夢みる家具展
[家具]夢みる家具展
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銀座のINAXギャラリーでの展覧会。サブタイトルは「森谷延雄の世界」。家具については、現代の作家や欧米の家具作家については若干の知識は有るが、近代日本の家具作家となると、まったくと言ってよいほど知識が無い。まあ、「近代」と言う時代区分自体がかなり曖昧で、ウィキペディアでは、「日本史では、江戸時代を「近世」、戦前を「近代」、戦後を「現代」と見なすことが一般的である。」となっていて、結構分かりやすいが、世界史的な範疇で見ると当然欧米やアジアでは定義が異なるようだ。
歴史は見方によっていかようにでも解釈できる厄介なもので、「定義」を決めるにあたってもその立場の違いで、様々な意見があることはやむを得ない。例えば、唯物史観の立場に立てば「近代」と「現代」を分けること自体かなり難しいことになる。日本の場合、明治維新をブルジュア革命と見れば、明治以降が近代と言うことになるのだろうが、では現代はどう定義するのか・・・。資本主義以降の時代区分は非常に難しいような気もする。
でもまあ、今日のテーマは「夢みる家具」で「時代区分」の話ではない。なぜこのような話になったかと言えば、森谷延雄氏の家具がある建物が、「誠之堂」http://cobaton.at.webry.info/200802/article_8.htmlや「晩香廬」http://maskweb.jp/b_bankouro_1_6.htmlと言った、20世紀初頭の「近代建築」に属するからということになる。
その頃は、「家具デザイン」と言うことよりも「室内装飾」と言う考え方と言えるようだ、マッキントシュの作品集等を見ても、「室内装飾」の中の一部として「家具デザイン」があることは明白だと思う。
いずれにしても、森谷延雄氏のデザインや生き方を知るには展覧会を見るのが、もっとも確実で手っ取り早い。このところ、TOTOに行く機会が多くINAXにはしばらく行っていないし、秋には建築家協会のアーキテクツガーデンの建築交流部会の展示もINAXが会場であるので、近いうちに出かけてみたい。
■会場:INAXギャラリー1 http://www.inax.co.jp/culture/
■会期:2010 年9 月3 日(金)〜11月20日(土)
■時間:10:00−18:00 (日・祝日休館)
■入場無料
[days] 収穫の秋
プランターを庭に置いて育てている。
ブルーベリーは2階のバルコニーで、実はもともと付いているものを購入。
2階のバルコニーで育てている檸檬に虫が一匹ついている。葉っぱを着ているのだが、最初は緑だったのが葉っぱが枯れて茶色になっている。この格好で夜中に移動しているらしく、朝見ると全く違う場所に移動している。もっともこの2,3日動いていないので・・・。
こんな感じ、良く分からない・・・。茶色い部分はレモンの葉を体に巻きつけているもの。チャンと蝶になるか・・・。
■収穫の秋と言うには少し、あるいは、かなり大げさだが、しばらく前に碑文谷のダイエーで買ったブルベリーが、少し実を付けていたので摘み取り、冷凍して食べてみているが、甘くて美味しい。しばらく前に一粒食べてみた時は甘みも何もなく美味しくなかったが、やはり「食べ時」は有るものだ。トマトは大宮からもらったもので、最初の実は見逃してしまったが、先日また赤く実っていたので夕食に、これも美味しかった。問題のレモンはまだ木に生ったまま置いてあるが、黄色くなるのか不明。来年は茱(ぐみ)を植えてみたい、子供の頃、庭に大きなグミの木があって、毎年沢山の実を付け、それを食べるのが楽しみの一つだった。今屋上の緑化は悲惨な状態だが、少し大きめの木を置いてみてはどうかと検討中。屋上の一部は断熱も兼ねて、共同カイテックのスクエアターフhttp://www.ky-tec.co.jp/を設置しているが、手入れをしなかったので土が無くなってきてしまっている、そのメンテも含めて検討中。
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- Published:
- 9.3.10 / 6pm
- Category:
- 家具
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