STOREの家とボーダー展

*[design]STOREの家とボーダー展

国立新美術館のショップでは面白い企画を見ることができる。まあ、個人的な好み、と言うことが大前提にあるが。今回は「STOREの家とボーダー展」というTシャツの展示販売企画。「STOREhttp://www.storestore.net/というファッションブランドのことはよく知らないが(大体、知らないことが多い!でも、知らないことが沢山あると、知る楽しみもそれだけ沢山ある、と思うと少し気が楽になる・・・)、武蔵野美術大+文化女子大のご夫婦らしい(兄妹ではないと思う、まあどちらでもよいのだが)、直営店は杉並区西荻窪、こうしてみると、ムサビも文化も西荻もなんとなく縁があるなあ、と、親しみもわく。

ところで、その作品だが、デザインは限定されているが、その中での展開もセンスもとても素晴らしいと思う。でも、蟻を作り続ける「DRESS」、ワークショップ「MASK」はチョットついていけないかなあ、と言った感じ、姉は蟻が嫌いで蟻退治のパケージの袋も見ることができないので、「DRESS」を見たら卒倒する!

国立新美術館でのイベントの残り期間は少なくなってきているが、「ギャラリー間」と一緒に見ても良いかもしれない。

■会場:国立新美術館 B1ショップ http://www.souvenirfromtokyo.jp/exhibition/

■会期:2012 年2月29日(水)~5月7日(月)

休館日:火曜日 祝日又は休日にあたる場合は開館し、翌日休館

■時間: 10:00~18:00(金曜日のみ20:00まで)

■入場無料(ショップ以外の展覧会は有料)

*[原発+再生可能エネルギー]  チーム仙石

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大飯原発の再稼働に向けて、首相+3閣僚による「4者協議」なるものが頻繁に行われているが、東京新聞の記事によると、その「4者協議」はダミーで、「オール霞が関」と「チーム仙石」が、再稼働に向けた筋書きを作っていると言う。

もともと「4者協議」なるものは、脱原発に突き進む菅元首相を阻止するために、当時官房長官だった枝野氏が、再稼働の決定は、首相だけでなく、官房長官、経産相、原発相を含めた4人で決定することを提案して作ったものだと言う。もともと再稼働を担うものとしてこの世に出てきたのが「4者協議」と言うことになる。

ここでなぜ仙石氏が登場するかと言うと、野党のころから電力会社とのつながりがあり、霞が関や党内ににらみがきくと言う、いかにも政治屋的な存在のゆえ、と言うことなのだろうか。テレビで「4者協議」の冒頭部分が映ると、なぜかテーブルの端の席に仙石氏がいるので不思議に思っていたがそういうことらしい。

この「チーム仙石」は「5人組」と言うことで、リーダー格の仙石氏+古川国家戦略相+斎藤官房副長官それに枝野経産相+細野原発事故担当相の5人。国家戦略相がいると言うことは原発再稼働が「国家戦略」とでも言いたいのだろうか。

しかし、誰であろうと国民を「経済」の犠牲にすることは許されない、その「経済」と言うのは「大企業」とほぼイコールで、どうも「大企業」が繁栄しても国民が「それなりの生活」は出来ないと言うシステムになっているのが、現在の日本のようにも見える。一体何のために原発を再稼働させようとしているのか、政府はそれを説明できない、勿論説明できるようなことが理由としてあるなら、とっくの昔に説明しているわけだが・・・。国民に説明できないような汚らしい理由で、国民を危険な状況に置くのはやめにしてもらいたいものだ。

*[days]  国会請願

 

■前回のテーマは「春風駘蕩http://www.sanabo.com/words/archives/2002/03/post_1368.htmlで穏やかに暮らしたいもの、と言うことだったが、どうも、穏やかな日々は、生きているうちには訪れそうもない。

昨日は、風邪で体調が悪く、興味あるセミナー(レーモンドに関するセミナー)もキャンセルしたが、国会への請願があると言うことで、夕方からよろよろと出かけた。スタートの日比谷公園にはいかず、経産省のテント村の前の交差点からデモに合流したが、雨が次第に強まってきて国会請願中は本降り、人が多く傘もさせずたっぷり濡れたが、さすがにパタゴニアのコートは性能が良く、中のスーツは濡れずに何とかしのげた。

衆議院の請願までお付き合いしたが、社民党の議員が数名と共産党の議員が1名請願を受けてスピーチをしていた、この後の参議院の請願では、社民党、共産党に加えて「みんなの党」が請願を受けたようだ。自民党と公明党は再稼働に賛成のようだし、民主党は政権党で政府は再稼働に動いていることでか市民の請願には出てこない。

もっとも、民主党の中でも「民主PT」は5条件を出して再稼働に慎重だし、超党派の原発再稼働慎重派議員グループも動き出している。また、中小企業者の脱原発のグループや首長グループも活動している、このような動きを支持し続けることも重要、まあ、いろいろやるべきことはある、一人の力は小さくても、数が集まれば声は大きくなる。資金と権力を持った強大な力に異議を申し立てるのは大変なことだが、子や孫やその先の未来のことを考えたら、まあ、ここは踏ん張りどころではないかと思う。

明日は、また、官邸前での抗議集会がある、というかこのところ毎日、いろいろなグループが官邸前で声をあげているが、なかなかマスコミは取り上げるない。でもまあ、そうは言ってもテレ朝の「モーニングバード」や、同じくテレ朝の[ニュースステーション」は頑張っているようだ。もっともいつ状況が変わるか分からないが・・・、そう言えば高校の時の英語の教師は、「朝日新聞と言えども、経営者は資本家です」と、授業中にさらっと言ってのけたが、今考えるとすごい、というか、その当時はそれを許す空気が世の中を包んでいた。

■今日から新学期の授業、ギャラリー間の3.11模型展と福島第一原発の事故の写真を見てもらったが、やはりあの津波と原発の壊れ方には驚かされる。


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