夏の大茶会

[design] 夏の大茶会
夏の大茶会

このところ恒例になった、OZONEでの「夏の大茶会」の季節になった。特別企画展は「お茶とデザイン」と言うことで、「T-room project」(金沢21世紀美術館の過去の展示の一部が再現されるようだが・・・?):隈研吾氏・原研哉氏・深澤直人氏などによる「茶室」が出現するとのことなので楽しみにしている。
もう一つの企画は、「遠州流・モダン&クラシック」と言うことで、サブタイトルとして「小堀遠州×小堀宗実」となっている。小堀遠州はいわずと知れた徳川幕府初期の普請奉行で著名な茶人、宗実氏は現在の遠州流の家元。何度かお茶会でお見かけしているが、新しいことに果敢にチャレンジする若手の茶人。小堀遠州のデザインにはきわめて現代に通じるもの、と言われている。
■会期:2006年7月13日(木)〜7月18日(火) ※会期中無休
■開館時間:10:30〜19:00
■会場:リビングデザインセンターOZONE全館、新宿パークタワー
案内サイト⇒ http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/164.html
 
[design] 2006年ADC展
ACD
ACD展のDM−文字だけで構成されている
ACD米
魚沼産コシヒカリのポスター。他にdocomoの「可士和携帯」も選出されている。
これも毎年恒例のイベントと言うことになるが、「ggghttp://www.dnp.co.jp/gallery/ggg/gnext/gnext.html)」と「G8http://www.recruit.co.jp/GG/exhibition/2006/g8_0607.html)」での同時開催。
■会 期:2006年7月3日(月)〜 7月28日(金)
■会 場 :クリエイションギャラリーG8[一般作品]
■時 間:11:00A.M.〜7:00P.M.(水曜日は8:30P.M.まで)土・日・祝祭日休館 入場無料
■会 場:ギンザ・グラフィック・ギャラリー[会員作品]
■会 期:2006年7月3日(月)〜 7月29日(土)
■時 間:11:00A.M.〜7:00P.M.(土曜日は6:00P.M.まで)日・祝祭日休館 入場無料
DMに「デザインとアート」についてコメントが載っている。「デザイン」と「アート」は違うものなのか、「デザイナー」と「芸術家」はどのように区別されるのか。「人」としてみたときには、恐らくかなりハッキリした棲み分けがあるのだろうが、作品としてみるとかなり微妙な感じがしないでもない。
学生さんにはこの問題について、次の佐藤晃一氏(http://www.dnp.co.jp/gallery/artist/sato/sato.html)の文章を考えてもらうことにしている。

20代の頃、私はデザインこそ新しい芸術だと信じていた。ビートルズのサウンドは額縁芸術の葬送行進曲であり、現実と虚構の間の壁に風穴を開けるデザインのカラクリこそ、心躍る芸術の解放だと考えていた。
 しかしキャリアを積むにしたがって考えが少しずつ変わってきた。芸術には本来目的がないのに、デザインにはいつも目的があった。プロとして目的を果たすことの的確さが最大の関心事となり、「デザインは芸術ではない」と言う立場にも強い共感を覚えるようになっていた。
 そして今、若い頃とはまた別な意味で、私はデザインの芸術性を大切にしたいと思うようになっている。なぜなら、例えば、野に咲く花の様子を見ても、花の美しさは虫たちを呼び寄せるという目的からずいぶんと逸脱しているように見えるからである。
佐藤晃一 The Energy of Asian Design 第532回デザインギャラリー展(銀座松屋)

時々書いているが、デザインとアート、それがナンだ、と言うこともあるが、何かを深く考えることが無くなったら、それは老化現象だとも思えるので、そういう老化だけは御免こうむりたいものだ・・・。
[art] 神谷徹展
SCAI

谷中の「SCAIhttp://www.scaithebathhouse.com/top/_frame/blue.htmlでの展覧会。随分行っていないが、六本木に「SCAI」の別室?が出来たらしい。
神谷徹氏についてはまったく知らないが⇒http://www.takeartcollection.com/gallery-jp/artisttop-jp/torukamiya.html 
■期間:2006年6月30日(金)−7月29日(土)
■開廊日時:12:00-19:00 会期中 日・月・祝日休廊
[days] 楽しまないと!
玉田
これからゴールネットを揺らすボールと玉田の足!
■W杯も予選リーグが終わりに近づいたが、日本は残念ながら敗退となってしまった。何となく朝から気分がすぐれない原因の一つだが、スポーツは楽しんだほうが良い。もっとも俄かナショナリストになりがちな身にとっては、もう少し納得いく出来であれば良かったのにと少し残念。負けるとマスコミはすぐに世界との差をわめきたてるが、F組のブラジルを除く3カ国の実力差はそれほど無いのでは・・・?
3試合だけだったが十分楽しめたと思うし、他の国の試合もとても面白い、スポーツは楽しまないと!
吉-house】設備関係リストの作成と、配置図に案内図を書き込む。どうもCADを使いこなせていないので、案内図は手書きのものをスキャナーで読み込んでCADに貼り付けて加工、やや情けない状態!他にもいろいろ問題が発生、気が重い。


About this entry