越後妻有アートトリエンナーレ
[art] Jenny Holzer
SCAIのDM
SCAI THE BATHHOUSE http://www.scaithebathhouse.com/ja/での展覧会。DMなどによればテキストを使った作家と言うことだが、考えてみれば「テキスト」を使うということは、それ自体で「アート」になるのかとチョッと不思議な気もする。その「テキスト」をどのように見せるかが、「アート」と言うことなのだろう。この作家の場合はLEDを使用したり、建物・海などに「テキスト」を投影するという手法を使うようだ。それ自体が美しいということのようだ。
「Masslogue」と言う建築・アート系情報サイトに、「ジェニー・ホルツァー」氏の分かりやすい解説が載っているので、作家の知識はそちらから⇒http://www.masslogue.com/archives/2004/12/15_1322.html。DMのカラー写真もそちらに掲載されているが、カラーが良いかモノクロが良いかは微妙なところ。
■会期:2006年9月7日〜10月14日 12:00〜19:00 日・月・祝日休廊
[art] 大地の芸術祭―1
心の花:アーティストと住民がビーズで作った「花」がブナ林に。
キョロロ模型
キョロロのレストランで地元の主婦が作る「棚田ランチ」、器が棚田の形をしていて、おかずは基本的にヘルシーな野菜。
「みかんぐみ+BankART1929」空家再生プロジェクトの一つで将来はセミナーハウスになるらしいがかなり不便なところにある。
「持ち上げて−行ったり来たり」と言う作品だがネーミングの意味は分かりにくい。取り付き道路から30Mぐらいワイヤー(と言うより太いステンレスの針金?)が張られて、その上に沢山の動物がいて、「空家」に入ってくる。その「空き家」も同じアーティストにより「意味」が与えられている(NHKの「日曜美術館」にも出ていたが)。
「越後妻有アートトリエンナーレ」http://www.echigo-tsumari.jp/も2000年、2003年そして今年で3回目になる。同潤会アパートの裏にある「ネスパス」で、北川フラム氏のこの広大な地域のアート計画を聞いたときは、無理があるのではないかと思ったが、3回目ともなるとスッカリ定着した感じがする。
特に2003年には十日町の「キナーレhttp://202.218.98.169/(設計:原広司氏)」、松代の「農舞台http://www.noubutai.com/index.html(設計:オランダの建築家グループ[MVRDV])」、松之山の「キョロロhttp://www.matsunoyama.com/kyororo/ (設計:手塚貴晴+由比)」と大型の建築も完成している。
アートも国内外から沢山のアーティストが、新潟の棚田や森、あるいは過疎化で放棄された農家などの中に様々なアートを製作している。が、今回は建築の新築作品は無いが、「空家プロジェクト」と言う民家再生の貴重な試みがある。
以下は27日・28日の二日間アートリンクをたずねた記録(今日は27日分)。
■日曜日の早朝7時過ぎに出かけたが、途中で引き返したりして結局7時半に出発、環七がすいていたので30分ほどで関越自動車道にのる。関越は結構車が多かったが、軽井沢に向かう上信越自動車道が分かれる辺りからすいてきた。最初に「中里エリア」の「小出の家」と言う作品を見たのが11時半ごろなので、約4時間で着いたということになる。
途中で「たくさんの失われた窓のために」と云う屋外の作品を見て、そのあとボルタンスキーなどの作品「最後の教室」を、廃校になった小学校で見る。現代アートは兎に角「コンセプチュアル」過ぎて一般受けしない感じがしないでもない。この作品もかなり「コンセプチュアル」だが、インパクトは強い。昼は「キョロロ」できわめてヘルシーな「棚田ランチ」。ブナの「美人林」で森林浴を楽しんだ後、今回の目玉の一つ「こころの花―あの頃へ」と云うビーズで作った「花」をブナ林に敷き詰める作品を楽しんだ。
毎回同じだが兎に角道に迷った後、「みかんぐみ」の「空家再生プロジェクト」などを見て、津南にある旅館に。
[days] 怪我
■午前中、残暑見舞い用の「はがき」をカッターで切っているとき、肌色の小さなものが飛んだのだが、その後指先に痛みを感じ・・・。ギャー!と階段を駆け下りて、リバノール・ガーゼ・油紙・包帯・テープを出してもらい、グルグル巻きにして指を上に上げ午前中を過ごす。
【吉-house】プレカット図面が届き午後からチェック、随分構造断面が変わっている、何のための構造計算かとチョッと不愉快。「コストと安全率」と言う非常に難解な問題が付きまとうが、兎に角「安全第一」で。明日、代人さんと納まりの打ち合わせをして、構造事務所と調整予定。
【momo-house】昨日10時半ごろまで工務店・クライアント(共同設計者)と見積りを調整、ま、何とかなりそうなので一安心。
■午後、昔の職場の先輩から電話があり、三茶の「MUJI」で2時間ほど情報交換などを行う。
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- Published:
- 8.30.06 / 9pm
- Category:
- art
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