喜多俊之デザイン展

*[design]喜多俊之デザイン展

 

(写真説明:上の2枚はフライヤー、下の2枚は我が家のスタジオにある喜多俊之氏デザインの時計)

プロダクツデザインナー(この呼び名が当を得ているかは分からないほど広範囲な活動があるようだ)の喜多俊之http://www.toshiyukikita.com/の展覧会。腕時計から家具、ロボットまで何でもデザインするデザイナー。まあ、なんとなく「まるっこい」デザインをするデザイナーという印象があるが・・・。先日営業に見えた三栄水栓http://udf-tokyo.com/weblog/?p=902の水栓もかなり丸っこくって・・・。今回の展覧会は新宿のOZONEの3階の「パークタワーホール」で開催されるが、このホールは吹き抜けになっていて、よほど会場構成をうまくしないと、空間に負けて展示されているものが「霞む」ような印象がある。実際の展示写真を見ると、中央部分をフレームで絞めて、イメージが拡散するのを押さえようとする印象がないでもない。小さな腕時計から家具まで展示してあると思うので、「喜多俊之」の全貌を知るにはよいかもしれない(写真で見ると家具が中心のようなので、小さな作品があるかどうかは?⇒あまり小さなものは展示されていないようなhttp://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/1207.html)。

我が家には喜多俊之氏がデザインしたものではアルミダイキャストのclockがあるだけだが、コンクリートの打ち放しの肌によく合うので気に入っている。退職するときに職場の同僚の方が贈ってくれたっものなので余計に愛着がある。

■会場:新宿リビングセンターOZONE 3F パークタワーホール

■会期: 2011 年10月27 日(木)-2011年11月13 日(日)

■時間:10:30~19:00(水曜休館)

■入場無料

 

*[脱原発+再生可能エネルギー] 脱原発ツイッターデモ@渋谷・原宿 レポート

  

  

  

 

(写真説明:上段・中段・下段左はスタートから表参道の様子、下段中はトッズ、横の建物が工事中で普段見えない部分が見えている。下段右はスタートの宮下公園でデモ参加者を数える人。)

前回のblogで【呼びかけ文】などでその概要を紹介したがhttp://udf-tokyo.com/weblog/?p=1173、実際にどんなものか参加してみた。ツイッターでつながる若者のデモで音楽が楽しいパレードでもある。渋谷の明治通り沿いにある宮下公園がスタート地点。この宮下公園は渋谷区がナイキ・ジャパンに命名権を売り、公園整備の費用をナイキ・ジャパンが負担したようだが、だれでも楽しめるはずの公共公園が私企業の名前をもった有料の施設になってしまったという、いわくつきの公園であるhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E4%B8%8B%E5%85%AC%E5%9C%92。ホームレスの問題があるにせよ、このような渋谷区の姿勢は疑問の残るところだ。

それはそれとして、デモの方はいたって穏やかで楽しいものだった。例によってデモの隊列は2つに分断されていたが、それでも両方の先頭にパーカッションを中心にした「楽団」が付き、前のグループの先頭はシャボン玉を吹きながら行進。ベビーカーや小さな子供を抱いたお母さんも参加していた。

コースは宮下公園を出発して電力館前から消防署の手前を曲がって渋谷区役所前交差点、そこから公園通りを下って、井の頭通りの西武の間を抜けて、エドワード鈴木氏の設計した宇田川町交番の横から東急本店通り、スクランブル交差点から宮益坂、青山通りに入り槇文彦氏設計のスパイラルの前を通り表参道へ。表参道では隈研吾氏、伊東豊雄氏、安藤忠雄氏、妹島和世氏などの建物を車道から眺めながら行進、明治通りに戻り、スタートした宮下公園で解散。ピッタリ二時間のウォーキングだったが、運動不足か、途中で歩道橋から写真を撮ろうと階段を登ったら足がつってしまった・・・。

来月もパレードはあるようだ、情報は主催者のblog⇒http://twitnonukes.blogspot.com/に載ると思うので興味のある方はぜひ参加を!

2011.11.06追記:デモの様子です(秋山里央さんによる11/5のTwitter脱原発デモの映像)http://www.youtube.com/user/rioakiyama#p/u/0/Uexgce-WaaA

 

*[days]  fade clock

 

 

(写真説明:上段はフライヤー、下段は我が家のダイニングの壁に掛けたところ)

■先日、ミッドタウンのDESIGN TIDEの会場に出かけた時、紙でできた時計を購入した。素材は卵のパックと同じ方法で作られた紙製、デザインンも文字が半分押し出されたような形で面白い。我が家の白い壁に(経年変化で少し色あせた感じもピッタリ)溶け込んだようで、明りの方向で文字の影を読み取るような雰囲気になっている。素材についてデザイン会社のコメントが載っているので紹介しておく。

パルプモールド
パルプモールドは、卵の紙パックや果物の緩衝材として広く使用されています。その殆どが、100%古紙で出来ており、使用済みの製品を回収すれば、何度でも原料として使用できます。軽くて強度がある事から、現在は緩衝剤として使用されていますが、安全な素材、印刷可能、形成が自由、独特の風合い、などの特徴があり、
さらには耐水加工、断熱加工など、技術的な進歩により使用範囲も広がっています。パルプモールドは、今後さらに可能性のある素材であると、私達は考えています。

デザインはKANIKAPILAという会社http://www.kani-design.com/#。この時計についての紹介はhttp://www.kani-design.com/blog/blog/works/designtide-tokyo-2011/。素材を作っている会社は「名古屋モウルド」http://www.mould.co.jp/index.html


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