代官山のパイオニアたちは、永遠不滅です

SALUS1
SALUS4月号表紙
SALUS2
老舗中の老舗、クリスマス・カンパニーとアートフロントギャラリー
SALUS3
SALUSに載っていたテーブコーディネート・・・ウム!
代官山
http://d.hatena.ne.jp/udf/20060227、もう次の号が準備中で梱包があいている駅があったので、1冊いただいてきた。
特集は「おもてなし上手のティータイム」ということで、テーブル・コーディネートと少しだけスイーツ。写真を一部載せさせてもらったが、ちょっと有り得ないかなあといった感じがするが・・・。マンションのモデルルームとかグラビアのテーブル・コーディネートとかって言うのは一種の虚構ではないかと思うが、多くの「商品」はこうして売られていく部分があるのかもしれない。
[街シリーズ]は代官山で6頁の記事で結構充実している。同潤会の集合住宅が壊されて、なんとも情けない超高層マンションが建ったころから、代官山は何となく明治通り方向に伸びていく傾向があるように思う。しかし、代官山といえばやはり、朝倉家と槇文彦氏により形作られてきた、HILLSIDE TERRACEhttp://www.hillsideterrace.com/)ではないだろうか。表参道ヒルズの「森ビル(http://www.mori.co.jp/)」と安藤忠雄氏によって作られた惨めな姿に比べ、そのクライアントの質と建築家の品格の違いがあまりにも対照的に表れたと言えよう。東京の代官山という場所を愛し大切にしたクライアントと建築家に対し、表参道ヒルズは、東京を食いものにするディベロッパーと、東京という場所に無頓着な「著名建築家」の醜悪な虚構に過ぎない。今日の茶会の席でも、表参道ヒルズはあまりにもひどすぎるという意見が大半を占めた。森ビルの次のターゲットは銀座松坂屋といわれている。東京に本拠地を持たない松坂屋は、恐らく銀座の持つ特殊性には無頓着であろう。森ビルはそういうやり方で東京を破壊し食い尽くしていくのだろうか・・・。
長生殿
長生殿
[Days]梅見の茶会
■例年国立の知人宅で行われる、ごく内輪の茶会に「陰点て」の手伝いに行ってきた。お菓子に長生殿http://d.hatena.ne.jp/udf/20041222 が使われたが、特に遠州流の茶会というわけではなく、お手前は裏千家でお稽古をしている同僚の建築家が行い、席主は先輩建築家。お茶はさらっと終わらせてあとは例によって宴会。
長正殿を扱う「森八」が東京にも店を2箇所出していて、そのうちの神田のお店のものとか。
まあ、そんなわけで今日はまったく仕事は出来なかったが、電車の中でOMのコンペのスケッチを少し。今回も時間的には厳しい状況だが出来るところまでやってみようと思っている。
■今日TVを見ていたら、杉村太蔵国会議員は小泉氏のことを「上司」と言っていたが、本気でそんなこと考えているのだろうか?国会議員の上司は主権者たる国民なのだが、そういうことをまったく理解しない国会議員と、それをまったく批判しないジャーナリズムって・・・?何かヘン!


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