館での「天野太郎の建築展」。天野太郎氏の名前は聞いたことが有るが、実際の作品については知らなかった。今回、東京芸術大学美術館で展覧会が開かれる。この美術館では時々建築の展覧会が開かれる。磯崎新氏の「間」、「吉村順三展」、「バウハウス・デッサウ展」等々ここ何年かは毎年1〜2回程度建築に関する展覧会が有るようだ(美術館のサイトのアーカイブスは非常に見にくい!)。
芸大ゆかりの建築家、あるいは直接関係ない建築関係と、いろいろな企画が有るようだ。今回は芸大名誉教授の建築家の展覧会と言うことになる。
天野太郎氏は、1952 年渡米し、タリアセンにおいて晩年のフランク・ロイド・ライトに直接師事した数少ない日本人のひとりだそうだが、余り作風にそれらしい感じが無いような気がしないでもない。日本に戻った後、欧州を視察旅行した際、「アルヴァ・アアルトの建築に接して新たな目を開かれ、」たそうなので、作風にある傾向をもっていると言うわけではなく、いわば「天野太郎」が考える有機的建築を具現すると言ったものなのだろう。
黒澤明邸を設計していると言うのがなんとなく不思議な感じもするが、住宅作品もいくつかあるようだ。黒澤明(監督)邸は松原にあったと言うことだが、写真を見ると随分広い敷地だ。永野邸と言うのはまだ代沢にあるようだが、世田谷の代沢だとしたら10年ほど住んでいたが、どうもそれらしい建物を見た記憶がない・・。展覧会のサイトの作品写真のページが面白いhttp://sites.google.com/site/amanotarounokenchikuten/home/sakuhin-shashin-sen
■会場:東京藝術大学大学美術館 陳列館2 階 http://sites.google.com/site/amanotarounokenchikuten/
■会期:2010 年5 月11 日(火)〜 23 日(日)・月曜休館
■時間:10:00 〜 17:00(入館16:30 まで)
■入場無料
[days] オイルフィニッシュ
カットサンプル
テーブル天板の傷んだ部分を切り取ったものだが、小口(厚さは60mm有結構重厚だ)は健全なのでオイルで拭くと綺麗に木の肌が出て良い雰囲気になる。
■テーブルの作成がまだ続いているが、昨日OZONEに行き「マルホンhttp://www.mokuzai.com/のショールームで天板の仕上について相談してきた。「マルホン」のショールームは結構役に立つので時々出かけてみるが、今回はテーブルの部材のカットしたものをもって行き、ためし塗りをしてもらった。基本的に植物性オイルか蜜蝋と言うことで考えていたが、少量から販売している植物性オイルhttp://www.mokuzai.com/product/finish/finish-1.phpで十分機能を果たしそうなので、0.2Lのサイズのものを注文した。基本的に塗装をすると「濡れ色」になるが、植物性オイルのオイルフィニッシュでも、やはり少し濃いめの色が付きちょうど良い雰囲気に仕上がる。持って行ったサンプルが小さかったので、残念ながら樹種までは分からなかった。
[画像連載] 建築家の家 休載
またまたお休み


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