形の中に

*[design] 「形の中に

 

ガラス作家の林久美子氏のMITATEでの展覧会。林久美子氏は主に百貨店での展覧会が多かったように思うが、いわゆるギャラリーでの展覧会は珍しいのではないだろうか。林久美子氏については、その作品が好きなこともあり、たびたびblogで紹介している。

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=810

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=758

http://udf-tokyo.com/weblog/?p=748

最近は、ガラス以外にもデザインの世界を広く展開しているようなので、今回もどのような作品に巡り会えるか楽しみなところだ。「MITATE」のホームページから、紹介文を引用しておく。

「色と柄が大好き」という林さん。
いろいろなものに描きたいという思いから生まれる作品は、繊細な絵柄のガラスの器、衣や袋物などの小作品から、壁画や天井画まで多岐に渡っています。
本展では、ガラス作品としてボールやグラス、照明器具、テキスタイル作品として衣(コート)や袋物のバッグ、そして版画など、約250点をご紹介いたします。
エナメル彩という技法を用いたガラス作品は、ガラス顔料にて手で外側から絵をかき、580~600度で平均3~4回繰り返し焼成しています。一品一品、繊細な筆使いが表現されています。
春の訪れを感じる季節、林久美子さんの明るい色と絵柄の世界をお楽しみください。

■会場:ギャラリーMITATE http://www.mitate.com/

■会期:2012 年2月24日(金)~3月8日(木)

■時間:11:00~19:00 (月曜定休・初日は13:00~)

■入場無料

*[design] 旭川の木仕事

 

旭川と言えば木工が盛んなことで有名だが、家具の製作から生まれた加工用機械や職人さんの「腕」の素晴らしさから生まれた様々な木工品を紹介する展覧会が松屋銀座で開催される。今回はデザインサロントークと言うイベントも開催される。展覧会を担当している川上元美http://designcommittee.jp/member/kawakami_motomi.htmlやD&Dのながおかけんめいhttp://designcommittee.jp/member/nagaoka_kenmei.htmlが旭川の木工の担い手とトークを行う。また、旭川の木工品の販売も行われるとのこと。詳細は⇒http://designcommittee.jp/2012/02/11th12thdesignsalontalk.html

■会場:松屋銀座7階デザインギャラリー1953

■会期:2012 年2月21日(火)~3月19日(月)

■時間:10:00~20:00

■入場無料

*[原発+再生可能エネルギー]  NO NUKES! ALL STAR DEMO 3

今日(20日)、高浜原発3号機が定期点検に入るために停止する。これで日本の原子力発電所の原子炉54基中、稼働しているものは、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市)6号機と北海道電力泊原発(北海道泊村)3号機の2基のみになるが、とりあえず電力不足の話は出ていない。

柏崎刈羽原発は3月26日に、泊原発は4月末にそれぞれ定期点検のために停止する。原発を推進する立場の原子力安全委員会の斑目委員長は、かつて浜岡原発の運転停止の訴訟で中部電力の代弁者として、原発の安全性を主張する立場だったが、ここにきて第1次ストレステストだけでは安全性が保障されるとは言えないと、正しいことを述べている。これに対し、政府は原発の再稼働の判断は政治的に行うと、今まで隠れ蓑としていた原子力安全委員会を放り出したようだ。今までの政府の言い分であれば、専門家の集団である原子力安全委員会が「安全」と言っているのだから「安全」だと言うことなのだから、今回その原子力安全委員会が安全だと保証はできない、と言うのであるから、少なくとも第2次ストレステストが終わるまでは、再稼働は控えるべきだろう。

そもそもストレステスト自体がコンピューター上で条件を入力して結果を得るものであれば、だれもが考えるように、データを恣意的に使用すれば、いくらでも「安全」と言う「結論」を出すことができる(信じられないことだが、アンカーボルトが破壊されても上部構造物に支障はない、と言うことにもなっているようだ:東京新聞記事)、まったく意味のない、再稼働のためのアリバイにすぎないものなのだから・・・。

これから政府や電力会社等は、電力不足や燃料の調達のための電気料金値上げ等、マスコミを動員して国民の「マインドコントロール」に躍起になるのだろうが、原発ゼロでも今年の夏も電力は足りると言うことは明らかになっている。政府の発表は、需要を過大(なんの節電もしていない一昨年の猛暑の需要を採用している)に見積もり、供給は政府が承認している再生可能エネルギー700万KWを外したりして過小に評価している。これを修正すれば原発が動いていなくても、産業は海外に出る必要はないし、ましてや計画停電などあり得ない。

今後、発送電を分離し、全国の電力会社の電気を日本全体で調整し、天然ガスや再生可能エネルギー(水力も含めて)を有効に活用すれば、日本の未来に不安を残す原発を少なくとも停止することができる。後は、原発の技術者を計画的に養成し、廃炉と放射性廃棄物の処理を進めていく、それ以外に国民が安心して未来を見据えることはできない。

東京の石原都知事は、原発住民投票に賛同する都民を、あたかも「サル」扱いしているが、都民の気持ちは31万筆を超える署名となって表れている。署名を受けて条例を作る立場にある都議の反応はかなりひどいものがある、自民党はもちろん公明党も都知事並だし、共産党でさえ賛意を示してはいない。唯一、生活ネットだけが署名活動にも条例の制定にも好意的だ。脱原発活動や集会に唯一積極的な政党は社会民主党だが、なんともかんとも、都議会に議席をもっていない。

前置きが長くなったが、昨年の3.11の震災・原発事故以前から脱原発活動をしている「NO NUKES!http://nonukesmorehearts.org/が2月25日に渋谷で集会とデモを行う。ツイッターデモも今回はこちらに合流するとのこと。

■集合場所:代々木公園けやき並木

■日時:2012年2月25日 集会12:40~ デモ13:40~集会2部14:50~

*[days] 靴

  

画像説明 左から 今回購入した靴・その時入れてくれたエコバック・ビルケンヒュトックのカタログ

■先日、たまたま二子玉川のライズhttp://www.rise.sc/に寄った時、偶然見つけた靴屋さんで好みの靴を見つけて購入。日常使っていた靴がかなりボロボロで買い替え時と思い、いろいろ見ていたが形も履きやすさもちょうどといくつが見つかった。メーカーはビルケンシュトックhttp://www.birkenstockjpn.co.jp/brand/birkenstock.html#products、もともとインソールに特徴がある靴のメーカーで、今での靴とは確かにはき心地が明らかに違う(良いか悪いかはもう少し時間をかけて判断)。形はウイングチップ的であるが、先は丸みを帯びてなんとなく「まったり」しているところが良い。雨で無い日はもっぱらこの革靴。カジュアルな外出は一挙にスニーカー!


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