HIDA
[design] HIDA
HIDA:2005年のミラノ・トリエンナーレのパンフレット。A3判が3枚縦につながった物が六つ折りになっているかなり大きなもの
カタログのソファーの一部、これはなかなか良いのではないかと思うが。
表参道ヒルズの地下2階に「飛騨産業株式会社」のショールームがある。先日の「Designer’s Week」の時にちょっとのぞいてみたが、先日事務所に営業の方が見えていろいろ話を聞いた。
>「“HIDA”の文化的本質を形成する三つの要素」と言うことで、「1:日本には多くの杉が存在する、その杉を有効活用する」、「2:杉には多くの「節」があるが、その自然の姿はすばらしい」「3:飛騨の職人の尊厳を守る」。まあ、勝手にこちらで解釈した部分もあるが、基本的に「杉」を使った家具を、飛騨の職人の手で、世界的な製品にしたい、と言うものだと思う。
しかし、杉を家具に使うと言うことは、その素材的ないくつかの制約を克服する必要がある。一つは針葉樹ということから来る素材の「軟らかさ」、もう一つはその「節」の持つデザイン的なイメージ、「心材」と「辺材」の色の違い、と言ったところだろうか。
物理的な組成は圧縮することで堅さを確保できるので良いとして、一番の問題は「白」と「赤」の色の違い、それに「節」と言うことになるが、そのあたりを生かしながら現代的な家具とすることを、イタリアのデザイナー「エンツォ・マーリ」に託した、と言うことらしい。
圧縮しても構造的に無理な部分は、ブナなどの広葉樹も使われている。世界的なデザイナーをもってしても、杉を現代的にデザインされた家具として世界市場に出すのは、かなり難しいのではないかと思うが・・・。
ブランドは“HIDA” http://www.em-hida.jp/hida_jp.htmlと言うことで、デザイン性が追及されている。カタログも文庫本程度の大きさで、ダブルリングノートスタイルの洒落たものになっている。
[days] 江戸っ子ラーメン
下北沢「亭」夜景!小田急線の踏み切り近く。
お勧め「江戸っ子ラーメン」、表参道の「だるまや」とは対照的に、細麺でキムチも美味しい。
■「吉-house」の現場打合せを約束していたので、六本木から大江戸線・半蔵門線・銀座線・井の頭線と乗り継いで現場へ、代人さん・棟梁・板金やサンと打ち合わせたところで、4時近くなってきたので、バスに乗って「momo-house」の現場へ。すでに辺りが薄暗くなってきていて現場にはもう誰も居なかったが、型枠の設置状況をチェック、やはり工程的にやや無理があったか、気になる点が少しあり、帰宅後工務店に連絡。チェック中に暗くなってしまったので、とっておきの「ライト」(これは後日詳細に)で型枠をもう少しチェック。
と言うことで、6時頃下北沢の「亭」でやっと昼夜兼用の食事(江戸っ子ラーメン)。
と言うことで、しばらくぶりにblogを書いているが、そのぐらいの余裕がないと・・・。
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- Published:
- 12.4.06 / 9pm
- Category:
- design
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