Frank Lloyd Wright + yamagiwa

FLW

FLW SLDhouse

[design] Frank Lloyd Wright + yamagiwa
先日青山のdriadeに行った時に、フランク・ロイド・ライトの照明の、小さなパンフレットを目にした。A6判の大きさが9枚折り畳まれた形のものでコンパクトだが、おおむね見開き2頁で1アイテムのレイアウト。照明器具とそれが使われた建物のパースや写真、それに簡単な説明が付いている。
照明器具のパンフレットだが、パースや写真が興味をそそる。作品集などでは目にするものだが、それが実際の復刻された照明器具と一緒に写っているので見ていて楽しい。
ライトの照明器具の復刻は、アメリカのライト財団とヤマギワの共同事業と言うことらしいが、パンフレットにはそのあたりの説明もある。ライト財団が世界中の照明器具メーカーの中からyamagiwaを選んだことになっているが、世界中でライトの作品が人気を持っているのは、多分アメリカと日本ぐらいしかないのではないか?ヨーロッパでライトが高く評価されていると言う話は、寡聞にして聞いたことがない。となるとアメリカか日本の照明器具メーカーとなるのだろうが、世界的に名の通った照明カーはやはりヨーロッパが多いのだろうから、ヨーロッパがだめなら技術力のあるyamagiwaに決まるのは妥当なところか・・・。
復刻されているのは、Midway Gardensのスタンド、John Storer h Houseのブラケットとフロアースタンド、Susan Lawrence Dana Houseのペンダント/ブラケット/スタンド(二種類)、Frederick Robie Houseのブラケット(二種類)それにかなり前からあるのではないかと思うが、Taliesinのスタンドが何種類か。
その他に、ライト財団の説明や復刻についての説明が、F・L・ライトの写真などが含まれる、なかなか良く出来たパンフレットだと思う。
フランク・ロイド・ライトのデザイン復刻輸入照明器具⇒http://www.h-l-s.co.jp/f_lloyd.html
パンフレットの一部⇒http://udf.jugem.cc/?day=20051113

[Days]新築祝い
■午前中は特に何もしないうちに過ぎ!(来週の「チャールズ・ムーア」の番組の案内を作成)午後からs-projectの新築祝いに出かけた。自転車で行っても良いのだがKOSTA BODAの器を持っていたので、途中で31に寄る事にして結局バスで行くことにした。
引越しは夏だったのですっかり「生活の気配」が形作られていて、楽しそうに住んでいるようだった。数家族が招待されていて、なんとなく「子ども会」的な雰囲気だったが、まあそんなものだろう。招待客の建築見学がすんでひと段落したところで早々に失礼した。
【PTT-B】明日の授業のための作業。土曜日に提出された図面のチェックを行う。
■麻生外務大臣がTVでおかしなことを言っていた。「命を投げ出した人に敬意を払うのは当然」と言ったような字幕が出ていたので、何のことかと思ったら、先の戦争のことらしい。
「命を投げ出した」って、別に好きで死んだ訳ではなくて、国の都合で徴兵されて死なざるを得なかったのではないだろうか。それに、敬意を払うのに、何故宗教施設でなければならないの・・・?戦死した人は全員神道ではないだろうに。戦争で死んだのは兵隊さんだけではないし・・・女性も赤ん坊も老人もたくさん爆撃などで死んだし、軍隊が逃げ出した後に残された民間人も、中国大陸などでたくさん死んでいる、どうも麻生外務大臣の言っていることは分からない!
ところで、その宗教施設には空襲で焼け死んだ赤ん坊やおばあちゃんは祭られているのだろうか?空襲で逃げ惑った人たちには敬意を払う必要はないのだろうか?大体敬意ってなに?って、のままに利用すると言う意味ではないだろうに!


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