発送電分離

 

eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)編 http://e-shift.org/?p=2310

東日本大地震から2年がたとうとしているが、復興は一向に進む気配が無い。中でも原発事故による福島県をはじめとした、放射性物質に汚染された土地の10万人以上の住民は、いつふるさとに戻れるかもわからない状態が続いている。高濃度に汚染された地域にとどまらざるを得ない、多くの子供や若い世代の人々が不安な日々を過ごしている。

次に原発の過酷事故が起きたら、日本は住み続けられる国土をどの程度持てるのだろうか。仮にすむことが出来る場所があったとしても、食料や水はどうするのだろうか?事故が起きないとしても、使用済み核燃料は早晩保管場所が無くなる、使用済み核燃料の再処理もめどが立っていない、それでも、原子力発電で甘い汁を吸う連中は、自らの金銭に対する欲望のために、原発を維持するためにあらゆる手段を講じている。

地球温暖化(これもいろいろ議論のあるところだと思うが)問題も含めて、出来るだけ速やかに再生可能エネルギーを育てなければならないはずだが、電事連や経団連などは、再生可能エネルギーをつぶすことに躍起になっている。その典型が電力会社の地域独占、発送電一体化への固執といえる。

再生可能エネルギーを育てるためには、発電と送電を分離することが必要条件である。そのために作られたはずの「再生エネの固定価格買取制度」は、電力会社のために骨抜きにされ、このままではまたまた再生可能エネルギーがつぶされることになってしまう。

9日から11日にかけて各地で、原発に反対する集会などの抗議行動が行われる。それらに参加することも、未来のために有効だと思われる、もちろん、そのような行動に参加しなくても、現実をよく知り未来のために何が出来るかを考えてみる日にしても良いように思う。一番避けたいのは、「無関心」であることではないだろうか。

倉本聰さんが言うように「未来というごみ箱に核のごみを捨てているわけです。それでは我々の子孫はたまらない。」毎日JP⇒http://mainichi.jp/enta/news/20130304ddm016040002000c.html

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■3月9日 明治公園  さようなら原発1000万人アクション http://sayonara-nukes.org/2012/12/121220/

■3月10日 日比谷公園 ショップ+集会+パレード(請願)+国会前抗議 http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2415

 クリック(2段階)で拡大     ■東京新聞 こちら特報部 2013.03.05

世田谷発 電力を選べる社会へ」 http://transition-japan.net/wp/archives/323と言うシンポジュウムが、保坂区長高橋洋氏エネ庁の安永氏などが参加して行われた。そこに参加していた環境ジャーナリスト枝廣淳子http://www.es-inc.jp/about_es-inc/profile.htmlは、環境行政の基本方針を審議する中央環境審議会からはずされた。再生可能エネルギーの成長はかるために力を尽くしている、飯田哲也https://twitter.com/iidatetsunari高橋洋氏 http://jp.fujitsu.com/group/fri/economic/people/takahashi.htmlも同様な状態に置かれている。原発推進をはかる自民党政権というのはそういうもの、ということだろう。このまま未来を核のゴミ捨て場にするわけにはいかないのではないだろうか。

クリック(2段階)で拡大 ■東京新聞

 


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