キリヌケ成層圏

[art]キリヌケ成層圏
キリヌケ
切り絵は転載禁止になっているが、blogのトップページのタイトル切り絵は・・・。
キリヌケ手帖
プリントアウトしたものを手帳に張り付けて!
Blogにもいろいろあるようだが、「キリヌケ成層圏:切り絵ブログ- 歴史上の人物の似顔絵と創作切り絵」と言う面白いblogがある。偶然見つけたものだが、前述のように「歴史上の人物」を取り上げており、似顔絵の「切り絵」には管理人の引用文が付けられているものもある。もちろん「切り絵」がメインで魅力的だが、この引用文もなかなか面白い、中には管理人が自分で現代語訳しているものもある。
人物紹介」と言う項目が有り、これがまたよく調べてある、関連した内容のリンクもあり、そのリンクを見ると世の中すごい人がたくさんいるものだと感心する(例えば「ビアズリー」の関連リンクとか)。インターネットの良い一面がそこに見ることが出来るように思える。
「作者紹介」のペイジを見ると、趣味で切り絵を作っていると言うことでまたビックリ、これが趣味だとするとプロは焦るのではないかと思うが・・・。
そんな訳で、いくつかの切り絵を引用文付きでプリントして手帳に挟んでいる時もある。特に気に入っているのは、「Rene Descartes難問は分解せよ」、「Georg Wilhelm Friedrich Hegel歴史から学べることはただ一つ。人間は歴史から何も学ばないということである」、それに「Immanuel Kant」,「出典不明」として引用されていた(今は削除されているようだが)「人生の労苦に耐えるには三つのものが役に立つ。それは希望、睡眠、そして笑いである。」と言う部分も気に入っている。特に「睡眠」は全くその通りだと思う、他の二つもまあそうなのだろうが、チョット定番すぎる気がする。
カントと言えば常備軍廃止を唱える「永遠平和のために」が必読だと思うが、20年ほど前の朝日新聞の連載に森本哲郎氏の「言葉巡礼記」と言うものが有り、その中に「これで、よし!」と言う言葉を見ることが出来る、それはカントが息を引きとるときの最後の言葉だそうだ。カントの逸話に絡めて森本氏は、「ひとは様々な生涯を送る。私はカントのような規則的な生き方を手本にしようとは思わない。が、彼のように、自分の人生に納得して、息を引きとるとき、「これで、よい」と言ってこの世を去りたいと思う。」と書いている。このコラムを見て以来、息を引きとるとき「これで、よし」と言えるように、それなりに頑張ってみてはいるのだが・・・。
話がそれてしまったが、どうも最近の世の中、「哲学の貧困」が気になる、まずは「キリヌケ成層圏」を眺めて歴史と哲学から学んでみよう。ヘーゲルの言葉が耳に痛いが・・・。
他に気になったのは、「モリエール」、「カール・マルクス」と言ったところだろうか、まあ、全部を見たわけではないので目にとまったところ、と言うことになるが。
「切り絵」は転載禁止となっているので、この「切り絵」に興味のある方は、「切り絵ブログ」を見てください⇒http://kirinuke.blog83.fc2.com/
[days] 模型
全体700
全体模型(1/30)、窓などの開口部は作り込んでいない。基本的にキッチンが中心のリフォーム。
キッチン500
キッチン部分のアップ(模型)。パネルの色を間違えたが模型としては一応これで説明。
ダイニング側
手前の収納は元のイタリア製システムキッチンの面材を一部に使い、以前の面影を残している。カウンターのトップと脇のパネルはADVANの「コーリーライト」9mmで、家具屋さんと大工さんが加工、上手く出来ている。システムキッチンのカウンタートップともマッチしている、キッチンと一緒にカウンターの見積もりを取ったが、その約40%のコストで出来ている。工程ぎりぎりで船便が付いてなんとか間に合ったが、当初は12.3mmか6mm(一部2枚合わせ)のDETAILを作成していたので、納まりは急遽変更。
撮影
模型の全体撮影は、地下のスタジオでドライエリアを背景に手持ちでおこなったが、余りブレもなくまずまず。
■昨年からかかわっていた住宅のリフォームが先日竣工した。キッチンのリフォームを中心としたリフォームだが、パースの代わりに「1/30」の模型を作ってみた。やはり図面ではなかなか分からに部分が、模型だとかなり分かりやすくなる。特に今回はリフォームと言うこともあり、かなり忠実に仕上げの色・材質などを再現することにした。システムキッチンの面材などは、ネットからそのメーカーのものをダウンロードして使ったり、いろいろ試みた。もっとも、かなり細かな部分を作り込むので、かかった時間はかなりなものになってしまった。それでも、クライアントに理解をしてもらうためには、有効な手段であることは間違いない。CGを使ったプレゼンテーションが世の中の主流、と言う風潮もないわけではないが、模型の力は大きい!もちろんプレゼンの善し悪しでデザインの本質が左右されるものではないが、コミュニケーション手段としては、様々なツールを十分に使いこなすことは重要!
ちなみに、システムキッチンはキッチンハウスのものも検討したが、クライアントの希望でパナソニックのもので実施。パナソニックも深澤直人氏をデザイナーに起用するなど、デザインに力を入れているようだ。
■金魚たちの調子が悪いようだ、病気?環境になじめない?水が悪い???


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