伊藤若冲

[art] 若冲を見たか?
若冲1
雑誌「BRUTUS」の特集頁より
若冲切手
若冲切手 このほかにも、90円、130円などの切手がある
若冲については以前に書いた(2004年8月⇒http://d.hatena.ne.jp/udf/20040821)が、今日ほどにもてはやされるようになったのは一体いつからだろうか?若冲を知るきっかけは「切手http://www.post.japanpost.jp/kitte_hagaki/stamp/tokusyu/1998/1006/index.html」に若冲の作品が採用されたのを見たときからだった。
今、東京国立博物館で「若冲と江戸絵画展」が開催されているが、雑誌「BRUTUShttp://www.brutusonline.com/index.jspで特集が組まれている。「鳥獣花木図屏風」の部分がB2判で織り込まれていて結構迫力がある。以前京都で「伊藤若冲展」が開催されていたとき実物を見たが、個人的には写実的な絵画のほうが良いような気がした。モザイクタイルのようで面白いには面白いが。
■会期:2006年7月4日(火)〜8月27日(日)
■サイト⇒http://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=3292 
[design] 大正モダニズムと広告展
大正モダン
今月の「広告批評」に入っていたチラシ。撮影は我が家の地下、留めてある丸い「オセロ」の駒のようなマグネットは「±0」製品でかなり磁石が強い
非水三越
非水の有名な三越呉服店のポスター
カレッタ汐留に広告関係の「アド・ミュージアム東京http://www.admt.jp/」と言う美術館があるようだ(知らなかった)。そこで行われている展覧会。二部構成になっていて、第一部は『大衆社会の成立と「変わる」広告』、第二部は『大正モダニズムと開花する広告表現』となっている。
少し長くなるが、チラシの解説を引用しておく。

第一部 大衆社会の成立と「変わる」広告
大正時代の幕開けとともに、日本は大衆社会へと歩み始めました。
成長する経済と人々の旺盛な生活力、知識欲に支えられ、憧れの西欧文化を日常へと引き寄せたモダニズムが登場します。第一部では、消費社会の到来や大衆娯楽の登場など、大正時代を象徴する社会的な事象から、広告の世界に何が起こり、何が変わったのかを紹介します。
時代の先をいく憧れの生活を演出し、知的意欲を刺激する当時の広告は、消費者の心理を深くとらえた洞察力と説得のエネルギーに満ちています。

第二部 大正モダニズムと開花する広告表現
革新的な広告作品が数多く生まれた大正時代は、広告表現においても新しい時代の始まりといえるでしょう。第二部では“文化の大衆化”と“広告制作技術の発達”がもたらした広告表現の進化についてとりあげ、大正時代の広告界の先駆者である杉浦非水と片岡敏郎の独創性あふれる足跡をたどります。
あわせて当時の広告研究書を中心とした書籍・資料を“大正広告ライブラリー”として展示しました。大正時代の広告界を支えた人々の広告研究に寄せた熱い想いにふれてください。

杉浦非水と三越の広告http://www.mitsukoshi.co.jp/museum/history/ad12.html
片岡敏郎ポスターhttp://www.toysclub.co.jp/info/collection/ad/01.html 
「片岡敏郎」の経歴を見ると、「・・・日本電報通信社(現・電通)を経て、・・・」と言うことで、「電通」の前身は「日本電報通信社」と言う「通信社」だったのだ!
[days] 首の牽引
■午前中久しぶりに整形外科に行って頚椎の潰れを引っ張り上げに行ってきた。頚椎の損傷については以前書いたが、油断をするとすぐに元に戻ってしまう。パソコンで集中的に図面を書いていると、左の上腕の筋がピクピクと動いているのが見ていると分かるし、かなり痛みが伴うので、あわてて顎を引いて首の後ろを伸ばすとすぐに納まる。
寝ているときは横を向くと(特に右側)左腕の上腕部にかなり痛みが走る、元に戻って上を向くとすぐに痛みは消えるので、まあ、ほとんど天井を眺めている。
若い人もモニターの高さに気をつけて、顎を突き出してパソコンを操作しないようにしないと、ン年後ぐらいには頚椎を痛めている可能性もある。
KGJC】追試の学生さんの採点をして成績評価表を郵送する。


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