フィンランドの森と湖で育ったデザイン
[design]フィンランド の 木
白金にある「SPACE TRY」での展覧会。「SPACE TRY」については以前から何度か書いているが、artのギャラリーというよりは、designされた「製品」を「即売」しているようなことが多い。リラインスのMITATEよりはartに軸足を置いたような感じ。
今回の展示はサブタイトルが「フィンランドの森と湖で育ったデザイン」と言うことで、デザイナーはMarkku Kosonen(マルック・コソネン)http://www.markkukosonen.com/index.htmと言う、フィンランド・ヘルシンキ生まれ(1945年生)。展覧会の内容についてはTRYのサイトに詳しい説明がある⇒http://www.spacetry.com/artists/kosonen/kosonen.html
■会期:2006年3月8日(水)〜 3月25日(土)
■開館時間:AM11:00〜PM7:00 (最終日PM5:00終了)期間中は日、月休廊
チョッとサイズが大きすぎた
記事で紹介されている地下鉄青山1丁目駅のサイン、かなり綺麗なのではないかと思う。近いので是非一度見てみたい
[design][書籍]art&mode
イビデン建装株式会社http://www.ibidenkenso.jp/の季刊誌http://www.ibidenkenso.jp/a-m.htm「art&mode」の015号。特集はユニバーサルデザインで、表紙に点字が使用されている。いろいろ企業の広報誌を見る機会があるが、表紙に点字が使われた例は見たことがない。真っ白な表紙に点字が打たれているデザインは、ヘンな言い方かもしれないがなかなか美しい。
最初の見開きページにはイラストで子供自転車の走行幅(≧60)、電動シルバーカーの走行幅(≧90)など色々な例が上げられている。
ところで、ユニバーサルデザインとは何か?
・・・ご存知のように、「ユニバーサルデザインの7原則」があります。・・・
「ご存知のように」と言われるとチョッとまずいかもしれない。おおよその概念は、「全ての人が使いやすいデザイン」と言った感じで、なんとなく分かった気になっていても、「7つの原則」とはっきり言われてしまうと・・・。
ちなみに「7原則」は以下のとおり。
|にでも、公平に利用できること
◆〇箸上で、自由度が高いこと
使い方が、簡単ですぐわかること
ぁ”要な情報が、すぐに理解できること
ァ,Δ辰りミスや危険につながらないデザインであること
Α〔詰併兩をとることなく、少ない力でも楽に使用できること
А.▲セスしやすいスペースと大きさを確保すること
と言うことになるようだが、そもそもこの「7原則」を提唱したのは、
ノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンター故ロン・メイス所長等が中心になって提唱。彼は障害を持つ者とそうでない者とのデザイン上の区別をひどく嫌った。このプライドこそが、車椅子使用者である彼が生み出したユニバーサル概念の源であると考えられている。アメリカのユニバーサルデザインに対してヨーロッパではデザインフォーオール、イギリスでは包括的(インクルーシブ)デザインがある。
ちなみに、表紙の点字はこの「7原則」を点字表記したものであった。
他は、中部国際空港のユニバーサルデザイン、ユニバーサルデザインとしての「サインデザイン」など。
連載記事が何本かあるが面白い、そのうちの「Art Serendipity」で「かわいいと日本人」と言う、「今が旬」な文書が載っている。日本の文化と「かわいい」は近頃と言うか、奈良美智雄氏や村上隆氏などの評価が定着して以降、いろいろな形で語られているが、一度ゆっくり勉強してみなければならない課題かも知れない。
[Days]001案修正版
【momo-house】昼前からプラン検討。クライアントからと言うか、いっしょに作業しているインテリアコーディネーターから修正意見が入る。かなり基本的な問題で、面積にかかわる内容であり、即検討に入る。要求を忠実に反映していくとおかしな部分も出てくる。原因は具体的に出されている与条件と、許容面積がやや矛盾している傾向にあることか・・・?
【nnm-mm】クライアント+アドバイザーと連絡、来週打ち合わせ予定。
■午前中新しいパソコンの購入手続き。
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- Published:
- 2.20.06 / 11pm
- Category:
- design
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