中村好文展 小屋においでよ!
建築家中村好文氏の展覧会。Come on – a my Hut! 中村好文氏は「小屋」が好きらしい、夏のアトリエ(?)も「小屋」ぽい。たしかコルビュジェも「小屋」が好きだった、建築家は「小屋」、あるいは狭い空間が好き、なのかも知れない、芦原義信氏の書斎はたしか2畳だった。芦原義信氏といえば、中村好文氏が在学していたころの武蔵野美術大学の主任教授だった(当時は磯崎新氏が助教授で、黒川紀章氏の後の建築学生会議の議長を務めた保坂陽一郎氏、スーパーグラフィックスの手法を用いた竹山実氏、伝説のbar DUG http://www.dug.co.jp/history.htmlのインテリアデザイナー岩淵活輝氏などが教鞭をとっていた)が、直接授業を受けたことは残念ながら私は無い、というかほとんど学校には夕方のゼミ以外は余り行かなかった(いつの間にか自分の話になっていた・・・、同い年だが中村氏は1年先に卒業している、ということは一浪?)。
中村好文氏は住宅の設計がほとんどだと思うが、「as it is」http://asitis.sakatakazumi.com/という小さな個人美術館を千葉に設計している。有名な話だが、目白の吉村順三氏の事務所に向かう道に、「古道具坂田」http://sakatakazumi.com/という骨董店があるが、中村氏が吉村事務所にいた時に店主の坂田氏と親しくなり、その美術館を手がけたということのようだ。京橋に「三日月」というお蕎麦屋さんがあり、その店舗を中村氏が設計していて、店には「古道具坂田」からの骨董品も飾ってあった。郵政にいたころ昼休みに銀座線に乗って時々お蕎麦を食べに行った、なかなか美味しいお蕎麦屋さんだったが今はもう無い。
中村氏の住宅の設計コンセプトは「ふつう」ということのようだが、ここ何年か「ふつう」という言葉は一つのキーワードになっている感がある。よく知られた(?)ところでは、D&DEPARTMENT http://www.d-department.com/jp/が以前出していた雑誌「d」に、深澤直人氏が「ふつう」という連載をしていたが、そこに「ふつうの家」の話も載っていた・・・http://udf.blog2.fc2.com/blog-entry-527.html。
どうも話が散漫になってきた、このところいろいろ疲れている、住宅の設計も基本設計がまとまりかけているが、混構造のチョッと難しい家になりつつある。
ところで、「ギャラリー間」は乃木坂にある、すぐそばでは
・「21_21」http://www.2121designsight.jp/で、コーネリアスhttp://www.cornelius-sound.com/(このごろYMOとのコラボレーションが時々見られる、幕張でのNONUKES2012 http://nonukes2012.jp/でもコラボをしていた)が音楽を担当している「デザインあ」展、
・国立新美術館では「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源」展 http://www.nact.jp/exhibition_special/2013/california/、
・森アーツセンターギャラリーでは「ミュシャ」展http://www.ntv.co.jp/mucha/が開催中、これに
・designhub http://www.designhub.jp/exhibition/2013/03/14-1500.htmlや
・AXIS http://www.axisinc.co.jp/ に回るとすると、とても一日では無理だ!
・ミッドタウンのMUJI(4月25日改装オープン)がどうなったかも見なければ、
・虎屋のギャラリーものぞきたいし、
・中洞牧場cafe http://udf-tokyo.com/weblog/?p=4113で美味しいソフトクリームも食べなければならない、
一日では無理だ無理無理!「ワニの腕立て伏せ!」
■会場:ギャラリー間 http://www.toto.co.jp/gallerma/
■日程:2013年4月17日(水)〜2013年6月22日(土)
■時間:11:00~18:00(金曜~19:00) 休館:日曜月曜/祝日
■入場無料
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- Published:
- 4.7.13 / 11pm
- Category:
- 建築
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