ギャラリー間

[建築] 卒業設計日本一展2006
間
ギャラリー間のDM
ギャラリー間http://www.toto.co.jp/gallerma/ex060822/index.htm)で行われる展覧会。「せんだいデザインリーグ」の、「卒業設計日本一決定戦」の東京進出展、と言った感じのイベントなのだろうか。「せんだいメディアテーク」で2003年から伊東豊雄氏が中心となって行われていた、ある種の「コンペ」的な企画(「コンペ」と言う言い方は正しくないかもしれない)http://prj.smt.jp/~gakuseikaigi/index.html
卒業設計展と言えば、
●建築家協会の「全国学生卒業設計コンクールhttp://www.jia.or.jp/event/aword/gakusei/2005/main.htm 、
●日本建築学会「全国大学・高専卒業設計展示会http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/index3.asp 、
●レモン画翆「学生建築設計優秀作品展http://event.telescoweb.com/node/3483
などが有るが、まあ地味と言えば地味かもしれない。以前は東京ガスのバックアップだったのだと思うが、「銀座ポケットパーク」でも「卒業設計展」行われていて優秀な作品を見ることができたが・・・。
東京に集中しがちなこのような企画が他の地域でも行われることは意義があると思う。それを「ギャラ間」で結果のみを展示するようなことが良いのか、他の卒業設計展との切り口の違いが見られるものなのか、と言うより、そもそも「卒業設計展」と言う企画自体が一般的な関心を集めるものなのか?基本的には学生さんや教育関係者が見ればそれで良い、と言う考え方もあるだろうが、まあ、難しいところかもしれない。
個人的な感想としては、このような企画が一般の、あるいは学生さんの興味を引くために、変に演出過剰になっても「建築」本来の持つ意味(?)が捻じ曲げられないとも限らない、「建築」は「演芸」ではないのだし、その辺りがチョッと心配な気もする。それでなくとも最近の「建築家」は「チョッとヘン」な感じがしないでもない(まあ、昔からかもしれないが)。建築は「簡素にして品格あり」と行きたいもの、もっとも少しは刺激的で楽しい建築も必要だが、皆がそれを目指してしまったらそれは矢張りまずいと言うもの。
今回の「卒業設計日本一展2006」は、今をときめく建築家が若い後継者に何を期待しているかが、垣間見られるかもしれない、そういった見方もこの手の企画を楽しむ方法と言えるかも。
■会期:2006年 8月22日(火)〜 8月31日(木)
■開館時間:11:00−18:00(金曜日のみ19:00まで)  休館日=日曜・月曜 入場無料

ちなみに、日本建築家協会関東甲信越支部では、大学院生を対象にした卒業制作展「大学院修士設計展2006」をネット上で行っている⇒ http://www.jia-kanto.org/shushiten/
[days] 高速のサイン
高速サイン
画数の少ない字は良いとして、少し画数が多くなると「つぶれて」見にくい。
■LAN管理者を送って成田空港まで行ったが、周辺のサインにはチョッと不満。「東関東自動車道」と言うことになると思うが、成田空港のターミナルに対する詳細なサインがまったく設置されていない。航空会社とターミナルの関係ということだが、「調べてくるのがあたりまえ」と言われてしまえばそれまでだが、やはり案内サインとしての設置は必要ではないだろうか。
帰りも当然「東関東自動車道」に乗るわけだが、そのサインもかなりひどい。いろいろなルートがあるのだろうが、今回は「路地」のような曲がり角が進入口だった。そのサインが余りに目立たないので運転者は3回もUターンする羽目になってしまった。もう一つ、いかがなものかと思ったのはサインの書体、角ゴシック系で太すぎるため、遠くから見ると画数の多い文字は白く潰れてしまって極めて読みにくい。まあ、これも「あなたの視力が落ちている」と言われてしまえばこれまたそれまでだが・・・。
これは「好み」の問題だが、書体のデザインがとてもプロの作った書体に見えない。郵政に入ったとき最初にデザインしたのが、局名や宿舎名の文字で、文字のデザインの難しさは理解できるが。
KGJC】明日が今年最後の授業と言うか、期末試験なので試験後に配る解答を確認。


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