SEA RANCH CONDOMINIUM vol.2
[建築] SEA RANCH CONDOMINIUM Charles Moore
東京12chの「美の巨人たち」で、シーランチの続編が放送される。先日の放送は主にシーランチに別荘群がどうして、どのように開発されたかと、その構成についての紹介だった。
土地開発業者のアルフレッド・ポークのことは勿論知らなかったし、ローレンス・ハルプリンが事前調査を1年にわたって行っていることも初めて知った。
出来上がったものだけに「日が当たる」と言うことは、ある意味建築の宿命でもあるのだろうが、ローレンスハルプリンの調査の周到さには驚いた。
少し顔を出した石井和紘氏とは、「赤坂捨庵」でお茶をいただいたり、ヴェンチューリ氏設計の日光霧降「メルモンテ」のビレッジストリートでお茶会まがいのことをしたりと、ほんの少しだけ「知人」だが、放送があることは石井さんからの葉書で知った。
もう少し半紙をしてくれると面白かったと思うが、どうもあの番組の作り方には疑問がある・・・。ちなみにインタビューの場所は赤坂にある石井さんの自邸、「赤坂捨庵」で壁の白い布のようなものは、中に羽毛を詰めた布団のような「仕上げ材」。
石井和紘氏は、C・ムーアがイエール大学で教鞭をとっているとき、C・ムーアのところに留学していた関係で、シーランチのコメントを求められたのだと思う。穿った見方をすれば、12chにシーランチ取材の根回しをさせられた、のかもしれない・・・。
イエール大学でのことをまとめた「イエール建築通勤留学」は当時の建築状況が(裏側から)よく分かって面白い。
今回は、主に内部の紹介になるのだろうと思うが、また例によって信じられないほどくだらない、「もじもじクン」まがいの狂言回しが出てくるようなので、どれだけ内容のあるものになるのかやや心配だが。
チャールズムーアの作品について、まとまった形で見ることが出来る書籍が出ているのかよく分からないが、「MLTWの住宅」と「a+u」の1978年5月臨時増刊「チャールズ・W・ムーア作品集」、「GA:シーランチ」がとりあえず手元にあるので、チラシを配って学生さんに放送日を周知しているのだが・・・、見てくれているのだろうか。
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胸がときめきました!
[Days] ifif
■auのififファイルが入手しにくくなっている。まあ、手に入る時があれば運が良かったぐらいのところか。
[PTT-B]提出されたスケッチをチェックして、180分の間に説明するのだが、なかなか説明し切れない部分もある。もう少し時間が欲しいところだが・・・。
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- Published:
- 11.14.05 / 9pm
- Category:
- 建築
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