竹笋生

*[design]竹笋生

「竹笋生」(たけのこ しょうず)とは一体何か?余り聞きなれない言葉だが、「weblio辞書」なるサイトによれば、「七十二候の一つ。二十四節気立夏の末候にあたり、5月16日~5月20日ごろに相当する。季節は初夏。竹笋生は、それ自体としては「筍が生えて来る」などといった意味。また、夏立の初候は「蛙始鳴」(かわずはじめてなく)と言い、次候は「蚯蚓出」(みみずいずる)と言う。なお、竹笋生は「略本暦」における呼び名であり、元となった中国の宣明暦では「王瓜生」と呼ばれ、「王瓜(からすうり)の実が生り始める」などといった意味である。」とある http://www.weblio.jp/content/%E7%AB%B9%E7%AC%8B%E7%94%9F

林久美子氏のガラス展は文字通り5月16日~22日に開催される。季節感を伝える「言葉」がどんどん消えていく気がするが、やはり「言葉」と言うものは文化の根幹をなすものなので大切にしたいものだ。特に美しい日本の四季を表す言葉は、それ自体が美しいのでなおさらそう思える。先日JIAの活動報告の簡単な文書に「春風駘蕩」(しゅんぷうたいとう)と付けたが発行までに時間が有り季節がずれたので、「薫風漾緑」(くんぷうようりょく)と書き換えたが、漢文等の中にも良い言葉は見つかる。

と言うことで、林久美子氏のガラス展が玉川高島屋で開催される。林氏はこのところの活躍が目覚ましいように思う。展覧会も積極的にされているようだし、作風も日々変化発展しているようで、毎回楽しみにしている。先日の日本橋三越の展覧会は拝見できなかったので、玉高の展覧会には是非行ってみたい。

■会場:玉川高島屋5階アートサロン

■会期:2012 年5月16日(水)~5月22日(火)

■時間:10:00~20:00(最終日16:00まで)

■入場無料

 

 


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