夢みる世界
[art] 大岩オスカール:夢みる世界
チラシ表
チラシ裏
大岩オスカール氏といえば、最初に見たのは「ファーレ立川」のアートだった。ゾウリムシのような得体の知れないものが、道路に貼り付いていると言った感じものだったhttp://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/d_area/d_n21.html。
「ファーレ立川」http://www.gws.ne.jp/tama-city/faret/faret.htmlは1994年に、アートプランナー北川フラム氏(アートフロントギャラリーhttp://www.artfront.co.jp/)によりプロデュースされたもので、参加アーティスト36カ国92人と言う大規模なパブリックアートの試みだった。
都市再開発に伴う本格的パブリックアートの採用としては、日本における初めての試みではないかと思われるが・・・。その後、南條史生氏による「新宿アイランド」などが続き、さいたま新都心の再開発においても多くのパブリックアートが採用されている。
いつものことで、話が横道にそれたが、今回の大岩オスカール氏の展覧会は、チラシを見ると絵画作品が多いようにも見えるが、実際のところはチラシだけでは分からないが、ホームページhttp://www.oscar-oiwa-mot.com/#を見ても絵画中心と見えるが・・・。
大岩オスカール氏http://www.oscar-oiwa-mot.com/#は、大学(ブラジル・サンパウロ大学)では建築を学んでいたとのことだが、建築からアートに進むのは、それほど不自然ではないように気もする。作品もどこか「構築的」な感じがしないでもない。
■会期:2008年4月29日〜7月6日
■会場:東京都現代美術館http://www.mot-art-museum.jp/
■時間:10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)
■休館日:月曜日(ただし、5月5日(月・祝)は開館)
■入場料:一般1000円(詳細はホームページで)
[days] Home-A
順番に写真を並べると、日曜日に秋葉原に行った時に止めた駐車場の前の建物のエントランス、チョッと良い雰囲気だった。
照明器具と思われるステンドグラス(?)、これなら手作りできるかも・・・。
外堀どおりに面する、四谷駅前郵便局(1977年新築、1992年増築模様替え)。
機械室を増築してエレベーターシャフトを作ったが、外装は「アスプダイン(ステンレス繊維で補強したモルタルパネル)」。
「アスプダイン」の昔の杉板型枠の雰囲気の出たものは、四谷駅前局の時に金型を起こしてもらったものだが、その後「ABC商会」から発売されるようになり、「さいたま新都心郵政庁舎」の低層部の外壁に一部使用した。その時「ABC商会」が雑誌「建築知識」に載せようとした広告。「マダジュンコ」氏の作品が中央にあるが、曲線部分の外壁の一部が「アスプダイン」。現在は生産されていないと思う。結局、建築部幹部の許可が出ずに没になったが!
東京モード学院の新宿校舎、丹下設計事務所の作品。誰かが「ドバイ的デザイン」と書いていたが、「言いえて妙」!でもなかなか綺麗なカーテンウォールだと思う、まだ近くで見ていないが。
写真より実物の方が綺麗に見える。
足場を架けて、硝子を入れているのだろうか?
やっと「Home-A」の写真になったが、「無料建築相談」だけあって、交通費も出ない「手弁当仕事」だが、面白いお土産をもらった。アヒルは「ストレス・ボール」と言うのか(?)、ストレス解消に握るらしいが(固めのスポンジで出来ている)、あまり握りすぎると首が取れてしまうらしい!!!缶は中に土の元とハーブの種が入っているので、それを育てて、頂くとのこと。
■このところ相変わらずバタバタしており、ゆっくりblogを書く時間も無い日々となっている。週末はLAN管理者が来訪、日曜日に秋葉原にパソコンを見に行って、GWに購入(作製)セットしてもらう予定。車で行ったので帰りに偶然外堀通りを通ることになり、四谷駅前局に寄ってみた。スチールの枠が錆びているし、既存外壁仕上げと、改修した外壁部分の見切りに使った「溝型鋼」のジョイントからの汚れがかなりひどい。
■21,23日と新宿のパークタワーで開かれた、「Home-A」の「無料建築家相談」と言うイベントに参加。OZONEに行くお客さんがチョッと立ち寄って、話をしていくといったこともあったが、全般的には宣伝の限界もあり、このような企画はなかなか難しいようだ。今回は「Home-A」のような、建築家と家を建てたいと思っている人を結びつける、といった仕事をしている会社のバックアップと思い参加してみた。ビッグサイトで開催される、「スタイルハウジングEXPO」http://www.g-hexpo.com/にも、27日午前中からチョッと協力予定。まあ、他の展示を見る目的もあるが、このようなイベントがどのような感じなのか見ておくのも良いか、と言うことで。
■22日は大宮区役所で打ち合わせたあと、病院に行き先生と少し相談。以前の病院と違い、とても親切に相談に耳を傾けてもらえるので、それだけでも心強い気がする。それにしても高齢者医療などの切捨ての実情は、かなりひどいものがある。「介護療養型医療施設http://www.akanekai.jp/ryou2.htm」は、医療行為を伴う高齢者にとっては欠くことのできない施設だと思うが、ここ2,3年で廃止されるとのことで、この先一体どうするか、大変重い問題だ・・・。
高齢者だからといって「医療行為を行うのはもったいない」、といった発想があるとしたら恐ろしいことだ。そう遠くない将来「高齢者」の仲間入りをする身にとっては他人事ではない。「お金」をどこに使うべきなのか、政治の貧困もきわまった感じがする。他国の人々の人権も大切だが、何より国内の「高齢者」の人権も大切にしてほしいもの!
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- Published:
- 4.23.08 / 9pm
- Category:
- art
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