SDレビュー2012展

 

[建築] SDレビュー2012展

SDレビューhttp://www.kajima-publishing.co.jp/sd2012/index.htmlもずいぶん長いこと続いている。雑誌SDも休刊した後もSDレビュー特集は毎年発行しているようだ。以前郵政省の建築部からもS氏が「サテライトポスト」で受賞して、空からパーツが降ってくるようなプレゼン模型がなかなか見事だった。昔の、まだ郵政の建築が健在であったころの話で、現在は・・・。SDレビューのアーカイブにも載っていない昔の出来事、しつこくネットで調べると、SDガンダムに行きついてしまう。今年の受賞作品を見ていると、何となく「現実的」なプレゼンが多いような気がする。実際に建設されたものなのでそんなものかと思うが、サテライトポストの時のような、あっと驚くような発想が無いように思えないことも無い。模型を含めてプレゼン技術は大したものだと思うが、そこで終っているような、と言えばちょっと厳しいかも。 このごろ展覧会はどうも終わる寸前に行くことが多くなってしまっている、原因は時間不足、時間不足の原因は原発事故・・・。

■会場:代官山ヒルサイドテラスF棟ヒルサイドフォーラムhttp://www.hillsideterrace.com/

■会期:2012年9月12日(水)~9月23日(日)

■開館時間:12:00~19:00(最終日は16:00まで)

■入場無料

※9月27日から京都展京都工芸繊維大学美術工芸資料館

        

 

[days] 代官山ヒルサイドテラス界隈

■取り置きしてもらってあった「もんじゅ君」のTシャツを取りに、代官山の蔦屋に出かけた(Bタイプを注文したはずだったが家に帰って見たら違っていたのでちょっとがっかり、取り換えに行くのは面倒なので良いことに・・・)。NTTが開発にかかわっているこのT-SITE(蔦屋のポイントシステムの名称を使っているようだが)http://tsite.jp/daikanyama/はプロポーザルでクライン&ダイサムが設計者になっている。建物は完成まじかに一度外観を見て、外壁が特徴的だと思ったが、槇文彦氏のヒルサイドテラスの「見え隠れする都市」的コンセプトが生かされて、回遊性のあるブロック構成になっていて、かなり成功している印象が有る。

長い間空地的な雰囲気の場所で、人の流れはどうしても代官山アドレス(これもNTTの開発だったような)の方に流れていたが、T-SITEが出来て旧山手通り側にも人の流れは出来ているが、通りを渡ってヒルサイドテラスの西側ブロックには今一つ人が流れて来ていないように見えるが、きっと少しずつ変わってくるのだろう。今のところ、西側のブロックではクリスマスカンパニーhttp://www.christmas-company.com/TOM’S SANDWICHと言ったところが有名どころだが、プチバトーブティックhttp://www.petit-bateau.co.jp/shop/c/cでお洒落なボーダー柄の服を孫にプレゼントしたい感じ。ジラフhttp://www.giraffe-tie.com/のネクタイも根強い人気があるようだし、良い店はたくさん入っているのでそのうちきっと人の流れがまた変わるだろう。 そう言えば、エドワード鈴木氏の設計したオンワードビルが解体中だった・・・。蔦屋の帰りにヒルサイドテラスC棟に6月にオープンしたグリニッチ代官山http://www.greeniche.co.jp/という北欧家具の店に併設されたcafe lab.LABAR  http://oldnewcafe.com/labar/tag/lab-labar/で一休み。

        


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