細工は流々、、、展

[design]細工は流々、、、展
OZONE1
展覧会DM表
OZONE2
展覧会DM裏
OZONE3
あきがわ木工連のサイトから(上段左から2番目が杉の集成材)
新宿のOZONE6階特設会場で開催中のイベント。東京の多摩の小さな工房、あるいは職人さんの連合体が「あきがわ木工連http://www.mokkouren.com/という名前で活動している。大きな流通機構からあえて外れて、多摩の木材を使って独自のネットワークを生かしながら、道を拓いて行こうとする感じがとても好感が持てる。
OZONEでの展覧会を見たが、腕の良い職人さんが集まっている感じを強く受けた。このような動きを支援することが、良い建物、良い文化を作る基礎になると思える。個人的にすごく使ってみたいと思ったのは、杉の赤身と白太を10丱團奪舛埜鮓澆冒箸鵑製言材の板で、地板や家具に使ってみたい。
OZONEのイベント案内の紹介文を引用しておく。

大都会東京にも、その敷地面積約4割の森林があります。その多くは植林された杉や檜の山々で、植樹から60年が経ち、伐採に適した時期を迎えています。しかし国産材の木材需要は輸入産材に押され、費用のかかる伐採や管理ができずにいるのが現状です。
東京の木:多摩産材を産出する東京の西部、あきる野市の木工職人がこの度、「あきがわ木工連」を立ち上げました。東京の木を東京で使うこと。それは直接わたしたちの暮らす東京の環境を整えること。そして次の世代のために山へと還元することを目標に、つくる、つなぐ、つかうをコンセプトに活動しています。そしてこの度、地域の材料、地域の技術を東京で暮らす人々の暮らしの道具にデザインして届けようと、「細工は流々展」を開催いたします。多摩産材でつくったテーブル、椅子、建具や障子、指物などの木工品を展示します。

■会場:新宿OZONE6F(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/870.html
■会期:2009年10月8日(木)− 2009年10月20日(火)
■時間:10:30〜19:00
■入場無料
*[days] 
椅子とススキ
椅子の背に照明器具と玄関のガラスブロックが写っている、まあ、「月」に「見立て」て・・・。
風船蔓
スタルクの透明のイスに葉脈だけの風船蔓(?)、結構相性が良い!
■一日遅れで[days]を追加。昨日は眠気でダウン、最近どうもそんな感じの日が続いている、気候のせいか、その他の要因か。先日のススキを階段の踊り場に置いてみた、隣にはスタルクのイス、まあ、組み合わせとしては悪くないかも。スタルクのイスは透明なのであまりそこにあっても気にならないが、座ってみると結構しっかりしている。キッズ用だが大人でも何とか座れる、といっても離れなくなる可能性はあるので、玄関で簡単な書類を書く時の「台」として使っている。
*[画像連載] 和蘭近代住宅-9
和蘭19-20
19-20頁 設計:バァンデルス氏(オヴェルヴェーン)
今日も写真は2頁分のみ。解説もなし!それにしても複雑な屋根だ、平面図からは想像できないぐらいのこみ入った形をしている、屋根を覆っている藁を外してみると、結構シンプルで論理的な小屋組みかもしれないが。


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