火焔太鼓、宇宙の響き・・・

火焔太鼓

[design]火焔太鼓「二つで一つ」、宇宙の響き・・・
銀座松屋デザインギャラリーでの展覧会http://www.matsuya.com/ginza/design/0123e_sugiura/index.html。「火焔太鼓」と言う名前はそれなりに耳にするが、それが演奏されているのを見たことはないので、どんな音がするのか知らない。勿論写真程度は目にすることはあるが。そこで、今回の展覧会のセミナー講師でもある杉浦康平氏の、「工作舎」から出ている『宇宙を叩く』に関連したコメントを引用しておく( http://www.kousakusha.co.jp/DTL/tataku_interview.html )。

楽器でありながら、その打音にあまり力点が置かれていない。むしろ、華やぐ装飾をもつ存在そのものに意味があるということです。このような太鼓は、ヨーロッパでは例をみない。ヨーロッパの音楽は音の美しさや卓越した技巧、なによりも調和的な音階音楽を目指したので、濁りのある音や雑音を排除する。それが今日の音楽の主流となっています。
しかしアジアでは、音程がゆらぎ、雑音を発する非機能的な楽器がいくつも生まれ、今なお存在している。その代表が火焔太鼓であり、建鼓です。
火焔太鼓は、右方と左方の一対の大太鼓です。その意匠は、月と太陽、鳳凰と龍、二つ巴と三つ巴・・・。いくつも対原理が潜んでいます。

■会期:2005年12月27日〜2006年1月23日
■会場:松屋銀座7階デザインギャラリー1953

[Days]シェード作成
■朝から残りのシェードの作成。昼過ぎごろ本体は完成、昼食後設置してやっと3畳分のトップライトにシェードが付いて、トップライトからの冷え込みは抑えられることになった。
■シェード設置前に昨日施工したシールの現場確認。街場の単管足場はかなり危険を感じる。まず、体を鍛えておかないと登るのにも苦労する。それに、足か手が滑ればその瞬間に宙に舞うことになる!とにかく危ない。
シールの職人さんは小柄な60代後半の人で、足場を架けた鳶は背の高い若者だったから、兎に角、足も手も届かないところがあり、その結果仕事にも支障が出てくる。トップライトのシールが上手く出来ないので、単管を一本追加してもらってやっとまともな仕事が出来るようになった。そこまで見に行かなかったら、不完全なまま済ませてしまっただろうから、兎に角きちっとした監理が不可欠。
ところで「品確法」によれば、工事中に4回の検査で性能を確認することになっていると思うが、それってほとんど冗談の世界ではないか?4回の検査で何が分かるのだろう?(品確法⇒http://www3.ocn.ne.jp/~vam-k/archinow02.html

コンベックス
実際には、ストッパーのあるほうから先に入れる。
■シェードを付け終わったので、夕食を挟んでコンベックスのカバーを作った。大きさが少しおかしくなったが、1mmのスチレンボードで芯を作り、手元にあった柔らかめのグレーの皮で仕上げ、蓋は無いが鞄の中に入れておくには調度良い。


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