Graph TEPCO
Graph TEPCOより、水琴窟の説明の部分
遠州流のサイトから、洞水門の説明図
[design]水琴窟
Graph TEPCO(http://www.tepco-switch.com/life/g-tepco/index-j.html 今日はまだ4月号)の5月号の特集は「水のチカラ」。飲む水から聴く水までいくつかの切り口で「水」を特集。その中に「水琴窟」の話が載っている。日本庭園の技法の一つとされているが、地中に甕を埋めてその中に水を溜めておき、その中に落ちる水の音の反射音を楽しむもので、小堀遠州の発案と言われている。遠州流のサイトによると、「多才な遠州の創案したこの洞水門は、今日水琴窟と呼ばれるものの原型と言われていますが、その作り方は小堀家代々の秘伝として受け継がれてきました。http://www.enshuryu.com/hatumei.htm」。最近の水琴窟は甕の中に溜まる水量を一定にして、常に心地よい反射音が聞こえるような工夫も凝らされているようだ。
水琴窟はいまや一つのブームなのだろうか、かなり沢山のサイトがある。そんな中で水琴窟の音を聴けるサイトもある⇒http://www2.tokai.or.jp/hikaru/。
小堀遠州については以前に書いているが、江戸幕府初期の普請奉行にして茶人。幼いときに千利休にも会っているようだ。利休ののち、茶道は古田織部から小堀遠州へと武家の茶道へと展開していくことになる。そして現在は、戦前の女子教育の中で裏千家が採用されたこともあり、茶道と言えば裏千家のような状況になっているが、三千家の表千家、武者小路千家の他「利休の同僚であった藪内剣仲」の藪内流(秀吉の聚楽第飛雲閣で茶事を担当していた関係で、今でも西本願寺の飛雲閣で藪内流の茶事が行われているようだ。以前NHKの番組で、飛雲閣へ舟入する場面があったが、なかなか趣がある)、利休の流れを汲む山田宗偏による宗偏流などなど・・・。そう言えば、江戸千家と呼ばれる流派もかなりの規模なのではないかと思う(http://www.edosenke.jp/histry/index.html)。
「現代茶道『六流』」などという分け方もあるらしい。その「六流」とは「前述の宗旦四天王のほかに、籔内紹智を流祖とする藪内流、古田織部の流れを汲む、遠州流小堀家をさしますhttp://homepage2.nifty.com/sweetnii/ocya.html。」
細かな流派分けの解説が面白いサイト⇒http://www.keys99.com/keys/k126/928393B9/ 。
[days]打合せ
【momo_house】午前中構造事務所と打合せを行い、午後からクライアント(代理)と打合せを行う。一部検討事項が残ったが建築本体についてはほぼ固まってきた、あとは設備のつめと何よりDETAILの検討が重要となる。特に階段・エントランス・和室の造作と言ったところか。1/50の模型を預けたので、いろいろ調整が出る可能性はある。やはり模型は分かりやすく図面では読み取れない部分を確認することも出来る。NHKで先日放送した中村好文氏の番組でも模型はかなり威力を発揮していた。CADで書かれたパースも良いが、住宅の場合やはり「手のぬくもり」と言ったものが大きな力を持っている。やたらに大きくて何となく「仕事でやってます」的な建築にはあまり魅力を感じないが、住宅の設計は直接「人」を感じることが出来て楽しいものだと思う、勿論それに伴うさまざまな困難はあるが。
【吉_house】午前中構造事務所と打ち合わせたが、屋根の架構を含めて力を上手く流すのが難しい。斜線制限から軒高が厳しくそれに伴う難しさもある。
■昨日運転免許証の更新に行ってきた。写真を見ると物理的な衰えは如何ともし難いが、まあ、精神はそれなりに、それなりに!まあ、何とか頑張ろう!
■dさま:アースデイのコメントありがとうございます。夕方からの雨はチョット残念でしたね、やはり夜とは言え、天気がよい方が最後に盛り上がれると思いますし。家庭菜園は仕事に追われて当分お預けですが、是非ダンボールコンポスト実現したいと思っています!
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- Published:
- 5.2.06 / 9pm
- Category:
- design
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