エコ・コンシャス・デンマーク
[design]エコ・コンシャス・デンマーク
DM:デザインがなかなか格好良い
DM:裏側には展覧会の趣旨など
火災を起こして多くの犠牲者を出したことで有名になってしまった「ヒンデンブルグ号」(1937年カギ十字が)、全長245m
「COP15」で注目されているデンマークでのエコデザインの展覧会(と言ってよいと思うが)。
DMの解説によると今回のイベントの位置づけは以下のようになる(DMの一部を引用)
ことしの12月7日から、デンマークの首都コペンハーゲンでは、
地球温暖化防止の国際会議『COP15(コップ15)』が開催されます(現在開催中)。
これは、ポスト京都議定書、
2013年以降の温室効果ガスの削減合意を目指すコペンハーゲン議定書です。
日本でも、『COP15』を幅広くリアルタイム・サポートしようと、
東京はOZONE、京都は清水寺で、
『[COP15]エコ・コンシャス・デンマーク』イベントを開催することになりました。
http://e-conscious-dk.jp/
と言うことで、地球温暖化防止活動の一環として、「コペンハーゲン・デザイン」が展示されるということのようだ。
中でも注目は(まあ、個人的な見解だが)、鯨の形をした「飛行船」。デザイン的に面白いし、発想が楽しい。展覧会のサイトからその飛行船のスペックを紹介しておく。
“TALENT SHOW”入賞とは言え、この飛行船は単なるアイディアではなく、細部まで綿密に計算構築され、すでに”KNARR (クナール)”プロジェクトとしてスタート
いくつかの企業から打診も入っているとのことです。クナール・プロジェクトの飛行船、そのスペックを少しご紹介しましょう。
約1,000トンの貨物運送容量。約63,000屬防澆詰められた太陽電池からエネルギー源を確保して水素燃料に変換するため、CO2は一切排出しません。
その平均速度は、船やトラックよりも速く、何と時速140.. km。最高速度、時速180.. km。飛行高度、最高3km。
サイズは、360m(L)/200m(W)/90m(H)。8人乗り。
飛行船は、ひとつの現実的なソリューションを提案したのは確かです。
次世代エネルギーとして風車が存在するなら、こうした持続可能な輸送方法はこれからの企業力の歴然な差となって現れるかも知れません。
なお、クナールとは、中世のヴァイキングが使っていた船、貿易船のことです。
http://e-conscious-dk.jp/design/future.php
このような大きな飛行船は、戦前のヒンデンブルグ号などの大型飛行船以来作られていないと思うが、スペックを見ると、かなり有効な輸送手段に思えるがどんなものだろう。
この飛行船以外にも、デンマークデザインの現在を見ることが出来そうな展覧会。
■会場:新宿OZONE(http://www.ozone.co.jp/)
■会期: 2009年12月10日(木)− 2010年1月19日(火)
■時間:10:30〜19:00
■休館日:水曜日
■入場無料※年末年始等の休館などはサイトなどで確認のこと
COP15について、デンマーク大使館のホームページ(http://www.ambtokyo.um.dk/ja/)から以下に引用
COP15とは?
COPは、締約国会議(Conference of Parties)の略です。COPは、国連気候変動枠組条約(UNFCC)を受けて設置された会議で、年に一度、各国の環境に関わる省庁の大臣が集まり、同条約の成果について話し合います。2009年のこの会議は、12月7日から18日までの2週間にわたり、 デンマークの首都コペンハーゲンで行われる予定です。会議の目的は、京都議定書に定めのない2013年以降の地球温暖化対策を決定し、各国の同意を求めることにあります。
デンマーク政府は、できる限り多くの国々が、気候に悪影響を及ぼす、人為的に作り出された温室効果ガスの削減に同意することを目指しています。またデンマーク政府は、環境、生活水準、長期的なエネルギー供給の確保の全てを考慮し、各国政府の同意を得られるよう最善の努力を尽くしています。
京都議定書は、1997年12月に京都市で開かれた第3回気候変動枠組条約締約国会議で採択されました。京都議定書は、温室効果ガス排出量の削減に向けて各国に具体的な取り組みを課した初の国際的な議定書ということで歴史的にも重要であり、今日、世界のCO2排出量を規制する役割を果たしています。もし世界が、京都議定書後の新たな条約を決定したいと願うのであれば、2009年が最後のチャンスです。 人為的に作り出された温室効果ガスによる気候への影響を最小限にとどめ、未来の世代へと受け継ぐためにも、地球規模の気候変動対策が必要なのです。
[days] Peace Gun
GreenPinで壁に飾ってみた(戦車は「リタイヤード・ウエポン」の花の種の袋)
ゴム輪装着時(KOKサイトより)
「Kop」ハンディ・モップ:パソコンなどを掃除する時に使うハンディモップ、コップにストローが入っているような形で置いておける、これでモップを探すこともなくなるはず・・・
http://freedesign.jp/interior/hckop001.php
■先日の「design tide」だったか、「+d」の作品(製品)の案内を見ていくつか気になったものがあり購入。ちょっと時間がかかったが今日届いた。一つは見出しの「Peace Gun」、要するに「輪ゴムピストル」、昔は割りばしを組み合わせてそれぞれ個性的な「輪ゴムピストル」を作って遊んだものだが、今やそれをデザイナーが作品として世に問うという時代になった。贅沢と言えば贅沢だし、子供に「手仕事」的な遊びが激減したと言うことも反映しているかもしれない、あるいは「昔子供だった今の大人たちの玩具」・・・。
デザイナーのコメントは以下の通り。デザイン:浅野 泰弘
昔なつかしい輪ゴム銃を新しいデザインで楽しんでください。
狙いを定めたターゲットへの贈り物としてお使いいただけたら幸いです。
人と人が傷つけ合うことがないような世の中にしたいというメッセージをこめて、トリガーを引くとPEACEの文字が現れるようになっています。
http://www.plus-d.com/jp/product/index.html
[画像連載] 和蘭近代住宅-23
43-44頁 ハース氏設計 (スラウェンハーエ)
今日も写真は2頁分のみ。解説もなし!
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- Published:
- 12.15.09 / 9pm
- Category:
- design
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