風刺漫画

[社会] 近藤日出造の世界展
近藤1
チラシの表:吉田茂、福田赳夫(現総理大臣の父)、佐藤栄作、ニクソン、そんな時代と言うことだが。
近藤2
チラシの裏:対象となる政治家がずっと過去の人なので、まあ、余り「時代」と言うことでは説得力が劣るが、絵はとても上手いと思う。
グロッス
ネットではいろいろ問題があるのか、ほとんどそれらしい画像が無いので、本棚から昔、カンダの古本屋で買った、「人民の画家選書」と言うすごい名前の中の「グロッス」の本を引っ張り出してきた。発行は1949年(小生1歳)で、著者は村山知義氏。このシリーズにドーミエの本も入っているが手元には無い。
ドーミエ漫画
ドーミエも余りネットには画像が無いので、1975年に鎌倉の近代美術館で開催された展覧会のカタログから。
ドーミエ胸像
ドーミエは「風刺漫画」も良いが、なんと言っても「胸像」が魅力的、その時の展覧会で見てかなりビックリした記憶が残っている。
ネーミングも面白い、左上が「おおへいな男」、右上が「きざな奴」、左下が「おろか者」、下の右側に「皮肉屋」と言うのがあるのだがこれはスキャンからはずれた。
サブタイトルは「風刺漫画の父」となっていて、新聞と「風刺漫画」は切っても切れない縁がある。と言うか、新聞には「ジャーナリズム」として、その時代の「権力」と対峙すると言う使命があるわけで、「言葉」として行う傍ら、「漫画」と言う、より分かりやすい手段を用いると言うことのようだ。
古今東西の歴史を見て、まあ、ほとんどその世界のことは知らないとしても、ドーミエグロッス(グロス、グロース)などが政治風刺漫画の世界ではよく知られたところだと思う。
日本ではビゴーが割りとよく知られていると思うが、現代(?)では多分、近藤日出造氏の右に出るものはいないのではないだろうか。今世界的に認められている、日本の文化としての「漫画」はちょっとまた違った世界の話だと思う。
「近藤日出造」と言っても若い人は知らない名前だと思うが、絵のうまさではかなりなもの。手元に古い切抜きがまとめてあったのだが、探してみたが見つからない、丹下健三氏や俳優、将棋の升田名人等々面白いものが沢山あったので、見つかったら何枚か載せてみようと思っている(探している時間が無い)http://www.city.chikuma.nagano.jp/app/shisetsu/furusatomangakan/kondohidezo.html
■会場:日本新聞博物館http://www.pressnet.or.jp/newspark/index.html 
■会期:2008年2月16日〜2008年4月20日(休館:月曜日・祝日の場合は次の日)
■開館時間:10:00〜17:00(入場は16:30まで)
■入場料:一般500円(詳細はホームページで)
[days] 新年会
新年会
お店の入り口にあった「生簀」、でもこのお魚を食べたわけではないと思う・・・。
■相変わらず午前中は何か分けのわからないままに過ぎてしまう。生ゴミの微塵切りはだいぶうまくなったが、そんなものが上手くなっても何の役にも立たない!
■日本人のソールフード「お握り」で昼食をすませ、午後は【katsura-house】の平面図の修正。
■夕方から、おそめの新年会のために八重洲口の和食のお店に出かけて、2時間半ほどいろいろ懐かしい話や、現在形の情報を交換した。久しぶりの夜の外出。


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