タウンボイス
[書籍] 木々の棲む場所
朝日新聞のタウン情報誌(紙)「タウンボイス」が結構面白い。今月は表題にあるように「木々の棲む場所」と言うことで、タブロイド版の紙面一杯に(下にチョット宣伝)色濃く「緑」の木々の写真で構成されている。1,2面だけが特集記事だが、印象は結構「こってり」していて、つい行ってみたくなるような写真が並んでいる。
紹介されているのは、世田谷目黒の「緑地」8箇所で以下のとおり。
■瀬田四丁目広場・・・この季節、鬱そうたる森では:世田谷区瀬田4丁目4-41-21⇒http://www.geocities.jp/okamoto_naturewalk/seta.htm
かつてはいくつもあった近代別邸建築だが、この辺りに残るのはここ瀬田四丁目広場の旧小坂別邸のみだとか。その敷地の半分は、国分寺崖線の斜面だ。斜面を覆い尽す木々。ただそこに根付き、空を目指して伸びる。そんな有りのままの木が集まる森の美しさがあった。・・・
■成城三丁目緑地・・・森の小道の向こうにあるもの:世田谷区成城3-16
・・・森の深部に迷い込むようなその道の先に、あたかも”隠れ沢”のごとき湧水を発見できるはずだ。
■碑文谷八幡宮・・・都市で最後に残る神様の森:目黒区碑文谷3-7
創建は鎌倉時代とも室町時代とも言われる碑文谷の八幡様にやってきた。・・・最後まで木々が棲舞う場所として残るのは、こうした神さまの杜(森)なのかもしれない。・・・
■等々力渓谷・・・両岸から渓谷を覆う新緑:世田谷区等々力1-22-47
■駒場野公園・・・駅からすぐの、武蔵野の原風景:目黒区駒場2-19
■林試の森公園・・・今は樹木の安息の地」品川区小山台2-6-11(管理事務所)
■岡本静嘉堂緑地・・・元来、森は人を寄せ付けない:世田谷区岡本2-23
鬱そうとして暗い、しかし森というのは元来そうしたものだと思い出させてくれるのが、岡本公園から静嘉堂文庫美術館辺り一帯を含む岡本静嘉堂緑地の森だ。・・・
■蘆花恒春園・・・庭の森を歩く蘆花夫妻を想う:世田谷区粕谷1-20-1
詳しく書けば良いのだがチョット時間が無いので、朝日新聞の販売店で手に入れてもらうことで・・・。Web⇒http://www.setagayameguro.com/townvoice/townvoice.htm(この号の情報は載っていないように思われるが?)
もっとも、写真を見て期待していくと、思わぬ「肩すかし」を食うことがあるので、まあ期待半分で、と言うことだろう。
[建築] THE 26TH INAX DESIGN CONTEST
送付されてきた作品集、なかなか充実していて面白い
金賞作品:I-HOUSE 窪田建築アトリエ 窪田勝文氏
このコンテストは『住宅建築における「施工技術とデザインの向上」』を目的として毎年行われているもので、今年の受賞作品は⇒http://www.inax.co.jp/design-contest/26jusho.html
審査員は、
審査委員長:會田雄亮(陶芸家)
審査委員:中村好文(建築家)
審査委員:木下庸子(建築家)
審査委員:山中潤一((株)INAX執行役員 総合技術研究所所長)
となっている。審査委員長が陶芸家の會田氏という辺りがINAXらしいといえば言えるか・・・。審査員と受賞作品の相関関係が今一不思議な感じがしないでもないが。
流石に力作ぞろい、と言うか日本の住宅建築はかなりレベルが高い・・・、かな?
[days] PORTER
小物を入れて歩くには丁度手頃
「生活良品」の苔玉をガラスの器に入れてみた(器のチョイスは我が家のもう一人のデザイナー:小物を飾るのが上手い)
今日届いた花!THANKS!
「無印良品」のこのアラーム時計、これ凄く良い!
■CAD疲れの気分転換にチョット買い物をかねて散歩。大野カバン店http://www.sangen-jaya.com/mt/nakamise/2005/11/ohnobag.phpで「吉田カバン」の小さなカバンを買ってもらう。まあ、遅めの「誕生日プレゼント」ということで。ちょっとした外出にはピッタリ。入れて歩くものは、★一部ピントが合わなくなってしまった「MINOLTA DIMAGE X」、★立ったままスケッチするのに都合のよい「黒皮カバー付 RHODIA」、★mailも電話も殆んど掛かってこない「カシワ携帯」、★グレーの部分が読みにくい「三角スケール」、★最もよく使うスケッチ用筆記道具「CARAN D’ACHE FIXPENCIL 77」、★今日買ってきたMUJIの消しゴム、まあこんなとこで外出はばっちり!
帰りに本屋さんに寄って、注文しておいた「子どもと昔話」を受け取り、「天然生活」の最新版を購入。その脚で100円ショップで「苔玉」を買ってみた。近所とは言え外出は楽しい!
■先日「ギャラ間」に行ったついでに「d」のvol.8を買ってきたが、その中に連載されている深澤直人氏の「ふつう」の中にこんな文章があった
・・・国が豊かであるということと、ふつうのデザインがしっかりしているということは等しい感じがする。デザイン大国といくら言われても、公共のデザインが貧しいと企業の利ばかりを考えているだけで、自分本位な感じがする。みんなが共有する場にこそ「ふつう」のデザインは必要である。それは美しければなおさらいい。
これは時計についての話で始まる文章だったが、一体、住宅はどうだろう?住宅における「ふつう」がハウスメーカーのものであったとすると、この国の「豊かさ」はどうだろう?
やはりMUJIの時計はいい、「駅の時計・公園の時計」、これが深澤直人氏の言う「ふつう」と言うことなのだろう。http://store.muji.net/static_html/pc/static/netoriginal051111_01.html
【吉-house】朝から展開図、屋根の勾配がそのまま室内に出るので、いろいろ時間が掛かる。浴室のドア周りはいつも悩むところ、今回は強化ガラスは使わないので、方立てはアルミの型材を「白銅」のカタログを見ながら組み合わせて考えてみたが・・・、上手くいくか、上手く納まれば【momo-house】でも応用してみたい。【momo-house】の玄関の飛び梁を、鉄筋とワイヤーを使って軽い感じに作ってみてはどうかとスケッチしているが、OKが出るかどうか・・・。
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- Published:
- 5.14.06 / 9pm
- Category:
- 書籍・雑誌
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