雑誌「遠州」連載:日本の名園
[design]有栖川宮記念公園
ここのところ余り展覧会の情報が入らないので、今日は雑誌「遠州」に連載されている「日本の名園」から、今日届いた10月号から「有栖川宮記念公園http://www.geocities.jp/tokyo_saunterer/a032000.htm 」を。
地下鉄日比谷線の広尾駅から4,5分のところにあり、普通は「有栖川公園」と言っていると思う。昔この敷地内に都立日比谷図書館の有栖川分館(?)と言う木造の建物があって、浪人中はそこで勉強(?)していたが、その建物はすでに取り壊されて、第一工房が設計した「都立中央図書館http://www.daiichi-kobo.co.jp/projects/index.php?id=05-01」に代わっている。
雑誌「遠州」から解説の一部を引用させていただく。
東京に公園の数は多いが、旧宮家の名を戴いたものはただ一つ、有栖川宮記念公園あるのみだ。東京メトロ日比谷線の『広尾』駅付近は外国人の行き来も多く華やかだが、そこからほんの僅か離れた場所にあるこの公園は喧騒と隔絶して、静寂そのものである。
江戸時代は浅野家、続いて南部家と大名が住み、明治に入っては有栖川宮邸となった。しかし、大正二年に宮家が絶えたため祭祀を継承された高松宮家は、お使いになる必要がないところから、この土地を公園用地として東京市に寄付されたのであった。昭和九年の話である。・・・
七万平方メートルに近い面積を持つこの公園は、麻布台地の端にあり、北東から東にかけてが高く、南西部が低くなっているが、大名屋敷の時代からその高低差を利用した庭がつくられていた。特に南西隅につくられた池泉は北からの渓流と東からの瀧からの落水を受け、悠然たる表情を見せて、大名庭園のおおらかさを感じさせる。・・・。
六本木ヒルズの哀れな姿になってしまった「毛利庭園」に比べれば雲泥の差だが、それでも実際のところは、写真のような風情は・・・。
明治政府は意図的に江戸の名残を破壊していった、と言われているが、
それでも、このように江戸時代からの庭園がそれなりに残されていることは、素晴らしいことと言えるのではないだろうか。
僅かに残された江戸〜昭和の名残も、「利潤」を目的としたディベロッパーにより次々と破壊されている昨今、少しでも心和む歴史的遺産を残していきたいものだが。
[design]CDジャケット
ラウンジ系CDの「Copenhagen Airport」というCDがある。音楽自体はBGMとして流しておくと結構元気が出るかもしれない。そのジャケットがなかなか面白いので紹介しておく。
ジェネオン エンタテインメント (2002/10/02)
売り上げランキング: 13,551
ジャケットは飛行機だが、曲紹介等のペーパーにはロビーなどの画像があり、デンマークデザインの一部を垣間見ることが出来る。
関連画像⇒http://udf.jugem.cc/?eid=42
[Days]香蔵2005.10.15
■午前中は【PTT-B】の授業用にLEDなど模型照明サンプルのメンテと実習の授業のデータ整理。夕方MUJIで待ち合わせて3人で買い物。帰りに久しぶりに、コーヒー豆の店「香蔵http://www.withmama.info/nakameguro/maincontents/gurume/cgi/gurume/cbbs.cgi?mode=al2&namber=63&rev=&no=0」に寄ってコーヒーを購入。
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- Published:
- 10.15.05 / 8pm
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