人間合格
[演劇] 人間合格
「人間合格」のチラシ、このイラストは・・・?
太宰治氏の小説「人間失格」にまつわる井上ひさし氏の戯曲ということらしい。兎に角、演劇にはまったく縁のない身なので、正直なところチラシのイラストを見て、チラシの棚から1枚いただいてきた。「人間失格」は太宰治氏の長編小説、「走れメロス」、「斜陽」と並ぶ存在で自伝的なものとみなされることもあるようだが、太宰治氏の小説は「走れメロス」を読んだのみなので・・・。
劇の概要は、チラシ及び劇団「こまつ座」のホームページhttp://www.komatsuza.co.jp/にあるものを引用しておく。
太宰治、本名津島修治。その青春の日々を鮮やかに描いた、評伝劇の決定版!
豪華なキャストと最強のスタッフを得て、いま、新たな感動の幕が明く!
昭和五年、春。
晴れて東京帝国大学に合格した青年津島修治は、郷里津軽の生家を離れ、高田馬場の下宿で学生生活を始める。彼は、ここで瞬く間に、生涯の知己を得た。
帝大生の佐藤と、早大生の山田。夢を追い、理想に燃える三人の若者は、妖しいカフェーで論争し、貧乏長屋で激論を戦わす。
世はまさに、テロルの嵐の吹き荒れる激動の時代。若者たちは時代の波に翻弄され、そして戦争という巨大な大渦へと飲み込まれてゆく……。
自殺未遂を繰り返し、無頼、退廃、ニヒルと評された、永遠の青年作家太宰治の半生を、太宰の残した名作の数々(「晩年」「人間失格」「走れメロス」……)を巧みに織り込みながら、笑いと友情と感動の物語で綴り挙げた、奇蹟の傑作戯曲!
舞台をはじめテレビ、映画でも活躍し綺羅星のごとき輝きを放つ豪華なキャストがここに集結。演出の鵜山仁を筆頭に劇界屈指のスタッフが腕をふるって、すべての演劇ファン、文学ファンにお届けする、二〇〇八年、春、必見の舞台!
青年津島修治の嘘に爆笑し、
作家太宰治の真実に、涙あつく溢れる。
ところで、太宰治、本名津島修治の東京での親友2人のうち、「佐藤浩蔵」役は、あの「相棒」で「よっ、ひまか!」の台詞でおなじみ、組織犯罪対策5課の課長、山西惇氏。彼は劇団系だったのだhttp://www.tv-asahi.co.jp/aibou/cast.html、大体劇団系の俳優は個性的でうまい人が多いような気がする。
■上演期間:2008年2月10日〜3月16日
■上演場所:紀伊國屋サザンシアター
■時間:上演時間・休演については、ホームページ参照⇒http://www.komatsuza.co.jp/kouen_new/index.html
■入場料:6300円
[days] 廊下の傾いた壁
東京新聞、3月7日の夕刊記事。
■午前中、今日打ち合わせ予定の資料を整理、一部見つからない書類について確認の予定。その後、昼まで【katsura-house】のプレン検討、和室の位置と水周りの位置がいまひとつ腑に落ちないので、更に検討の必要あり。
■昼は「アダチのパン」をリクエストして、午後からは打ち合わせに新宿御苑前に出かける。地下鉄で移動中に【katsura-house】問題の部分を大体解決、移動中は結構「灰色の脳細胞」が働いてくれるので、問題解決の糸口を得られることが間々ある。かの、大哲学者カントは常に散歩をし、思考を重ねたそうだ(そして、最後に「これでよし!」と言って逝ったそうだが)。机の上ではデザインも哲学も成立しない、と言うわけでもないようだが・・・。
帰宅後引き続き【katsura-house】の検討、地下鉄内でのスケッチをCADでまとめる作業を行う。
■夕食後はblog、途中で「幻十郎必殺剣」http://www.tv-tokyo.co.jp/genjyuro/を見る。
■東京新聞の夕刊に、安藤忠雄氏の設計した建物で、高齢者が「めまい」を起すと言う苦情が出ているという記事が載っていた。最近の建物は「目立つ」ことだけが目的のようなものが散見されるが、安藤忠雄氏の建物はそれらのものとは質的に違うものがあると思うが、結果としてこのようなことが起こると、非常に難しいことになる。せめてRCの壁だけでも垂直にデザインしておけば良かったのだろうが・・・。
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- Published:
- 3.7.08 / 9pm
- Category:
- design
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