絵に描いた座右の銘 展

 [design] 絵に描いた座右の銘  展

銀座G8での東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)http://www.tis-home.com/の展覧会で、座右の銘を絵に描いて販売(初日11時~11時30分まで抽選権を配布)。

絵に描いた餅」をもじってのネーミングだと思うが、「座右の銘」とはそのようなものかもしれない。とは言え、世の中結構「座右の銘」が好きなようで、「日経おとなのOFF」8月号http://www.zassi.net/detail.cgi?gouno=31753でも最近「座右の銘」を特集している。日本人は「座右の銘」が好きなようだが、ほとんどは「絵にかいた餅」状態・・・。今回の展覧会のネーミングはTISのヒットではないだろうか。「絵」を書く人たちが、「絵にかいた餅」状態の「座右の銘」を取り上げる、なかなか洒落ていると思う。それにしても、先人の言葉をどう生かすかは、今生きているその人自身の今の問題、と言ってしまえばそれまでだが。

我が「座右の銘」はいろいろあって、それぞれの場合で違うので、「座右の銘」を少し広く考えてみることにしている。業務日誌のトップに書いてあるのは、「難問は分割せよ!」、デカルトの「方法序説」の言葉を若干カスタマイズ。次はカントの臨終の言葉と言われている「これでよし」、出来ればこう言って終わりに出来るようにしたいと言うことで。もうひとつカントの言葉と言われているもの、人生苦労に耐えるには3つのものが役に立つ、それは、希望、笑いそして睡眠、とりわけそれなりの睡眠は絶対に必要。そして、マルクスの「すべては疑い得る」(出典不明)、とにかく何でも安易に信じてしまうのが日本人の大きな弱点。そして、徒然草、勿論建築の設計からすれば、「家の作りようは、夏を旨とすべしhttp://www2.yamanashi-ken.ac.jp/~itoyo/tsuredure/turedure050_099/turedure055.htm、最近、南側に大きな開口を持たず、屋根に太陽光発電パネルを乗せた、おかしな住宅を提唱するヘンな設計士が出てきたりしているが、人の心地良さを何でも数字に換算してしまう「専門家」がいて、それを持ちあげるマスコミがいる、何だかどこかで見たような風景だ。他にも徒然草には「友にするに悪き者、友にするに良き者http://www5f.biglobe.ne.jp/~mind/knowledge/japan/tsuredure035.htmlなど、なるほど、と思わせるものがある。いろいろな講義の時に「キリヌケ成層圏」さんhttp://kirinuke.blog83.fc2.com/の切り絵とともにこんな(上のレジュメ)ものを作って話をしている。

まあ、いずれにしても「座右の銘」は、有っても無くても、どちらでも良いようなもの・・・、かもしれない、要は本人次第と言うことか・・・。

■会場:クリエーションギャラリーG8  http://rcc.recruit.co.jp/g8/

会期:2012年8月20日(月)~ 9月14日(金) 休館日:日曜・祝日

■開館時間:午前11時~午後7時

入場無料

 

 

[days] 伊豆高原

   

   

   

上段:切麦屋あいだ アプローチ・前菜・薬味・手毬寿司(金目鯛)、中段:BAAN HATAH 外観・ランチ3種(3人だったので3種とって) 下段:cafe空(アプローチ)・女性人御用達ローズテラス・プールサイド・伊豆急アニメトレイン

■久しぶりに伊豆高原に温泉に入りにしばらく逗留。金曜日の朝から東京を離れたため、官邸前抗議には2回続けて参加できないこととなったが、逗留先でエネルギー選択に関するパブリックコメントを書いてfaxで送付、プールなどで「もんじゅくんTシャツ」を着用して、脱原発の意思表示。伊豆あたりまでくると、原発問題の影は薄いような感もある。もっとも、以前伊豆高原のあるCaféで聞いたところでは、皆、原発については心配したり反対しているとのことだった。

■今年も、ルネッサ城が崎のプールで一日のんびり過ごす時間を持つことが出来た。このプールには30年以上かよっている、昔は「黒潮プール」という名前だったが、いつのまにか「ルネッサ城が崎」に変わっていた。空いているし、家族連れが中心でなぜかのんびりできる心地よいリゾートである。帰りに久しぶりにCaféそらhttp://izu-cafesora.com/に寄って一休み、オーナーから伊豆高原の情報をもらい、3日目の昼食は「切麦屋あいだhttp://www.kirimugiya.com/と言うちょっと変わった饂飩屋さんへ。前菜がなかなかのものだし、うどんもつゆも美味しい。前菜が出てくる饂飩屋さんと言うのも珍しいかもしれない(3日目は雨時々曇り)。

■伊豆逗留4日目、午前中女性陣御用達のローズテラス2度目の買い物、その後八幡野の来宮神社へ(135号線を下田に向かって八幡野の交差点を右折、しばらく行くと左に朱塗りの橋があり、それを渡って左折して道なりに進むと突当たりが来宮神社)。前回工事中だった門が出来上がっていた、いつもながら荘厳な雰囲気、今日は珍しく2組の参拝者に出会った。その後、135号へは出ずに裏から「二本松(美味しい和食屋さん)」の前を通り、「そら」のオーナーから教えてもらったタイ料理の「BAAN HATAH」 http://www.baan-hatah.com/へ行き昼食、ここも美味しい。午後からは天気も良くなったので、ルネッサ城が崎のプールでのんびり過ごし、帰りにCafé「そら」で一休み。今回の外食は、135号線「池入口」交差点から入ってしばらく行った右側にある「更科」(ここも美味しい、特に夏場は「てんころうどん」が良い)、「切麦屋あいだ」、「BAAN HATAH」、お刺身はいつもの「カネ光水産」に予約してお持ち帰り、買い物は伊豆高原八幡野口前の「ナガヤ」、といったところ。今夜は途中で寄った「カネ光水産」の鯵とカマスの干物で夕食。

 

[days]小型風力発電機模型

某2級建築士設計製図講座の課題模型を1/100で作成したが、追加で小型風力発電機を屋根に乗せることにした(「趣味」の領域)。プロペラ型ではなく、5枚羽のベンチレーター型で、かなりアレンジしても模型としては難しい。もちろん発電はできないがフ~と吹けば回転する。対象製品は以前紹介したサクラエネジ―http://udf-tokyo.com/weblog/?p=3378の家庭用150Wタイプ。軸受は1.5mmのハトメ、軸は虫ピン、羽及び羽と軸受けとのつなぎは紙、と言った素材で作成。写真のアップには耐えられないが、少し離れればまあそれなりに・・・。写真は模型全体を掲載、制作に約2週間かかり、我が家の「財務大臣」から非難轟々!

   

   

   

   

   

   

模型のベースは梱包用段ボール箱の一部を使用、建物本体はスチレンボード2mm、部分的に1mmガラス部分はプラ板0.35mm建具框等は図面のコピーを両面テープでプラ板に張り付け、ガラス部分をカッターで紙だけカットして框・方立て等を残してはがす。

階段踏み板と木製ルーバー航空用ベニヤ0.4mmフィンランド製、池袋東急ハンズで購入)を使用、0.4mmだと比較的カットし易く3枚のベニヤ板から構成された0.4mmの合板なので、バルサのように簡単に割れたり折れたりすることは無い。接着剤はスチノリのみで組み立てている。

点景は「TERATADESIGN」  http://www.teradadesign.com/の「1/100 建築模型用添景セット No.1住宅編」 http://www.teradamokei.jp/product/tenkei/1100/1100-no1.htmlかみの工作所製)  http://www.kaminokousakujo.jp/を部分的に3セット使用、北側ランマ部分目隠しは「パンチング ホワイトPP-2」(光栄堂製)http://www.koeido.org/高木ソフトカスミ草22gをお茶の水レモン画翆  http://www.lemon.co.jp/で購入、フェンスは新宿の世界堂西口店  http://www.sekaido.co.jp/光栄堂製の「モデルパーツ100-白」を購入。

生垣は透明のプラ板に両面テープを張りランドスポンジ(光栄堂製) http://www.koeido.org/kilandsponge.htmlの、「細目」のもをさらにハサミで細かくカットして張り付ける。一般の低木植栽ランドスポンジの「細目」と「荒目」を混ぜて張り付けるが(「荒目」は廃番とのこと)、必要に応じてソフトカスミ草を小さくカットして加える(ベースに穴をあけ何本かまとめてピンセットで下から引っ張りこむ)。

太陽光発電パネルは黒い紙の上に、ダークベージュの透明樹脂板にカッターでモジュール寸法に目地を付けたものを、スプレーノリを軽く吹き張り付ける。

掲示板と懸垂幕には現在横浜美術館で開催中の「奈良美智展」  http://udf-tokyo.com/weblog/?p=3185のフライアーを縮小して張り付け、懸垂幕け金物は「カラーミニ針金」の白を使用。掲示板の裏には奈良美智氏の「NO NUKES」と藤波心さん   http://ameblo.jp/cocoro2008/のポスター(岩井俊二監督作品friends after 3.11 http://iwaiff.com/fa311/)を余り見え過ぎないように貼ってある(と言うか、絶対に見えない:最下段左)!

 

 


About this entry