花椿ビスケット
缶のデザインとビスケット表面のデザインは同じ花椿
資生堂パーラーのシールをデイ・ランナーのリフィルに貼ってみた
[gourmet][design]花椿ビスケット
また食べ物の話だが、今回はデザインも関係している、と言うと少し大げさかもしれないが。テーマは「花椿ビスケット」、と言えば当然、資生堂パーラー製ビスケットhttps://www.shiseido.co.jp/parlour_shop/05/05index.htm 。
甘味抑え目で飽きがこないところが長い人気のポイントだろうか。値段も手ごろでアフターヌーンティーにはピッタリのお菓子。クッキーと言う存在が一般化した中で、「ビスケット」と言う呼び名も時代遅れのようでいて、時代の先端を行っているように思える。箱に入っているカードの説明には以下のように書かれている。
フレッシュなバターをたっぷり使い、手作りの良さをいかして焼いています。そのため花椿型が機械仕上げのように鮮明にでないのですが、素朴な焼き上がりとフレッシュなバターの風味をお楽しみください。昭和25年頃の発売当初から変わらぬレシピで多くの人々に愛されているロングセラーです。
包装紙に張られているシールも資生堂パーラーのロゴでブルー・黒・金が巧みに組み合わされている。このロゴデザインが好きかどうかは別にして、資生堂パーラーの個性が出ているようにも思えるが・・・。もっともいつ頃から使われているロゴかは調べてはいない、結構最近のものかもしれないが。
朝日新聞の記事の一部
[時評]就学援助
昨日の朝日の一面トップは「就学援助4年で4割増」と言うものだった。「資生堂パーラー」のビスケットの話のあとでなんだが、そもそも「就学援助」なる言葉を知らなかった。
生活保護に準ずる程度に困窮している家庭の児童に対し、文房具代や給食費などを自治体が援助すると言う制度とのことだが、別に「発展途上国」の話しではなく、現在の日本で起きていることと知って驚いた。
一方では××族とかいった、他人のお金を使って贅沢な暮らしをするような階層が存在する一方で、子供の給食費を払うことも困難な階層が存在する。一昔前の日本では考えられなかったことだ。
「4年で4割増」ということは小泉政権になってから急増したと言うことだろうか。東京・大阪では4人に一人が、自治体から援助を受けないと子供の給食費を払うことすら出来ないという・・・。
苅谷東大教授(教育社会学)のコメントが載っているので紹介しておく。
二極化に驚き
塾に1ヶ月に何万円もかける家庭がある一方、学用品や給食費の補助を受ける子どもがこれだけ増えているのは驚きだ。教育環境が、義務教育段階でこんなに差があって、次世代の社会は、どうなってしまうのか。今後、自治体が財政難を理由に切り捨てを進めるおそれもある。機会の均等もなし崩しになっては、公正な競争社会とは呼べない。
「富」の集中が起こり、階層間の貧富の差が大きくなってしまうと、社会全体が荒れてくることは言うまでも無い。小泉政権が進めるアメリカ型の競争社会は日本にはふさわしくない。競争し争うことではなく、互いに補い合って共存することこそが日本人の持つ文化ではないのだろうか。
経済の問題は政治の問題でもある、そろそろ何とかしないと手遅れになりかねない。過酷な競争社会は人の心を荒廃させ、暮らしにくい社会を作ることになるのではないだろうか。あたかも「競争こそが正義」的風潮がはびこっているが、明らかにその行き着く先は、「持てる者」も「持たざる者」も共に「すさんだ」暮らしだと思わざるを得ない。
[Days]探し物
■一日探し物をかねた片付け。結局探しものは見当たらず、パソコンに残ったデータをプリントして間に合わせた。それにしてもデータ消失のダメージは大きい。
■九州旅行をする人を「大鳥居」のホテルまで送る。まだ比較的道路は空いている。
■昨日に続き「古畑任三郎」を見る。イチロー選手の演技はたいしたもので、とても素人とは思えない。明日は松嶋菜々子が犯人役、で、「古畑任三郎」は終わりとなる。
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- Published:
- 1.5.06 / 12am
- Category:
- design
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