UNBALANCE/BALANCE

竹尾1
竹尾ニュースレター春号表紙「コメノヒカリ」
竹尾2

[design] TAKEO PAPER SHOW 2006
例年、表参道のスパイラルガーデンとホール及びショーケースで行われている、「竹尾http://www.takeo.co.jp/の「TAKEO PAPER SHOW 2006」が明日から始まる。なぜか今回は案内が来なかったので、今日KGJCの帰りに表参道で下車して「青山見本帖」に寄って案内をもらってきた。いつも封筒をはじめ凝りに凝った案内状が作られているが、今年はなぜか「どこにでもある」ような案内状・・・。
というわけで、今回は竹尾が出している、小さな季刊の「竹尾ニュースレター」から。これは佐藤卓http://www.tsdo.jp/のデザインした「コメノヒカリ」という照明器具(ネーミングが上手い!)で、竹尾のコレクションなので当然「紙」が使われている。説明は以下のとおり。

マットな黒紙に透過する光がまるで小さなバロック真珠のよう。
レーザーカットしたスーパーコントラストスーパーブラックの裏にはわしが貼ってあり、
100×30=3000粒のお米が貼り付けてあります。
それがちょうどお茶碗一杯分なんだそうです。
行儀よく並ぶお米たちを見ていると、
自然の豊かさをしみじみと感じます。

和紙と黒い紙は両面テープで貼ってあり、黒い紙の穴の部分にお米を一粒ずつ貼り付けていったそうで、全部貼り付けるのに8時間かかるそうだ!「日本の自然は田んぼなど、人がつくった自然であるといいます。100屬凌綸弔妊┘▲灰1000台分の冷却装置の役割も果たす」そうだ、日本はもっと人と自然を大切にしないと。そんなことをちょっと考えさせる作品かもしれない。「竹尾ニュースレター」春号にデザイナー佐藤卓氏の話が載っている。
■TAKEO PAPER SHOW 2006
■会場:SPIRAL(表参道)
■会期:4月13日〜15日(15日は学生特典があるそうだ)
■時間:11:00〜20:00
図解1
図解市街地建築物関係法令 警視庁建築課編纂 東京警眼社発行
図解階段
上記図解書の「階段」の図。結構面白い、90度曲がりの部分4段は「普通適当ト認メラルル」、5段は「危険ト認メラルル」とのこと。
文庫
錯乱のニューヨーク(文庫版)
錯乱のNY_L
錯乱のニューヨーク(単行本)
[Days]前期授業
【KGJC】今日から前期の授業が始まった。今年は変則で1,2年合同の授業のため100人近い人数でもあり、パワーポイントで建築基準法と実際の建築の話を最初にしてみた。
最初の画像は本城氏http://www.tokyo-source.com/japanese/archives/2005/09/012.htmlの日経アーキテクチャーの秋葉原の写真を紹介(本城氏の「ミニチュア」的写真の情報は、LAN管理者からのもの)、その後は戦前の「市街地建築物法」の「図解」の階段や道路斜線の図(現在と余り変わらない)、レム・コールハースの「錯乱のニューヨーク」の「ゾーニング法」、「a+u」の1987年の増刊号からクライスラービルの写真と逸話、「新建築」1955年8月号から「焼け跡」の写真、宮脇檀編著「日本の住宅設計」から「プレモス」、「増沢洵自邸」に絡めて小泉誠氏の「9坪ハウス」と「無印良品の家」、あとはudfの郵政時代の仕事から少しと、伊東豊雄氏の作品を2つ、それに手塚氏の「屋根の家」、「超合法建築図鑑http://www.kenchikubunka.com/synergy/book_view.php?id=52 (この表紙、写真が小さくてわかりにくいが、もしかしたら本城氏の写真?⇒サイトの写真が変わってしまっている:2006.05.01)予告からも少し、といった感じでスタートした。
■久しぶりにラッシュアワーに突入、おまけに電車が遅れていて超満員のため表参道で降りた頃には体力をほぼ使い果たしていた・・・。帰りは表参道で降りて「青山見本帖」に寄って渋谷まで、重いキャリアーを引きずりながら歩いた・・・。


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