山田守展

[建築] 建築家山田守展 
山田守1
展覧会案内
分離派建築会
「分離派建築会」の作品集第1刊。このときの会員は、石本喜久治・堀口捨己・瀧澤眞弓・矢田茂・山田守・森田慶一の六名。この画像はコピーで原本は「郵政建築100年展」に貸し出したが、どう言う訳かまだ戻ってきていない・・・、第3刊も同じ。第2刊を建築学会でコピーしたが、驚いたことに「表紙」を剥してパソコンで打った題名でハードバックになっていた記憶がある、「本」をなんと考えているのだろうか!ちなみにこの本は古本屋さんで購入したもの。
建築学会建築博物館企画展と言うことで「山田守」の展覧会が開催される。「山田守」と言うと「逓信建築」の建築家として、と言うよりも「分離派建築会」の創立者の一人、と言うほうが知っている人は多いかもしれない。もっとも、「分離派建築会」そのものを知らない人が多くなってしまったかもしれないが、少なくとも「建築家」としての知識として、日本の近代建築運動のことも知っておいたほうがよいかもしれない。まあ、歴史を知らなくても設計は出来るのだろうが、「過去の歴史を基礎として、はじめて新しい建築が可能となる」、と言ったような主旨のことを語ったのは、ロシアの革命家だったか?どちらにしても、建築の一つの楽しみとして、「近代建築」を知るのも良いのではないだろうか。「近代建築見学会」は結構楽しい(明日も忙しい中、「忙中閑有」と言うことで茗荷谷にある近代住宅の見学に行く予定)。
逓信建築」の「スター」は、吉田鉄郎氏と山田守氏の二人の建築家と言うことになるのだろうが、山田守氏は後の「電電公社」、現在の「NTT」になるが、そちらの関係の仕事が主であって、郵便局は吉田鉄郎氏の影響が大きいと言うのがごく普通の考えかもしれない。とは言え郵便局もかなり設計しているわけで、山田守氏の作品に直接関係したのは、と言っても解体したほうだが、INAXの近くの「京橋通郵便局」の建替えの監理を担当したとき、山田守氏の設計した建物を少し詳しく見る機会があったが、やはり曲線を結構使っていて、DETAILも局面を使った優しい感じのものだったような記憶がある。
春だったか、たまたま「長沢浄水場」の前を通ったが、とても綺麗なデザインで50年前にすでに「透ける建築」を完成させていたと言った印象だった。「京都タワー」では大分批判されたようだが、好きか嫌いかは別にして、近代建築の一こまとしての「山田守」をゆっくり見てみるのも良いのではないだろうか。
建築博物館:「山田守展」案内⇒http://www.aij.or.jp/jpn/hall/gallery/gallery.htm
■会期:2006年12月12日〜2007年1月31日(10:00〜19:00)年末年始休み有
■会場:日本建築学会建築博物館ギャラリー(入場無料)
[書籍] SALUS
SALUS1
SALUSの「街シリーズ」:自由が丘はさすがに行ってみたい店が沢山ある。
SALUS2
SALUSの「暮らしをデザインするものたち」:今回は陶器、次回は何か?
actus
actus kids jiyugaokaの案内チラシ、子供の喜びそうな形をしている。
東急の広報誌「SALUS」12月号 http://salus.jp/magazine/は「リボンをかけたメッセージ」と言うことで、クリスマスのプレゼント特集と言ったところ。今月からの連載で「暮らしをデザインするものたち」と言う記事があるが、その第1回が『開運をもたらすうつわ「美命(mikoto)」』と言うもので、要するに陶器なのだが・・・。「吉凶は人によりて日によらず」ではないが、どうも「開運」何とか、と言うのは余り好きではない、「家相」ときたら・・・。まあ、人の叡智というか科学の及ばないこともあるので、人にあらざる何かを信じるのも、生きるうえでそれがマイナスにならなければ、それも良いかもしれないが。
「街シリーズ」今月はチョッとメジャーで「自由が丘」。最近自由が丘も余り行かなくなった、と言うかもともと余り行かないが、古い話、小学校の頃、田園調布の学習塾に友人の付き合いでしばらく通ったことがあるが、その頃から自由が丘は余り変わらないような気がしないでもない。
今は、「白山眼鏡店」やインテリアショップに時々行くぐらいか。
「SALUS」とは関係ないが、「actus kids jiyugaokahttp://www.actus-interior.com/news/event/kidsopen_091013/index.shtmlが12月18日にオープンする。インテリアショップなど結構面白い店があるので、チョッとよっても良いかもしれない、少し歩くが「TIME&STYLE」も八雲にあるし。
[days] 配筋検査
momo-house】配筋検査は少し遅れて、月曜日となったので午後遅く現場に行く予定。
吉-house】玄関ひさしのFAXを朝送ったが、明日現場打ち合わせの予定。


About this entry