TSUKUBA1983
[建築]磯崎新ブックアーカイブス
DMで来た訳ではないが「DM」
「栖十二」のサンプル?(「ときの忘れもの」ホームページから)
外苑前駅から外苑西通りを少し麻布方面に歩くと、右手の路地の奥に「ときの忘れもの」http://www.tokinowasuremono.com/index_j.htmlと言うギャラリーがある。綿貫夫妻が企画運営するユニークなギャラリーで、磯崎新氏の書簡形式による銅版画集『栖 十二』
http://www.tokinowasuremono.com/editiong/22isoza.htmlの出版などで知られているが、安藤忠雄氏や石山修武氏の版画など、結構建築家との仕事も多いようだ。
今回の展示は、「東京デザイナーズウィーク」http://www.design-channel.jp/tdw/とも連動している感じで、見に行きやすいかもしれない。体力があれば、「ときの忘れもの」を見て、外苑前の「hhstyle.com青山店」http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=IDIR&code=shop_aoyamaのcafeで一休みして、絵画館前のTDWのメイン会場によってから、歩いて「東京ミッドタウン」の「design tide」http://www.designtide.jp/09/jp/の会場に回り、途中で「ギャラリー間」に立ち寄り「隈研吾展」を見るのも良いかもしれない。とは言え「ときの忘れもの」は12時開場なので、午後から全部回るのは時間的に難しいかも知れない。やはり何回かに分けて行くしかないか・・・。もっとも、以前に比べこのデザインイベントも、あまり興味をそそられるもので無くなりつつある感じがないでもないが。
以下に「ときの忘れもの」のメールから、今回の企画の案内を引用しておく。
◆磯崎新ブックアーカイブスI ― TSUKUBA1983
<http://www.tokinowasuremono.com/artist-001-tenrankai/index.html>
会期=2009年10月27日[火]―11月3日[火] 12:00-19:00 *会期中無休
企画・選書:浜田宏司(Booklayer)
新企画「ブックアーカイブス・シリーズ」は、企画ごとに設定されたコンセプ トに沿って選書された「書籍アーカイブ」に軸足を置いた企画展で、「書籍アーカイブ」とアート作品を同時に展示・販売します。
第一弾として、建築家・磯崎新のポスト・モダン(モダニズム)ムーブメント最盛期の代表作「つくばセンタービル」(1983年)に焦点を当て、版画作品〈TSUKUBA〉や旧・筑波第一ホテルで使用されていた倉俣史朗デザインの家具、及び磯崎新の著作及び何らかのかたちで作品やテキストが掲載された書籍や雑誌など500冊を展示販売します。
※会期は、明治神宮外苑で行なわれる「東京デザイナーズウィーク」(10月31日[土]〜11月3日[日・祝日])に合わせて、10月27日[火]―11月3日[火]まで無休で開催しますので、遠方の方もぜひご来場ください。
■会場:ときの忘れもの
■会期: 2009年10月27日(火)− 2009年11月3日(火)
■時間:12:00〜19:00
■入場無料
[建築]吉村順三:園田高弘邸
園田高弘邸の継承と活用を考える会のチラシ(表)
園田高弘邸平面図(会のパンフレットから):「吉村順三のディテール」彰国社刊に詳しく掲載されている
極めて心地よいコーナー
詳細(柱からある程度距離を置いて外部建具が配置されている)
詳細
先日、自由が丘にある、ピアニストの園田高弘氏(故人)の自邸を見学する機会が有った。
「音楽と建築の出会い」と言う形で、「園田高弘邸の継承と活用を考える会」http://www.tamamati.com/modules/tamamati8/index.php?id=8主催の音楽会+講演会が有り、折角の機会なので参加させていただいた。
コンサートはピアニストの田村響氏の演奏、講演は建築史家の内田青蔵先生。内田先生には建築家協会の見学会では大変お世話になっている。コンサートの始まるまでの時間、「園田高弘邸」の吉村順三氏の設計になる部分を先に見学。
1955年に竣工した住宅で、77屬離灰鵐僖トな建築で、コンサートは小川洋氏の増築した部分で行われた。吉村順三氏の部分と同じような構成の建物が、つなぎの空間でほぼ「L字」型につながっている。一部吹き抜けで2階に向けて傾斜天井がかかると言う、空間的にも同じような構成だが、吉村氏の空間は文字通り「簡素にして品格あり」そのものの空間になっている。特にコーナーを抜いた暖炉の横のソファーが置かれた空間は「絶品」だった。角に遮蔽物が来ないように、南面を柱のラインから少し下げて「抜けた感じ」を造り出している。
園田邸は吉村順三氏の住宅作品として、コンサートなどの企画がある時に見学できるので、興味のある人はぜひ一度訪れてみると良いと思う。
[days] カステラ焼き
浅草紀文総本店のカステラ焼き(箱にかけられた紙のデザインなどユニーク)
カステラ焼きDETAIL
■先日、以前設計した住宅の玄関の壁紙を貼りに出かけた。以前、まだ暑い頃、千石にある「紙舗直」にクライアント夫妻と出かけて購入した、手漉きの紙をクライアントと二人で2時間半ほどかけて貼った。面積はさほど大きいものではなかったが、「水切り」をしたり紙の配置を検討したりしながらの作業で、意外と時間がかかったが、やはり手漉きの紙は趣があってなかなか良い。窓部分には新たに障子を入れたが、吹き寄せのちょっと「粋」な感じにデザインしてみた。いくつかの案からクライアントに選んでもらったので、クライアント夫妻も納得の出来栄えとなったようで良かった。
■お土産に、浅草の「紀文総本店」http://ryoma.cantown.jp/cgi-bin/WebObjects/Cantown.woa/wa/shop?id=112の焼きカステラを沢山いただいた。「紀文総本店」は明治の創業でお煎餅などでも有名なお店のようだ。今日も用事で浅草に行ったが、なかなかいろいろ見て回る時間がとれない。是非行ってみたいと思っている「合羽橋珈琲」http://allabout.co.jp/gourmet/cafegohan/closeup/CU20060713A/にも行っていないし、白井晟一氏の善照寺本堂http://rempei.web.infoseek.co.jp/photo/kiji/011zensyoji.htmlも見学していない。「soi」http://www.soi-s.jp/shopinfo/index.htmlにも行けてない。
[画像連載] 和蘭近代住宅-11
23-24頁 設計:クーベルス氏(ヒルヴェルヒュム)
今日も写真は2頁分のみ。解説もなし!
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- Published:
- 10.22.09 / 10pm
- Category:
- 建築
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