猪股邸+3CYLINDER HOUSE
瓦を木端立した園路-意外と歩きやすい
[建築] 「時を経て輝きつづける 建築の記憶」
日本建築家協会ではいろいろな委員会や部会で見学会を行っているが、udfが所属する関東甲信越支部の建築交流部会でも継続した見学会を行っている。
もともとは現代建築・近代建築をさまざまな角度から見学することと、カルチャー教室など建築の専門家ではない一般の人に、建築家の仕事を知ってもらう、と言った目的を兼ねて実施していた。
udfが担当するようになってからは、東京に残された数少ない「近代建築」を保存再生した建物を中心に、文化女子大の内田青蔵教授、日本大学の大川三雄助教授の協力を得て見学会を行ってきた。
その一環として12月17日(土)に成城に残されている吉田五十八氏設計の猪股邸を内田先生の案内で見学する。今回は昭和の住宅と平成の住宅を同時に見ようと言うことで、渡辺篤史の住宅番組や「TOKYOU HOUSE」などで取り上げられている、田中誠氏設計の「3CYLINDER HOUSE」を見学する。
猪股邸は「せたがやトラスト協会」が管理運営するもので、増築部分は野村加根夫氏の設計によっている。増築部分にある一畳台目の茶室もなかなか面白い。以前特別に茶室内部を拝見する機会を得たことがあるが、吉田五十八の四畳半の茶室とは違った楽しさがある。
ちなみに、猪股氏の別荘は吉村順三氏の設計のようだ。
[Days]内部足場
■我が家も築14年で外部周りのシールが切れ始め、開口部周りに足場を架けメンテナンスを始めた。内部については、吹き抜け部分のトップライトに手製のシェードを設置しているが、高さが6mほど有り内部足場が必要となる。
今であれば内部足場を省略できるような手立てをしておくだろうが。それにしても下から見上げると結構迫力ある足場になっている。明日寸法取りして「ユザワヤ」で布を購入して今週中に作成予定。
■夕方からOBの知人と3人で会食。なかなか面白い話がいろいろ聞けて、時々こんな会合もよいもの。
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- Published:
- 11.16.05 / 12am
- Category:
- 建築
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