車椅子用段差解消機
玄関を開けたらビックリしてしまうのではないか!
[建築]車椅子用段差解消機
高齢化社会と言われて久しいが、住宅にアプローチする部分での段差は結構多い。道路と敷地・玄関土間と玄関ホール、最近は都市の中の比較的細分化された敷地に、車庫を取り込んだスキップフロアーの住宅など、意外と言うか予想した通りと言うか、段差の多い時代であることは間違いない。
一般的に段差解消用のスロープの勾配は「1/12以下」となっている(解消すべき段差の大きさによって勾配は緩和されることがあるが)。50cmの段差を解消するためには、6mのスロープが必要と言う事になるわけで、一般住宅では難しいものがある。
たとえば2世代住宅でスキップフロアーにした場合、1階まで上がればそのフロアーで段差の無い計画は可能な場合もある。1階まで上がることが出来さえすれば、都市のスキップフロアー住宅でも高齢者の生活は可能と言うことになる。
勿論、スロープで上がるのは非現実的であることは明らかだし、ホームエレベーターでそれだけのストロークのものがあるのか?以前麻布郵便局の窓口で1m程度の段差を解消するエレベーターを見たことがあるが、さすがに住宅では見たことがない。
そんな状況の中で、「車椅子用段差解消機」と言うものがあるようだ。実際に使ったことが無いので、その性能についてあれこれ言えるわけではないが、既存の建物に対してはそれなりに有効なような気もする。ピットが必要でない機種もあるようなのでその点も改修には適しているかもしれない。操作性は、繰り返しになるが、実際に使ってないので不明。デザインは良くない!(テーブルリフターの域を出ていないような気がする)
写真は広洋産業(http://www.koyoeng.com/)のカタログから。
[Days]立面検討
【PTT-B】今日が作品展最終日で採点に行く。学部の作品展も副手サンといっしょに見学、さすが二時間をかけているだけのことはある。模型の電源は接続用パーツを間違えてしまったので、線を切断して直結した。何ともお粗末な失敗だったがまあ無事点灯した。学部の作品に河井寛次郎の家を設計すると言うものがあったが、今日の「美の巨人たち」が京都にある河井寛次郎の住宅(記念館⇒http://www.studiomiu.com/kanjiro/)。
【momo-house】今日は立面について検討を始めたが、とりあえず平面を立ち上げるにとどまる。
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- Published:
- 2.11.06 / 10pm
- Category:
- 建築
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