INAX REPORT 170
[書籍] INAX REPORT 170
INAX REPORT 170の表紙:「青淵文庫」の階段
「著書の解題」の『都市住宅』
「d」の最新号の表紙。TOPSと言えば、なんといってもチョコレートケーキだが・・・。
「INAX REPORT」については時々書いているが、今回もなかなか面白そうだ。167号からがらりと編集内容が変わっていて、三つの特集から構成されている(勿論他にも連載物がいくつかあるが)。そのうちの、「生き続ける建築」と「著書の解題」が特に面白い。
今回の「生き続ける建築」は「田辺淳吉」、東京では飛鳥山公園内にある「青淵文庫」と「晩香盧」を見ることができる。今年の初めに西ヶ原に行く機会が何回か有ったが、とうとう見損なってしまった。ドローイングも何枚か載っているが、流石に雰囲気があるドローイングだと思う。
都市住宅』で植田実氏がゲストで、1968年5月の創刊から1976年3月までが取り上げられている。1986年までは発行されていたので、1976年3月までが植田実氏の編集と言うことなのだろう。ちなみに1986年11月号を見ると、編集長は吉田昌弘氏となっている。『都市住宅』についても以前書いたが、建築雑誌として極めて特徴的だったと思う。特集の見出し的な言葉は「一時代を疾駆した『都市住宅』」と言うもので、まさしく時代の息吹を感じる雑誌であり、建築ジャーナリズムの見本のような雑誌だったように思う。「建築」も「建築文化」、「SD」もいまや消え去ってしまった。「室内」も「ジャパンインテリア」も無い、有るのは浮ついた表層だけを追うマスメディアだけと言った「お寒い」状況が、今と言う時代なのだろう。わずかに「ながおかけんめい」氏による「d(long life design)」http://www.d-department.jp/omresource/omc/req__PRODUCT/ett__20060216122109943280000000/parentpage__15126272/hier__20051219052400815040000000などが気を吐いているに過ぎない。
[書籍] ちくま 5月号
「ちくま」5月号表紙、チョッといつもと違ったイメージ!
例によって、奈良美智氏の作品が表紙を飾っている(その裏の頁には「詩」も添えられている)。巻頭随筆は「なだいなだ」氏による[人間、とりあえず主義]だが、今回は「抗議外交」と言うことで・・・。
大き目の書店のレジのところに平積みになっているので、機会があれば手にとって見ると良いかもしれない。
[days] 端午の節句
なぜか2家族いるわけだが・・・。
多分生まれたときに買ってもらったものだと思うが、なかなか良く出来ている!
地下室で作業中。何しろ2.5mも長さがあるので、3分割しているがかなりしんどい。
■1年の経つのは早いもので、つい先日「鯉のぼり」をしまったと思ったら、またせっせと「鯉のぼり」を出す季節になっていた。今年は天気もよく、元気に青空を泳ぐ「鯉のぼり」は見ていても楽しい。
他に毎年飾るのは、「義経」と思われる鎧兜に身を固めた武者人形。これは結構古いもので、もう60年近く前のものになると言うことだと思う。子どものころ、武者が背負った「矢」をはずし、手に持った「弓」に糸を張って、矢を放って遊んだものだが、いつか弓がなくなっているのに気づき、竹ひごに赤い糸と黒い糸を巻いて新しく弓を作って、元のような姿に戻して飾っている。もう一体は母が孫のために送ってくれた「金太郎」的な武者人形。やはり季節には季節の飾り付けをするのが、「日本の文化」と言うもののように思える。
【momo-house】もう引渡しは終わっているが、2階の和室の照明カバーが未完成なので、連休中はその作成にかかりきっている。後は紙を張れば出来上がりと言うところまでこぎつけたが、結構厳しい!
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- Published:
- 5.5.07 / 11pm
- Category:
- 書籍・雑誌
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