Fullness in the earth.

逢坂卓郎

[art]逢坂卓郎展 GROUND
Fullness in the earth.●地中に満もの
銀座にある、「ポーラミュージアム・アネックス」http://www.pola-ma.jp/schedule/index.htmlでの展覧会。逢坂卓郎氏と言えば、地球に降り注ぐ「宇宙線」を目に見える形で表現すると言うシリーズを展開していることで知られているアーティスト。1998年に行われた展覧会では、DMが綺麗だったので思わず見に行ってしまったが、なにやら怪しげな地下室に、LEDが並べられたパネルがあり、そのLEDがひっそりと点滅していると言うものだった。勿論、その点滅が感知した「宇宙線」を視覚化したものであることは言うまでもない。誰もいない地下室(だったと思うが)で一人、その点滅するLEDを見ていると不思議な感じがしたことをかすかに記憶している。http://homepage.mac.com/sand_man/osaka/art/art_6.html
逢坂卓郎のホームページ⇒http://homepage.mac.com/sand_man/osaka/
■会場:ポーラ ミュージアム アネックス  中央区銀座1-7-7 
■会期:11月6日〜11月28日
■開催時間:10:00〜19:00(最終日は17:00まで)
今回の展覧会は地中からの「ガンマ線」が相手らしい。「ポーラミュージアム・アネックス」のサイトに逢坂卓郎氏のコメントが載っている。チョット長いが、分かったような分からないような、現代アート特有?の文章のような気もするが・・・。まあ、面白いと言えば面白い・・・。

GROUND――私たちは宇宙から降り注ぐ宇宙線とともに大気や地中、食物などから微量な放射線を常時浴びている。その自然放射線をBack groundと呼ぶ。作品“Ground”は地中から放射されているガンマ線を捉え、光に変換する装置空間である。群発地震 時、地層から放射された電磁波は、太陽風によるオーロラと同様に大気を刺激し発光させる。天と地は過去と言う時間的背景を持つ無数の放射線の発信源である。その狭間にいる私たちにとってGroundはカオスではなく自らの有り様を見据える背景でもある。
              逢坂卓郎

■ポーラミュージアムは、「日建設計」の代表作の一つであろうと思うが、完成直後千石原まで行ったのだが閉館時間に間に合わず、残念ながらまだ見てはいない。アネックスが銀座にあることも最近になって知ったので、こちらもまだ訪れていない。caféも併設されているようなので、この機会に是非行ってみたいと思っている。
[Days]h-project
■久しぶりに手書きでスケッチを描いた。昨年完成したh-projectのバルコニー拡張の相談を受けて、と言うよりクライアントが直接工務店に依頼して、出てきた見積が「あまりに高い」、と言うことでこちらに相談に来たもの。
本来であればまず設計者に、と言うことであろうがあまりそういったことは気にしない(?)クライアントなので、チョット変なことになっているが、まあ、世の中の一般的な現象だと思う。
断面スケッチと簡単に見積の修正をして、クライアントの了解を得たので明後日工務店に相談することになった。
■建築家協会の「登録建築家」の申請を行った。書類はかなり前に出していたが、審査(認定評議会議長は槇文彦氏)が先月あって昨日認定書が送られてきたもの。
建築士会の「専攻建築士」制度と言い、過渡的な制度なのだろうと思うが、とにかく現在の建築士法に規定された「建築士制度」が、おかしなことは間違いないが、それではどのような制度が良いのか、「技術者」でくくれないところが建築家の難しいところ。


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