とらやのしるし展

[design] とらやのしるし展
虎屋1
虎屋のギャラリーのパンフレット(A4を縦に2枚つないだ形で4枚折りになっている:この画像は左が表表紙、右が裏表紙になる)
虎屋2
開くとこのようになる、右が「鐶虎」、左も有名な虎の絵柄。
虎屋3
さらに開くとA4が2枚縦つなぎになるが、その右半分で、細かな解説がされている。
虎屋4
見開きの左半分
虎屋
通路に面した壁に小さなショーケースがあるが、そこの展示も良く出来ている。今回は「とらやのしるし」とその押菓子。
昨日、久しぶりに東京ミッドタウンに行ったが、ミッドタウンに行くと必ず寄ってみるのが、虎屋のミニギャラリーで、いろいろ面白い企画展が行われている。それに毎回の展覧会のパンフレットが実によく出来ていてそれを見るのも楽しみの一つになっている。
今回は「とらやのしるし展http://www.toraya-group.co.jp/corporate/pdf/20090701.pdfと言うことで、今風に言うところの「ロゴマーク」についての展示。昔から日本には「家紋」と言う「ロゴマーク」のようなものがあるが、洗練されたデザインが数多くみられる。もちろん世界中に昔からそれに似た機能を持つデザインはたくさんあったのだろうが、日本の家紋はひときわシンプルさが際立っているように思える。
「とらやのしるし」も「鐶虎」(かんとら)と言うものが延宝二年(1674年)から使われているようだ(パンフレットの解説によると)。
今回まで気がつかなかったが、虎屋のクリエイティブディレクターとして、店舗やパッケージなどのデザインを監修しているのはグラフィックデザイナーの葛西薫氏(http://theme.naver.jp/%E8%91%9B%E8%A5%BF%E8%96%AB/1256016) http://www.sun-ad.co.jp/だそうだ。
■会場:虎屋(東京ミッドタウン)
■会期:2009年9月2日(水)− 2009年11月9日(月)
■時間:11:00〜21:00(ミッドタウのショップ営業時間による)
■入場無料
[days]ゴーヤ
ゴーヤ
いただいた「ゴーヤ」携帯電話と比べてもかなり大きいスイカのペンギンも一段と小さく見える
■今日は極々々近しい知人の法事が有り、ほぼ1日出かけていた。今まで知らなかったが(非常識?)、仏教の世界では、亡くなってから1年の間は、あの人とも会っておきたかった、こんなこともしておきたかったと、いろいろ現世に思いを残していて、まだまだ仏になれずにいて、その間、お釈迦様なり、観音菩薩なりに、いろいろお話をうかがう期間らしい。現世に残った者は、初七日とか、四十九日とかといろいろ供養を続けて、ようやく一周忌で仏様になるらしい。と言うのは、お経をあげていただいた住職さんのお話。この住職さんはお経を読むのがとても上手で、思わず聞きほれてしまうような美声だ。お経をあげるのは一種のセレモニー的な部分もあるので、その引きつける力はかなり重要だと思う。
いろいろな宗教がこの世界には存在していて、それぞれに信じる宗教なり、あるいは無宗教なりといろいろ有る訳だが、いずれだれもが最後は亡くなる訳で・・・、まあ、その時は、カントのように「これでよし」と言って、ニヤッと笑って終わりにしたいものだ、と常々思ってはいるが、どうなるやら・・・。
■先日、小規模な改修をしているクライアントから、庭で出来たゴーヤをいただいたが、すごく大きいと言うか太い!我が家のゴーヤはなぜか(たぶん肥料不足)いつも小さいが、それに比べると「巨大」だ。


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