MICHAEL KENNA IN JAPAN

[art] マイケル・ケンナ写真展
写真美術館

東京都写真美術館での展覧会⇒http://www.syabi.com/details/michael.html
■会 期:2006年5月20日(土)〜2006年6月25日(日)
■休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
■会 場:東京都写真美術館地下1階映像展示室
■料 金:一般 1,000(800)円/学生 800(640)円/
サイトの案内を見ると、「世界でもっとも重要なランド(ス)ケープ・フォトグラファー」となっている。チラシでは、「世界屈指のランド(ス)ケープ・フォトグラファー」と若干変化するが、写真の分野に「ランド(ス)ケープ・フォトグラファー」というものが有るらしいことを初めて知った。「風景写真家」と如何違うのかは不明だが、「ランスドケープ・アーキテクト」と「庭師」ほどの違いか?もっとも、「ランドスケープ・アーキテクト」と「庭師」の違いは何かと言われて明快な答えを言えるわけでもない。数少ない知識から搾り出すとすれば、「ランドスケープ・アーキテクト」は「地形」を読み、「庭師」は「建築」を読む、といった感じだろうか・・・?
「光と大気の微妙な変化がそのまま写真の粒子とトーンになって 焼き付けられたような画面はイギリス風景画の伝統を感じさせるでしょう。」ウウム、「イギリス風景画」か、なんとなく納得。チラシの写真から見る限り、確かに「イギリス式庭園」をイメージはするが、決してあの幾何学的な「フランス式庭園」は連想しない。となると日本の風景とも重なるところが多いような気がしないでもない。でも、日本庭園と重なるかと言えばかなり微妙、これで日本庭園はかなり造形的な要素に満ち溢れているから、イギリス的なものとはかなり違うように思える。例えば、遠州の「刈り込み」に至ってはまさに「フランス式庭園」の様でもあるし、仙洞御所の遠州の手になると言われる「護岸」のdetailを見て、ベルサイユのグラン・カナル(大運河)を想ってもそれほど違和感はない(人によってはあるかも)。重森三玲の東福寺方丈北庭市松模様にしてもそうだし・・・http://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~museum/pages/mossgarden/garden/tofukuji/tofukuji.html
話がそれたが、なかなか魅力的な写真展のように思える。モノクロの写真だと言うことも多少関係しているのかもしれないが。
[days] 広島と言う原点
広島

「丹下健三・都市・建築設計研究所」のサイトより
■昨日のNHK日曜美術館は「丹下健三」だった。今まで持っていたイメージとやや違う側面を垣間見たような気がする。戦後丹下建築のスタートが「平和記念公園」の作品群だったことは誰でも知っている事だが、母親を空襲でなくしていること、「平和は戦いとらねばならないもの」と言う言葉を残していることなど、知らないことがいくつかあり、変な話だが、丹下建築を見る目が多少変わったような気がしないでもない。戦後建築の一つの時代を築いた「天才」だったことは間違いないのだろう。
いろいろ批判があるにせよ、都庁の建物にしても、コンペ作品展を見に行ったとき、他の作品とはまったくレベルの違いを感じた。対抗するとしたら磯崎新氏のものだけだったと思う。残念ながら、前川案も坂倉案も遠く及ばないものだった。
momo-house】矩計を引き続き作成。平面剛性を高めるため、梁に直接構造用合板を打ち付ける「ネダレス」工法を採用しているが、フローリングの部屋と畳の部屋が接する場合の、段差解消のDETAILがチョッと厄介。梁のレベルを変えてしまえば造作のないことなのだが・・・。
吉-house】昨日の修正が終わり、設備図の下書きを基本設計者に送付。照明計画がなかなかの曲者。
■午後は久しぶりに成城の「日曜大工センター」に買い物。撮り溜めた建築・アート関係の録画を図面作成の合間を見てsycomでDVD作成。最近CADはもっぱらNEW DELLを使って、心地よいDELLの部屋で作成。
GOLFのバッテリーをまた上げてしまった、これで3回連続になる。いずれ車が1台になったらいよいよバイク生活に入る予定、バイクといっても今更免許を取りにいけないので50cc!でもそれで十分なので今から何にするか・・・、楽しみがまた一つ増えたような・・・、グフ!


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